![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2023/03/FF7DBD85-F3FA-415B-99CC-EB50124CF3F1.jpeg)
今の時代、魚屋小売店=魚屋の時代は終わったんでしょうか。
一昔前なら当たり前のようにあった商店街の魚屋さん、近所の鮮魚店。
今は見る影もないという状況。市場でも町の魚屋さんがセリに参加するということはごくわずかです。
また、規制緩和の流れの中で小売店舗法が廃止されました。
法律で出店を制限するより出店を促進して小売店を競争させる方が消費者にとってはメリットがあるという考え方が強くなったのでしょう。
それはそれで時代の流れにあった考え方だと思います。
しかし結果は資本力のあるところばかりが恩恵を受けるという形になりました。
イオン、7&Iなどは店舗を増やしますます勢いを増し、逆に商店街の空洞化をまねくことになったようです。
そして魚屋も一気にその数を減らしていきました。
そのこと自体の評価はしてみようもないけれど、少なくとも魚好きの私たちにとっては非常に不都合極まりない結果となってしまったことは疑いがないと思います。
活躍している魚屋さんがあるという!千葉へ
でもそんな中で努力している鮮魚店もあるとのこと。
今日そんな鮮魚店を実際にこの目で見てその勢いというかパワーに圧倒されたので報告させていただきます。
![千葉駅のホームの案内板](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/石毛魚類ブログ13.jpg)
王子駅から京浜東北線で秋葉原へでて、総武線に乗り換え千葉駅まで。
1人で電車に乗っていきました。
![石毛魚類の店頭の様子](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa254DFCFFB-4DFF-4CBF-AFFC-A84A0576952E_4_5005_c.jpg)
そのお店は千葉市内にあるとのこと。
実は千葉在住のブロ友「風さん」や「遊亀堂さん」に前々からその噂はきいていました。
この話を聞いて常々伺ってみたいとおもってました。
それが今日丁度タイミングよく「風さん」「遊亀堂さん」のご両者ともスケジュールがあい、馳せ参じることになりました。
エイヤッ!って。
石毛魚類 千城台店
行ってみてビックリ!これは!!!
![石毛魚類の外観](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa29623D979-5DE9-422F-8296-F6661C1DD46E_4_5005_c.jpg)
石毛魚類 千城台店
043-237-0723
千葉市若葉区千城台西2-13-1
![石毛魚類の店頭の様子](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa2BF0DA24C-4843-4901-8BDA-A6B95316B933_4_5005_c.jpg)
観光地でない普通の鮮魚店。
フリースタンディング。純粋の魚屋です。
お客さんごった返してました。
値段もとっても買いやすい!
写真380円の真がれいとてつもなく大きいサイズ!普通倍はする品。
まさに飛ぶように魚が売れる店 手書き POP妙!
なんといっても売れる売れる回転してるので鮮度感抜群!
![賑やかな石毛魚類店頭の様子](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa2E23DA92B-827D-4A8E-B00D-20CE0A81F1CE_4_5005_c.jpg)
みんなお目当てはここのお魚。
POP自体勢いあります。
![石毛魚類の店員の方々](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa29BCACF70-C2B8-41E3-B719-381FE8EBBDCF_4_5005_c.jpg)
店頭に冷ケースおいてその後ろに調理台。
このスタイルははじめて!
いろんな調理に対応してくれるとのこと。
写真もこころよくOKしていただきました。
この店のおもしろいところは結構大きいパックが売れてます。
5~6ハイはいったするめいか198円飛ぶようにうれてます。
1kg780円のしじみの袋など。
これはとっても意外なことです。
リッキーの経験上では今の時代は少量パックが主流ということで大きなパックはどんなに安くてもいらないと言われて憂き目に合うという印象でした。
するめいかなんかもいくら安くてもその日に食べ切れる分しか1パイ2ハイでしか買わないっていうお客さんが多いと思っていました。
しかしこの店では大盛りがよく売れてました。全く逆ですね。ところ換わればですか!リッキーも自分の先入観を反省しました。
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa22BE22011-374B-42DF-A0FB-9DD6DC5804ED_4_5005_c.jpg)
石川産の岩がき380円。
うまそうだったな〜。
しったか(巻貝)もありました。
皆さんご存知?
で、丁度お昼時だったのでお刺身をかって遊亀堂さん宅で食べようということになりました。
人との出会い
刺身がとってもよかったです。
鮮度といいボリュームといい値頃感といい。
これは鮮魚業界にかかわる人は参考にしてほしいです。
そんなこんなでいろいろ食材かいこんで遊亀堂さんのところへお邪魔することになりました。
![掛け軸の遊亀堂の店頭](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa24F62ADD9-565A-4EC3-9E41-E6BABBA41F29_4_5005_c.jpg)
千葉市内で掛け軸などの表具工房をおもちになってる遊亀堂さん。
書道関連の商品も扱ってます。
書道、掛け軸
有限会社 遊亀堂
![石毛魚類の刺身](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa20E0390E1-9413-465F-8BB2-223EED04EF06_4_5005_c.jpg)
さっきの石毛魚類さんで買ったのがこの盛合せが1980円。
中トロ、大トロ、生まぐろ、カンパチ、サーモン、いくら。
この内容ならこの値段満足納得できますね。
切り身の大きさからいっっても絶対お買い得!
メチャクチャ美味しかったです。
鮮度も抜群!文句の付けどころがありません。
皆で美味しく食べさせていただきました。
![石毛魚類買った鯵のなめろう](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa25F4BC4EF-A4F6-4657-9509-F762BF8A8362_4_5005_c.jpg)
アジのなめろう。
これはリッキーのリクエスト。
千葉名物?!
食感がまったりして初感覚!
たべてみて決して単なるタタキでないのがよくわかりました。
とてもおいしい。
![石毛魚類で買った生うに](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa237F78A93-DB69-474C-911E-640E2BA71454_4_5005_c.jpg)
豪華なうに。
こんなにいっぱい。
1380円
遊亀堂さんのおすすめ。
![石毛魚類で買った生ホタテ貝柱](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa2A575ABC8-89A4-4682-A14A-3926C256407A_4_5005_c.jpg)
ホタテの貝柱お刺身。
遊亀堂さんと風さんが「横」に切るか「縦」切るか喧々諤々の議論をしてました!(笑)
結局縦に切るに落ち着いたようです。
大きさにもよりますけどね。
![ブロ友の遊亀堂さんとあわりんさん](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa2CF8DB428-3431-4173-BE62-2AF9EDD13D21_4_5005_c.jpg)
遊亀堂さんと風さん
ありがとうございました。
焼きそら豆美味しかったです!
ブログでは毎日のように行き来していても実際なかなかお会いすることはむずかしいですもんね。
今回は本当にありがとうございました。
手で淹れた熱いコーヒーに感謝!
![コーヒーを淹れてくれた遊亀堂のお父さん](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa2D01C2D92-1850-4083-B3F5-3637D40A3E3E_4_5005_c.jpg)
遊亀堂さんのお父様もご一緒に。
最後はご自慢のコーヒーを淹れてくださいました。これまたおいしいコーヒーでした。
ありがとうございました。
ブログを通じて皆さんにいろんな情報いただけるのは本当にありがたいです。
特に今回は「風さん」「遊亀堂さん」絶賛ということもあっていつか行ってみたいと思っていました。
つくづく思うのはこんな元気いっぱいの鮮魚店が身近にあってくれたらさぞかし日々の食生活(魚食)も充実するだろうなということ。
「さかなのさ」としてもこういう元気な魚屋さんを微力ながら応援していきたいです!
「魚の世界は地方がおもしろい」です!
※この記事は2011年頃の記事です。
店舗数や状況が変化している場合があり得ますので店舗情報については改めてHPなどでご確認ください。
<終わり>
\ 能登のすごい魚屋さん紹介 /
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