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岩もずく(イワモズク、イシモズク)【希少海藻】普通のもずくと何が違うの?

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生の岩もずく

みなさんはもずくにも種類があるのご存知でしたか?

もずくは大きく分けて、細もずく、太もずく、岩もずくの3種類に分かれます。

通常みなさんが普通に食べているもずくは太もずくです。

沖縄産のものが多いと思います。

もずくの約90%近くがこの太もずくといわれています。

暖かい海でたくさんとれるので特売品や目玉商品で使われます。

また、髪の毛のように細くてぬめりが多いのが細もずくです。

糸もずくという言い方もします。

以上の2つは主に沖縄などの暖かい海で採れるもずくです。

それに対して日本海の海底の浅い岩場で採れるもずくが岩もずくです。

絹もずくともいいます。

シャキシャキ感が強く歯応えが心地よいのが特徴です。

磯香りもしっかり感じられます。

今回生の岩もずくを食べて見る機会があったので紹介します。

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岩もずくの基本情報

分類 ナガマツモ目ナガマツモ科イシモズク属                
名称イシモズク
別名・地方名岩もずく、イワモズク、
英語名
学名Sphaerotrichia firma(E,Geep)Zinova
分布海水生、浅い岩礁、岩場
備考・あまりたくさんとれない
・非常においしい

岩もずくはどんな海藻?

春から夏にかけて採れる海藻です。夏のイメージが強いもずくです。

細くしっかりしていてシャキシャキ感が心地よいもずくです。

で、ぬめりが少ないのも特徴です。

昔、佐渡の岩もずく酢を食べたことがあって、本当においしいもずくだなと感動した記憶があります。

なんか普通のモズクと違うんですね

結局、暖かい海でとれるのか冷たい海でとれるのかの違いです。

沖縄の太もずくも美味しいけどどちらかというともっちいとしていますがこの岩もずくはパリッというかシャキッというが食感がすごくいいのです。

そう、博多ラーメンのバリカタみたいな感じですか!

味付けは三杯酢なのでちょっとイメージが違うかな。でも食感はそんな感じです。

料理屋さんでメニュー見たら絶対頼むようにしています。

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岩もずくのおいしさ

もずくは食物繊維が多くビタミン、ミネラルを豊富に含んだ自然食品です。

特にあの「ぬめり」の元になるフコイダンの含有量1位はもずくです。

リッキー

日本海の冷たい海水で育つのでシャキシャキ感が違います!

シャキシャキした食感と磯の香りが豊かに口いっぱいに広がります。

今回は生の岩もずくをなにも味付けせず、つまんで食べてみました。

磯香りはそれほど強く感じませんでしたがシャキシャキ感と歯応えは確かにありました。

口の中で噛んでいると最後に海藻独特の苦味がありました。

生だからでしょうか?

普通は三杯酢などで味付けするのでこの苦味は気づかないとおもいます。

でもイヤな苦味ではないので特に問題はないとおもいます。

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どうやって買う?

生の岩もずくは普通のスーパーには並ばないかもしれません。

市場風店舗とか魚専門店、地元の魚が売れている店などでたまに置いてあったりするくらいではないでしょうか?

値段は普通のもずくの倍くらいの値段になるかもしれません。

それだけの価値は十分あるとおもいます。

見つけたらぜひ購入してみてください。

ネットなんかだと、塩し岩もずくや冷凍したものが販売されているようです。

生タイプこれがオススメかな。

塩蔵品はこんな感じものがあります。

味がついたものはすぐ食べれて便利ですね。

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最後に

この岩もずくの美味しさを知ってしまうとやみつきになってしまいますよ。

普通のもずくが柔らかいイメージなのに対して岩もずくは細い針金のようなシャキシャキ感が特徴です。

歯触りが違うんですね。

なかなか希少なもずくです。

夏場にサッパリ食べれるシャキシャキの岩もずくチャンスあったらぜひご堪能くださいね!

参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属