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スーパーで買えるマグロの種類【まとめ】わかりやすく解説します!

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やっぱりマグロは値段で見るのが一番わかりやすいです! 

一口にまぐろといってもいろんなまぐろがあったり、いろんな部位があったりします。

またマグロのおいしさといっても人それぞれ好みがあったりするので評価するのはなかなか難しいものです。

それぞれを比べても比較になりません。

そこで売っている値段で判断するのが一番客観的な基準となっていいと思います。

ということでマグロの価格でランキングしてみたいと思います。

一応一般的なスーパーマーケットを基準にした方がわかりやすいと思いますのでそれを前提に定番価格で見ていきますね。

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マグロ価格ランキング

いろんなマグロの刺身
左から本まぐろ、バチまぐろ、ビン長まぐろ いずれも解凍

もう一つ確認です。

マグロは部位によっても価値が違います。

しかもチラシ特売や大奉仕価格を設定してあったりお店の思惑でいろんな値段がありえます。

なのでここでは刺身用サク取りと想定して同じ部位で見ていきたいと思います。

では、高い順に見ていきますね。

マグロ価格ランキング

※スーパーで平均的な品質、同じ部位として比較してみた場合です。

第1位  本まぐろ   (クロまぐろ) 

第2位  インドまぐろ (ミナミまぐろ)

第3位  メバチまぐろ (バチまぐろ)

第4位  キハダまぐろ

第5位  びん長まぐろ (だるままぐろ、とんぼ)

これらにはすべて生と冷凍解凍があります。

本マグロ(クロマグロ)

本鮪の一本物
解体前の生本鮪

言わずと知れたまぐろの王様はこの本まぐろです。

おそらく食べるほとんどの人がおいしいと思うでしょう。

そのためお値段の方も最上級クラスになっています。

スーパーで扱う本マグロも生・冷凍解凍があります。

地域にもよりますが常時生マグロを置いてあるところは少ないかもしれません。

売れる店は限られるでしょう。

鮮魚の寿司をやっているところならおく可能性が高いです。

正直小さいお店では処理しきれないんですね。

ここは来店数の多い規模の大きいお店にお任せしましょう。

冷凍解凍の本マグロも安定して人気があります。

若干品質の差あり価格もマチマチです。

冷凍解凍だから安いと期待しそうですがそういうものでもなく値段はそれぞれと考えたほうがいいでしょう。

また外国産・国産で仕入値が違います

国内産が少ない時に外国産が出回ることも多いので売るときの値段はそんなに変わらないようです。

外国産が若干だけ安いと思うくらいにしておきましょう。

スーパーで売るときの売価は、大体次のようにみておけばいいと思います。

赤身  100gあたり780〜1280円

中とろ 100gあたり1,280〜1,800円

大トロ 100gあたり1,800〜2,980円

ただ、ピンキリなのであくまでも目安です。

一般的なスーパーはこのくらいの値段で売りたいと思っています。

※2022年夏以降はインフレ値上げの影響で1.2割ほど売価アップしている状況です。

>>【2022年夏】値上げラッシュが止まらない!これから鮮魚の戦略は? 〜さかなのさ

お店的にいうと生の本鮪は常に鮮度との戦いです。

そんなにバカスカ売れるものでないので時間が経つといわゆる汚れの首輪という感じで色変わりがしてきます。

ちなみに冷凍を解凍したものより生の方が日持ちするというのが一般的な認識です。

詳しくは下の記事で。

>>本まぐろ(生)の消費期限【使い切れない!】〜どのくらいもつ? 〜さかなのさ

最新のトピックはこちら。

>>大間のまぐろ問題の本質を斬る【一刀両断】小売り視点から見たブランド魚の功罪 〜さかなのさ

本マグロギャラリー

インドマグロ

赤色が重いインドマグロの刺身

インドまぐろは別名ミナミまぐろ。

前はスーパーでもよくみましたが最近はあまりみなくなりました。

漁獲枠の関係で漁が少なくなっているようです。

本まぐろより身が濃い赤色をしてます。

柵どりするときに少し厄介なマグロです。

というのもカマの骨が腹の方に食い込んでいるのです。

慣れないと非常にタチにくいです。

昔は本まぐろの代用品的な位置付けでした。

インドマグロの刺身

生もありますが冷凍で流通することが比較的多いです。

定番売価は本まぐろと同じか少し下がるくらいのイメージです。

写真をご覧の通り本マグロよりちょっと重い色をしています。

※2022年冬現在インドマグロはほどんど市場で見なくなりました。

メバチマグロ

バチマグロの刺身

メバチマグロは目が大きのが特徴のまぐろ。赤色が綺麗で比較的廉価で関東の方で人気です。

メバチマグロ通称バチマグロはスーパーの定番的な存在です。

冷凍での流通がほとんどでスーパーなどの定番のまぐろといえばこのメバチまぐろと言っていいでしょう。

ただ2022年夏以降はインフレ値上げの影響で定番マグロをバチから安めのキハダに変えるというお店が続出しています。

バチマグロの切り落とし刺身

定番売価は100gあたり398円が中心。

上品質なものでg 498円で出しているところがあります。

最近はマグロ全体が値上げ傾向なのでもう少し高いかもしれません。

※2022年夏以降はg100円ほど強烈な値上げの波にのみ込まれています。

たまに、このような血栓が入る場合があるのが特徴のマグロです。

いいマグロなんですけどこれが、、、という感じです。

血栓の入ったバチマグロのサクドリ

ここまででるともう商品としては出せません。

店からすると断腸の思いで廃棄するしかありません。

ぶつ切りにして出しても売れないか苦情が来るだけです。

これを避ける方法はないことはないですが結局値段が上がって終わるだけでしょう。

お店の人はチェックしては外していくしかないです。

最近はサクになったもので納品されるのでその時点で外されラッキーと思うかもしれませんが結局値段で調整されていることは気づくべきでしょう。

そんなに商売甘くはありません。

ブロックでもらって血栓が出てきたらどうしようもないので事故と思ってあきらめましょう。

納品先が赤伝切ってくれる場合もあるかもしれませんが得策ではありません。

バチマグロのどうしても避けられない特性なので無理強いはお互いにとってプラスにならないと思います。

だからマグロの扱いは難しいのです。

別なリスクヘッジで対応しましょう。

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キハダマグロ

キハダマグロの寿司(AIマグロ寿司)

腹ビレあたりが黄色いのが特徴。比較的廉価で特売訴求品として重宝される。関西の方ではよく使われる。

冷凍物がよく特売にかかる。関西で生のキハダがよくあがる。

定番売価はやはり100gあたり298円といったところ。ただ特売でg198円やg158円とメチャクチャ安く売っているところもある。

ビンチョウマグロ(ビンナガ)

ビンチョウマグロの刺身用サク取り

びんながといったりびんちょうといったりします。

ツナ缶に使われるまぐろの一つ。

身がピンク色で脂のノリはさほどよくないので安い。

トロビンチョウの刺身

冷凍物は価格訴求品のイメージ。

安いのが取り柄とも言える

春先にあがる生は色目薄い桜色をして季節感がある

味は濃厚というよりはあっさりとしたおいしさが特徴。

もちもちっとした食感とあっさりした甘味がありそれはそれで価値がある。

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最後に

マグロの身のついた骨

まぐろはそれぞれの特徴に応じたおいしさがあります。

それがわかるとよりまぐろがおいしく感じられるようになります。

先にも述べましたが春先の生ビン長はそれはそれで美味しいものですし、キハダにしても濃い赤色をした良質のものもありそれに出会った時の感動は本当にこの上ないものです。

いずれにしても、生のまぐろは美味しいですね。

身近なところで手に入れば即買いですね!

参考記事 魚をさばく主婦にオススメな包丁がこれ!使いやすくて重くない洋包丁「藤寅作」

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〈終わり〉

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属