最近退職代行を使ってやめる人が増えてきました。
若者を中心にこの退職代行を使ってやめたという話をよく耳にします。
スーパーでもそんな話がチラホラ耳に入ってきます。
それだけ退職代行も身近な存在になってきているのかもしれません。
昭和世代の我々からするとちょっとあり得ないという話なようにも思います。
ちゃんと本人が出てきて辞める理由とこれからどうするのか説明するべきじゃないと思ったりもします。
しかしながらよくよく聞いてみると退職代行を使うの無理はないかなという事例もあるようです。
最近では慢性的な人員不足の業種も多くやめるにやめれないという状況も拍車をかけているのだと思います。
今回はもう今の仕事を継続するのがもう無理、しかも会社とは打ち合わせすらせずに辞めたいという人にオススメの退職代行会社を5社紹介したいと思います。
合わせて、社会勉強の意味を兼ねてこの退職代行がどんな仕組みなのか、代行会社を使うとどんなマイナス点があるのかも見ていきたいと思います。
そして最後の方で魚屋でこの退職代行を使って辞めるのはどうかについても考察してみたいと思います。
最後までご覧いただければあなたが今直面しているわずらわしい悩みをスッキリ解決してくれるはずなのでしばしお付き合いください。
目次
退職代行は本人にかわって退職の連絡をしてくれるサービス
退職代行の基本的な内容としては、
退職代行は本人にかわって退職の手続きの一部を代行してくれるサービス
です。
退職したいときに一番いやな思いをする会社への退職報告を代行してくれます。
一番のメリットは本人が一切辞める会社と関わらずにやめれるという点です。
具体的には次のような内容になります。
- 即日対応
- 24時間対応
- 会社や上司への連絡不要
- 確実に退職
- 代理人の交渉も可能
本人が代行会社と直接契約する形です。
電話でも可能ですが最近はオンラインでされる方も増えています。
LINEでできるところも増えているのでより使いやすくなっています。
退職代行の注意点
そもそも退職代行は法律的に問題はないでしょうか?
というのも退職は契約解除という法律行為であり、基本的に弁護士でないと本人以外はできないからです。(弁護士法72条)
代行会社がどんな会社かによってできる範囲が違ってきます。
なので、退職代行会社がどんな立場かが重要になります。
弁護士がやっているかとか、労働組合という形だとどこまでできるのか、民間会社だとなにができるのかなどポイントをしっかり押さえる必要があります。
いい加減な会社だと退職代行自体を否認される可能性もあるのでできるだけしっかりしたところを選ぶのが重要です。
ここは後ほど詳しく見ていきましょう。
こんな人が退職代行を利用する
どんな場合にこの退職代行サービスを使うのでしょうか?
退職を申請することでこのような不安や恐怖を持つ人に利用されています。
退職代行を使った方がいい場合
退職代行を使うのはどうかという声もよく耳にしますが、話を聞いてみると退職代行を使うのも無理はないという事例もたくさんありました。
退職代行会社などの第三者を使った方がいい場合です。
私が直近で聞いたのが次の2つの場合です。
【事例その1】
とある焼き肉チェーン店で店長から人手不足を理由にハードワークを求められ、授業も出れず留年もし生活のほぼ全てを仕事に捧げるような状態になって耐えきれず止めたいという場合。
その店長がバリバリのヤンチャ威圧的で退職を言い出せる状況でないということでした。
チェーン店なのに本部が支店を管理しきれていないのかはわかりませんが組織的に問題があったのかもしれません。
辞めたくても家にまで押し掛ける始末で結局退職代行会社を使って辞めることになりました。
その後は特に連絡もなく無事に辞められた事例です。
【事例その2】
スーパーのある部門で突然のチーフの退職により、残された一人前に成り切っていない担当者が業務の大部分を担わなくてはいけなくなった場合
別に無理強いではないにしても半強制的な感じで現場をまかされる場合でした。
もちろん全体を見る責任があるはずなく結果的に本人の責任感を会社が利用するという形でした。
会社は今しばらく頼むとか人を入れるからとか言ってその場をしのごうとしたわけです。
突発的な出来事とはいえ、自分しかいなくどうにもならない状況ということで大きな負担を強いられる状況でした。
これはほかの飲食店や小売店でも起こりうる事例といえます。
いずれも会社や組織が担当者に過剰な負担の大きい業務を強いるような形になりました。
慣れているなら力技でその場をなんとか回すこともできたかもしれませんが本人自体も入って間もないという時でしたのでその恐怖感は並大抵ではなかったと思います。
結果的に自分ではどうにもならず辞めざるを得ないということになりました。
その会社も連絡取ろうとしましたが直接連絡取れないまま退職の運びとなりました。
退職代行を使うのも悪いことではない
このように本人に非がないのに無理な仕事を強いるような会社はまずやめるべきだと思います。
これからのことを考えても良い方にいかないなら自分のためにもやめるべきです。
で、その辞めることを第三者に手伝ってもらうことあってもいいと思います。
本人が萎縮して何もできないこともありますから。
それを続けていたら状況がどんどん悪くなるようなら他の人の力を借りてでもやめるべきです。
そしてその手伝ってもらうのが退職代行会社というのもアリだと思います。
他に頼る人がいない場合もありますから。
仮に頼る人がいたとしても頼んだあとややこしくなることもあり得るわけですからかえって第三者の方が良かったりします。
頼んだ人に迷惑かかる場合もあります。
そうすると精神的にきついですよね。
むしろ会社にお金を払って解決してくれるところ頼った方が後腐れなくていいと考えるのも当然だと思います。
専門に対応してくれる退職代行会社に頼ればいいわけです。
では退職代行会社にはどんなところがあるのでしょうか?
退職代行会社の3つのタイプ
今ほど説明したように退職代行会社には3つのタイプがあります。
それぞれの特徴によりできる範囲が変わります。
弁護士法人
弁護士が法人を作り退職代行をする場合です。
そもそも弁護士に頼むと料金が決まっていたり、営業できる時間も制限あったりします。
弁護士の世界は決め決めなのです。
こういった需要に応えられないということになります。
それで弁護士法人という形をとるのです。
これにより値段も安くでき受付時間も長くできたりいろんな営業活動が可能になるというわけです。
といってもやはりそれなりの金額になるので高めの費用がかかります。
労働組合法人
労働組合は団体交渉権があります。
その範囲で組合員の待遇や労働条件などについて会社と交渉できるということです。
それ以外の法律行為についてはできないです。
例えば給与未払いや残業問題あるようなら範囲外になるので別途弁護士に頼む必要があります。
民間会社
そうすると民間会社は何もできないんじゃないかということですがとにかく「辞めること」を代わりに会社に伝えることができます。
本人に代わって言えないことを伝えるという事実行為に限定されるわけです。
なので料金も比較的安めに設定されています。
大きなトラブルもなくあまり費用もないけどとにかく今すぐ辞めたい、辞めなければいけないという人には役に立つ存在になるのかなと思います。
退職代行会社
小さいところを含めると退職代行会社は20社ほどあります。
先ほど言いましたがまずはできるだけ大手でメジャーなところを選ぶのがオススメです。
特に有名なのが次の5社です。
LINEで手軽に手続きできるところに絞りました。
後ほど詳しくみます。
退職代行と本人の関与
退職代行を使った時は本人は一切関与しなくていいのでしょうか?
多くのところが本人の関与を不要としています。
ただここについては退職代行業者にその会社へ強制力があるわけではないのでこれに拘束されないことが往々にしてあるようです。
本人の関与不要も100%ではない場合があるようです。
退職代行会社の特徴、被退職会社の対応によってことなるようです。
退職代行の料金
肝心の退職代行費用はいくらするのでしょうか?
退職代行の費用は安いところで2万円くらいから、高いところで5万円超えるくらいです。
弁護士がやるところは比較的高くなっています。
とはいえ給与未払い、残業問題が絡むようなら弁護士に頼む方がいいでしょう。
労働組合のところは別途組合費が必要になるところもあります。
詳しくは個別の公式サイトをご覧ください。
どの会社を使ったらいいかについてはご自身の懐具合と状況の深刻さで判断する形になると思います。
退職代行のデメリット、リスク
退職代行を使うことで受けるリスクは次のとおりです。
- 必ずしも退職できるわけでない場合がある
- 当該担当と会社の関係がさらに悪くなる可能性もある
- 別途費用がかかる場合がある。
結局後で会社の人と顔を合すことになるなら代行を頼んだ意味がないということです。
その意味でちゃんとした会社を選ばないといけませんし、事前の打ち合わせも納得するまでしないといけないということになります。
退職代行のメリット
結局退職代行頼むメリットは低料金で、素早く、24時間対応で直ぐに辞めれるというところにあります。
簡単な手続きで今働いている職場の人と話しをしたり顔あわせずに辞めれるという点が一番のメリットてす。
とにかく今すぐ辞めたいという人に便利な救済サービスといえます。
給料未払いそれ以外の事情が絡む場合はやっぱりお金かかっても一般お法律事務所等に相談された方がいいでしょう。
スーパーの鮮魚担当者の退職代行
スーパーの鮮魚で働いている人がこの退職代行を使うのはどうでしょうか?
止むに止まれぬ状況であれば退職代行に依頼するのもありだと思います。
魚屋の慢性的な人手不足などを考えるとやむを得ない手段といえるでしょう。
残された人たちの負担を考えるとなかなか切り出せないものです。
いろいろ指導してくれたり、やさしく声をかけてくれたりしたこと本当に感謝しているんだと思います。
ただ、
もう無理!もう限界で自分の力ではどうしょうもない
こんな状況になっている場合であればこの退職代行を使うのもありだと思います。
なにもしてくれない会社とは話し合いもしたくないということです。
一緒に働いている人には悪いけどこんな会社にはもういたくないということもあるわけです。
そんなときにこの退職代行会社を頼ればいいのです。
そもそもあなたの人生は自分で決めるべきですから。
逆に退職代行を使われた会社の受け止め、想い(具体的な事例)
もし退職代行が成功した場合、お店はどういうふうに受け取るのでしょう。
実際に退職代行を利用されたことのある会社側からすると、
とても残念な気持ちにになります。ずっと一緒にやってきたなら何かあったら声をかけてほしいと思うのです。可能であれば自分から連絡をとって直接申し出てほしい気持ちはあります。
ということです。
「...。」
そう言われると返す言葉がないかもしれません。
思うに会社の個々の人たちはいい人ばかりなんだと思います。
しかしながら会社組織、仕組みに問題があるから退職代行を使わざるを得ないわけです。
会社の決まりなのでどうにもならないといわれたらこうするしか手段がないのです。
そうしないと自分ばかりが犠牲の負担をしなければならなくなってしまいます。
結論:退職代行を使うのはありか?
この点については私は、退職代行を使うのもアリだと思います。
先に述べたように自分自身の負担が大きすぎて解決しないようならやむを得ないからです。
相手が威圧的な場合は特に自分の身を守る必要があります。面と向かえばなにを言われるかわかりません。
先程の事例のように家にまで押しかけてくる可能性もあります。
神経もズタボロになってしまいます。
辞めたくてもやめれない状況がこのまま続くのは良くないでしょう。
自分の人生は自分で守るしかないのです。
自分をそこから早く解放することを優先すべきです。
そのような状況なら退職代行の力を使って解決する方がいいということです。
実際、退職代行会社も専門家なのでいろんな手段を持っています。
あなたにとってプラスになる面を利用すればいいだけです。
そのためにもあなたが今すべきは代行会社の特徴をしっかり理解して知ることです。
退職代行会社 主要5社の特徴
それでは各社見ていきましょう。
比較的利用者の多い5社です。
LINE相談可能など今の時代についていけているところに絞りました。
会社名をクリックすると公式サイトが開けるので覗いてみてください。
簡単にポイントを抜粋して書いておきますがそれぞれ細かいところで違いがあるので必ず公式サイトの内容を確認してください。
それぞれ詳しい中身を見てみましょう。
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【連絡後の手続き】
退職届の郵送
【退職】
退職完了
退職代行についてのQ&A
まとめ
これからこの退職代行を使う人が増えてくると思います。
やめると言い出す時のあのつらさ、さみしさは言葉に表現できないくらい辛いものです。
いろいろ世話になった人もいたりすると尚更でしょう。
ただどうしてもうまくいかない状況なら、自分自身ではどうにもできない状況なら、退職代行を活用するのも一つの手だと思います。
頼れる人がいるならその人を頼ればいいですがいないなら専門の業者にお願いすべきです。
悶々と人間関係を悩んだり職場の心配をして過ごすくらいならお金を払ってスパッとやめた方がすぐに問題解決になるはずです!
一瞬だけドライな気持ちになってもその後気持ちが楽になるならそれはそれでよしとすべきではないですか。
時代的にも決して不思議なことではないです。
会社もそういう会社なのだから止むを得ないと考えましょう!
あなたはまだまだやるべきことがあるはずです。
そんな泥沼にハマってないで一刻も早く新しい道を切り拓くべきです。
>><終わり>