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ナイルパーチ かつては沖スズキと呼ばれた外国産の人気切身魚 【代用魚の代表格】

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久しぶりに市場でナイルパーチのフィレを見たので投稿します。

かつて安い頃はよく使われたこのナイルパーチ今はそこそこいいお値段になっているようです。

金沢名物焼魚色付けや漬魚の切り身として加工業者を中心に頻繁に使われていたものです。

当時はナイルパーチではなくスズキまたは沖スズキなどという名前で売られていました。

>>沖のつく魚【水産流通業界の闇⁇】沖ブリ、沖サワラ、沖アンコウ

ウロコをとった体表がスズキによく似ているんですね。

いわゆる代用魚です。

リッキー

当時白スズキともいわれていました。

水産業界の闇の一部として紹介しました。

外国産の魚の名前を馴染み深い魚の名前で呼ぶ習慣。

やっぱりナイルパーチよりスズキの方が売りやすいんですね。

今ではあり得ないことですが当時は逆にそれが当たり前だったのです。

今回そのナイルパーチのこと詳しく見てみましょう。

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ナイルパーチの基本情報

分類 スズキ目アカメ科アカメ属                
名称ナイルパーチ
別名・地方名ナイルアカメ
スズキ×、白スズキ×
英語名Nile perch
学名Lates niloticus(Linnaeus,1758)
分布アフリカ熱帯域の淡水魚 汽水域、湖などにも生息
主な漁法釣り
備考・大型魚
・食用として世界的に需要が高い
・2003年JAS法改正以降はスズキ、白スズキとして販売できなくなった
・加工、外食は↑この限りにあらず

ナイルパーチはどんな魚?

ナイルパーチ

大型で比較的肉厚、しかもクセがないということで食用として需要が多い。

今でもレストランや給食はある。

ただ、最近値段が高騰しているので使いにくくなっている。

安いから使っていたという人が多かった。

ウロコを引いた皮目はなんとなくスズキに似ているといえば似ている。

おいしい食べ方は?

ナイルパーチ

普通にバター焼きでおいしいです。

焼くとさらにスズキに似てくるような気がします。

リッキー

スズキ目というのはほとんど魚スズキ目なのでコレに限ったものでないと思います。

金沢では焼魚に醤油ベースの餡をかけた色付けという郷土料理が食べられます。

その種類の一つにスズキ色付けというものがあったのですが、それがこのナイルパーチです。

今はもうまったく売場で見なくなりましたね。

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どうやって買う?

買うとなると100gあたり198円くらいになるのでそこそこいい値段になります。

切身の厚切りで大体100gといったところでしょう。

普通の切身でも一切れ150円くらいになると思います

そもそも切身でそのまま置いてあるところは少ないように思います。

冷凍コーナーの切身で置いてある店があるかもしれません。

特定外来生物

日本にいるナイルパーチは特定外来生物に指定されているのでペットとして飼育できません。

生きた姿はどんななのか気になるところです。

チャンスがあれば画像入手したいです。

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最後に

なんでもかんでも高くなりました。

このナイルパーチやすいから使うという人にとってはなかなか使い難くなったと思います。

おいしい魚ではあるので有効利用したいです。

参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/ナイルパーチ

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属