みなさん、いかがお過ごしですか?
この水産業界に入って20年ほどになる私には人生の大恩人かつ魚の大師匠の西村弘先生という方がおられます。
西村先生は東京代々木に水産コンサルタント事務所を構え、1950年代ごろから日本の水産業界の礎を築いてこられたまさにレジェンド的な存在です。中央化学の西村トレーで有名ですね。

現在この業界にもたくさんの水産コンサルタントがいろいろ活躍暗躍されています。○○出身とかいろんな肩書を持つコンサルタントも多く今はなき商業界専属の方などいろんな専門知識を持って指導されているようです。
しかしながら、そのほとんどはどちらかというとコンサルタント業的な方が多いようです。わかりやすくいうと机上の空論とまでは言いませんが実践実務を経験された方は非常に少なく、人付き合いすなわち処世術あとは話し方が上手な方が多いように思われます。
それに対して西村先生は食の楽しさ感動というテーマを主眼に実践的なコンサルティング活動を得意とされるコンサルタントです。
基本を大事にされる先生で掃除をしない2代目ご子息に掃除するまで指導しなかったらそのご子息は父親の社長に何もしない先生と言いつけ首にすると言われても先生は顔色一つ変えなかったという逸話は今でも伝説として残ってます。
自分の保身より魚屋として何が優先すべきかを大事にされる先生です。
実際に西村先生のお刺身技術はため息出るほど手際良く繊細にして美しいお刺身を作られます。そしてその技術を現場で教えてくれる数少ない技術をお持ちのコンサルタントです。
机上の空論とデータ分析だけのトーク優先型コンサルタントとは一線を画します。
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第一線の包丁技術をお持ちで実践できる水産コンサルタントは西村先生以外にはいないと思います。

それも既に50年以上のキャリアでありながら現役バリバリで変化の早いこの業界のさらに最先端を走られているところがまたすごいところです。
この「さかなのさ.com」もその西村先生に監修をお願いしながら続けさせていただいています。

先日包丁の研ぎ方の記事を書かせていただきました。
覚えている方もいらっしゃるかと思います。
その際、包丁の部位の名称について、リッキーの手作りの図で矢印をつけて解説した図がありました。
その解説図に西村先生から即刻ダメ出しが出てしまいました。
すみません。私としては普通の主婦に分かりやすければよいと思って紹介しましたが、やはりプロの方もみられることがあるということで正確を記すために別途記事作ることにしました。
それとともに西村先生はリッキー君これを使いなさいと一枚の資料をくださいました。
これを見れば包丁の名称だけでなく使い方までわかってしまうというとてもすぐれた解説図でした。
見ると今まで見たことのないような包丁についての詳しい内容が書いてありました。
詳細については次の記事でご覧ください。
↓ ↓ ↓
魚をさばく人必見!包丁の基本を知ってるか? 〜note
<終わり>
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