今回は水産関連の公的な統計資料をまとめてみました。
Web上で見ることができる公的な指標です。
すぐ辿り着くようにリンクを貼っておきますので会議資料を作るときに活用してください。
※自分の健忘録としても残したいということです。
水産白書
まずは水産白書は必須ですね。
各年の重要な点だけ、記述していきます。
令和5年水産白書
生鮮魚介類購入量は長期的には減少傾向
押さえておきたい数字
項目 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
国内消費仕向量 | 643万t | |
食用魚介類の自給率 | 56% | |
食用魚介類の1人1年当たりの消費量 | 22.0kg | |
水産物輸入金額 | 2兆160億円 | |
水産物輸出額 | 3,901億円 | |
漁業就業者数 | 12万3,100人 | |
漁協の組合数 | 864組合 |
令和2年水産白書
項目 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
国内消費仕向量 | 724 万t | |
食用魚介類の自給率 | 56% | |
食用魚介類の1人1年当たりの消費量 | 23.8kg | |
水産物輸入金額 | 1兆 4,640 億円 | |
水産物輸出額 | 不明 | コロナのため著しく減少 |
漁業就業者 | 14 万 4,740 人 | |
漁協の組合数 | 939 組合 |
ここでマーケットインという考え方とプロダクトアウトという考え方が書かれています。
要は消費者ファーストのマーケットインの発想で考えていこうということです。
この節↓もとても参考になりました!
「食用魚介類の国内消費仕向量及び 1人1年当たり消費量の変化」のところがおもしろいです。
2001年が一番のビークでそれから徐々に減少しはじめ、ついに2011年に肉に負けたとあります。
家計調査
家計調査も参考にします。
毎月出ていますが我々が見るのは年報です。
水産関係はこの家計調査をもとに水産庁で上記の資料が作られているのでそちらでご覧いただいた方がわかりやすいかもしれません。
漁業状況
漁業の生産量の実態を調査したものもあります。
養殖業の状況を把握するのに適した資料です。
海面漁業生産統計調査 農林水産省HP
令和2年漁業・養殖業生産統計(PDF版)
都道府県別でも把握できます。
結構使える資料です。
まとめ
なんといっても統計数値を使う時は公式なものを使わないといけませんね。
水産関係の資料をできるだけここで網羅したいところです。
それも小売りで使いやすい資料リンク集にしたいです。
リンクはまだまだ追加していく予定です。
よろしくお願いします。
<終わり>
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