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今年のGWの魚売場なにを売る?

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みなさん、こんにちは。カリスマ鮮魚アドバイザーのリッキーです。(すいません、ここは笑ってもらわないととっても恥ずかしいです☺️)

今年のGWはやはりバーベキュー商材売ります?

水産、鮮魚部門のみなさんも既にバイヤーや本部の販売計画書が出ていて、ゴールデンウィークの売場の計画も立てて終わっていることだろうと思います。

例年、GWの時期は海鮮バーベキュー提案で海鮮串やイカぽっぽ串、活サザエや殻付きほたて、鉄板焼きセットなどを計画するのだと思います。

今年はどんな感じになりますか?もちろん海鮮バーベキュー売場は縮小ですよね。

今年はちょっと状況が違っていますので例年と同じことをしていると大変なことになりそうなので注意してくだい。

むしろ、小さいローカルスーパーマーケットでは海鮮バーベキュー商品の導入は全くやめた方がいいんじゃないですか!そもそも大手と違ってローカルはバーベキュー商品言うほど売れないですからね。リッキーもいい思いしかことないです。

日販40万円以上の売りのないところでは売場も中途半端だし絶対やめた方がいいです。今年はそう言い切ってもいいです。誰もバーベキューしないですからね。

もちろん若者の一部はカチ構わず海や山に繰り出すのでしょうが、良識ある大人たちはまずそんなことはしません。誰がしますか!こんな状況で。

じゃあ、自宅の庭で…。そんなこともしませんよね。おそらく近所の人から警察へ通報いきますよ。今年は!怖い怖い。

まさしく、巣ごもりG Wということで例年と全く違う状況なのです。

日本自動車博物館(小松市)は往年の名車がずらり。

大手は計画しやすいバーベキュー押してくる?

ところが、大手スーパーや頭の固い人たちは計画計画でいくので今年もある程度バーベキューでいくんでしょうね。去年の実績とか見ていつも通りバーベキュー企画の売りを確保しようとするのです。結果既にチラシも出来上がっていてしっかりバーベキューの枠があるわけです。二ヶ月くらい長いところでは半年前から企画するのでしょうがないところもあります。

そうすると店はギャーと悲鳴をあげながら、いやいや発注せざるを得ない。バイアーの強制配分あると最悪!売れないだろうなと思いつつ売り場を作らざるを得ないのです。

このような状況のお店ありませんか?結構多いような気がします。大きい会社の融通が効かないところです。小回り効かないと言われる所以ですね。

また、今年は市場の連休も5月の最後のほうだけで後は長期の連休はないのでいつもとあまり変わらりません。極端なことをいうと事前発注すらを取らなくてもいけそうな感じです。

GW相場のおもしろさ

さらに、ゴールデンウィークによくあるのが、地物の魚がとれすぎて滅茶苦茶な相場になるパターンです。これが本当によくあるんですよ。みんな出かけるから魚いらないのです。

大手さんも既に冷凍養殖物で計画済で発注も終わっているのでたとえ欲しくても買えません。

我々のような地元の生魚を得意にしていて柔軟に対応しているお店はその点ありがたいということになります。ビックリするような安い値段になるんですよ。GWでも地魚それなりに売れますから。

ローカルの我々はどうすればいい?

例年は確かにGWに生魚食べるのかいるのかということもありますが今年は別です!みんな家にいるのですから!需要は大きいそうです。

天気も良さそうですね。地物の魚の期待ができそうです。

今年は決め打ちしてこれを売るというのではなく、淡々といつものに平日のよう売り場を作って、たくさん水揚げのあった地元の魚をしっかり売っていた方が良のではないでしょうか?いつも通りでいけますよ。

毎年市場の連休も長く魚なくてGWの売場をどうしようかと頭を悩ませていますが今年に限ってはそんな心配なさそうです。

ここでもまた地方の小さい魚屋・スーパーマーケットが大手スーパーマーケットに勝てるチャンスが見えましたね。

いつも言っている通り、魚屋は自然のものを相手にしているんだから計画ガチガチに考えてはダメです。柔軟に変化球に対応できるスキルを身につけることが大事です。仕入れをする人ならなおさら。

柔よく剛を制す

昔の人はとっても痺れる言葉作ってくれました。いい言葉ですね!

とにかく勝てる水産売場は魚を回してくださいね。今年のGWは相場も下がりそうだし、チャンスです!BBQ売ってる場合じゃないですよ!



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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属