本当に嫌になります。
スルメイカが高すぎる!
令和になってからスルメイカの売価を250円以下で売ったことがないような気がします。
スルメイカはそもそも大衆魚の代表格みたいなものだったはず。
漁師でも学者でもない私がその理由をわかるはずもないですがとにかくスルメイカが高いのです。
目次
スルメイカが88円で売れた時代があった
私も25年ほど魚屋をやっていますが入ったばかりの頃はスルメイカは大変安かったと思います。
大量に入荷し処分をしきれず88円で売ったことありました。
それでも損はしてなかったと思います。
それだけスルメイカというものは安いものだったということです。
5ハイ入れて1パック398円で売ってたりもしたはずです。
それがどうして1パイ298円ほどの値段がつくことになったのでしょう。
当時は刺身用でも売っていた。
また、当時はスルメイカも刺身用として売っていたわけです。
対面調理では刺身にしたいと言われて皮を剥いていたこともありました。
一応当時からアニサキスの存在は危険視されてはいました。
対策として皮を剥いたイカを光に当てて透かしてみるということをしていました。
これは今でも通用するやり方だと思っていますが非常に原始的なものですね。
確かに光に当てて透かす見ると楕円形の曇ったところいわゆるアニサキスの巣が見えました。
いずれにしても刺身用で売れなくなったことでスルメイカ人気も翳りを見せていったように思います。
スルメイカはイカの中でも一番人気
なんと言ってもスルメイカはイカの中でも一番人気です。
煮付けにしても、焼いても、刺身で食べてもおいしいからです。
フライ、唐揚げ、塩辛にしてもおいしいのです。
個人的には火を通した方が甘味が出ておいしいと思うのですがいずれにしてもイカの中でも絶大な人気を誇っていました。
それも安いからというのが一番の要因なんだと思います。
それがそこそこ高級魚なみの値段になってしまっては喜び、購入意欲もも半減するわけです。
スルメイカが高くなった原因
スルメイカが高くなった要因としては、イカが獲れないからというのが定説といえます。
需要と供給の関係でどうしても価格が高騰するのです。
それでも最初のうちは高くても198円程度だったと思います。
普通の定番価格でも平均すると158円が普通だったはずです。
それが今となっては298円前後するわけです。
イカが獲れないことには我々小売りの立場からはやりにくいとしか言いようがありません。
スルメイカは安くなるのか?
では今後スルメイカは安くなる可能性はあるのでしょうか?
結論から言うとわからないというのが本音です。
ただ、魚のというのは周期的に増減を繰り返すものです。
なのである年に急に漁獲量が増えるということはあったりします。
以前のハタハタやイワシのように増えたり減ったりを繰り返すのだと思います。
今後スルメイカがたくさん獲れて相場も下がるということもありうるんじゃないかと思っています。
スルメイカの旬
ちなみにスルメイカの旬はいつなのでしょうか?
スルメイカは一年でその生涯を閉じます。
春に生まれて、小さいスルメイカが徐々に大きくなっていきます。
なので春先から夏にかけてが最盛期=旬と言えるでしょう。
まとめ
スルメイカは焼いても煮ても揚げてもおいいしい魚です。
ぜひたくさん獲れることを祈るばかりです。
これが増えて安くならないと日本の経済が回らなくなるというくらい大事な魚介類といえるでしょう。
<終わり>
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