珍しいものが市場に並んでいました!
「ぼたのり」です。
能登の外浦の岩礁でとれる天然の岩のり。
冬になると毎年必ずこのぼたのりが金沢の市場に並びます。
毎年見かけたらこのぼたのりを仕入れることにしています。
今回は「ぼたのり」についてサラッとみてみましょう!
金沢では馴染みがない海藻

年末から年明けにかけて、市場に並ぶと必ず買うことにしています。
パッと見、黒いまん丸のものなので、何かわからないかもしれません。
私も最初、タワシ見たいのが売ってるなあと思ったくらいですから。
いえいえ、歴とした岩のりです。
能登の岩のりは形が変わっていてぼたもちみたいに丸くなっています。
おそらく手で丸めてあるのだと思います。
海藻みたいなのが丸まっているのでまさにタワシのように見えるわけです。
こうやってみると小さく見えますが、ほぐすと結構使いごたえあります。
ギュッと絞ってあるんですね。
ぼたのりの食べ方
お吸い物や酢の物にしたらおいしいということです。
地元では貝を焼くときに一緒に入れたりするようです。
香りもよさそうですね。
生のままでも食べれるようですが細かいゴミも混ざったりするかもしれないので加熱したほうが良さそうです。
ただ残念ながら金沢では知らない人も多いかもしれません。
珠洲ではお正月に欠かせない食材
ご当地珠洲や志賀町では年末年始のお雑煮にこのぼたのりは欠かせない食材とのことです。
磯かおりもして美味しいお雑煮ができそうですね。
ホタテ焼きに添えたりすることもあるようです。
手に入る場所
時期になると地元のスーパーや市場風店舗などで販売しています。
一個ずつトレイに入れられて販売されます。
「ぼたのり」という名称でなく、岩のりと表示されてるかもしれません。
珠洲食祭まるかじりトイイベントでも提供されるようです。
価格
ぼたのりの値段も年々高くなっているようです。
今回のものはそれぞれパックに詰めて580円(税抜き)で販売することにしました。
やはり最初が高くて、後から少し値段が下がっていくようです。
まとめ
ぼたのりは滑りやすい岩礁地で手で摘んでとるとのことです。
時期的にいうと命懸けですね。
滑って海の中に入ったら一巻の終わりという感じ。
季節の味、能登の味をしっかり味わいたいですね。
<終わり>
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