最近は小売り飲食のプロの方からも声をかけていただけるようになった「さかなのさブログ」です。
主にメールでいただくことが多いですが、業界の方々にもご覧いただいていることはしっかりと心の支えになっています。さらに頑張って役に立てるような記事を作って努力して参りますのでどうぞよろしくお願いします。
業界といえば長年水産業界で活躍されている西村弘先生がコロナで自粛されていたところ最近活動を再開されたと伺っています。
リッキーはその西村先生の自称愛弟子?!ということでいつも交流されていただいて商品技術を学ばせていただいています。
西村先生の最も得意とされているのが「商品造り」です。
新人教育からはじまって商品開発、新店プロデュース、経営相談などマルチにご活躍されていられますが、特に商品造りの技術はまさに圧倒的なハイクオリティさとユーティリティさが融合された卓越のレベル。
ため息がでる座りの良さ 感動の涙出てくるほどの完成度が高い商品造り と弟子たちの間ではささやかれてる状況です。※西村先生は弟子をおとりにならないのでみんな自称弟子です。
同じトレーと同じ材料を使って同じようにやっても、なんと言いますか、なんでこんなにキレイになる?できるの?のということなのです。
リッキーがいうのもおこがましいですが、もし、西村先生のコンサルタントを受けたことがないという小売りや飲食の水産業界の人がいたらぜひ西村先生の商品造りの指導を受けてもらってほしいです。
西村研究室HP → http://www.nishi-ken.com
それだけ西村先生の技術は学ぶべきところが多いです。
四季折々の商品造り、刺身のレペルアップ、人を寄せ付ける商品造り
まさに神業です。なによりも発想が素晴らしいです。
昔はCGCの講義からはじまって食品商業など業界紙の数々の寄稿、中央化学のトレー用商品のプロデュースなど経験されて今なお業界トップクラスのコンサルティングをされている指導者です。
この「さかなのさブログ」に掲載されている記事も西村先生に教わったことがそのバックボーンとなっています。
ぜひその技術を学ぶ機会を作ってほしいと思います。
その意味でこの「さかなのさ」では一部の商品造りを紹介させていただきたいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はその水産コンサルタント西村弘先生からの2020年秋の水産商品提案第2弾です。
西村先生に許可をもらって「さかなのさブログ」でその作品を紹介させていただいてます。
早速みていきましょう。
目次
「魚介ときのこ」で2020年秋の提案 西村弘先生
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2019/05/name_D0F38AB9-D2DF-4EFD-B68D-EF0E57E2B6CB_1_105_c.jpg)
魚一途に今週は「魚介 & きのこ」今の季節から2月いっぱい迄 魚の身質は熟成期でもあり、全ての魚が旨い
貝類も牡蠣や帆立、北寄などのバター焼をお勧めしたい。そこに贅沢鮑のバター焼もご紹介です。
アワビの価格は1個 3000円〜5000円ほどですが、A5ランクの肉と比べれば贅沢でも高級品が安い今がチャンスです。
西村弘先生のFacebookはこちらから↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/profile.php?id=100015616415993
2020年秋 新作提案その1 「あわびときのこのバター焼き」
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アワビを先にミディアム風に焼き、その香汁でキノコを入れ少し火が通ってからバターを少し入れアワビと一緒に絡めて焼きます。最後に醤油を香り程度に入れて少し火を通して火を止めてから、 バターを香る程度に入れて完成です。
美味しいワインで。
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/03/リッキーイラスト2.jpeg)
現場の感覚からいうと入荷当日刺身で訴求して、翌日こういう商品の提案するというが理想的なような気がします。
2020年秋 新作提案その2 「すり身ときのこの味噌鍋」
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香りの良い舞茸とフレッシュすり身の味噌鍋です。
お好みの味噌で具材もタップリな量で よく煮込めば旨味最高の絶品料理に!
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/03/リッキーイラスト2.jpeg)
これは簡単にできて旨そう!
でもすり身と舞茸でよくこんなおいしそうな商品造りでできますね。
リッキーがやるとなんか安っぽくなるんですよね。
2020年秋 新作提案その3 「ホタテと舞茸、たもぎ茸の醤油風味うす味鍋」
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舞茸の香りとホタテの甘味な鍋ですが、後の雑炊が素晴らしい。
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/03/リッキーイラスト2.jpeg)
これ絶対うまい鍋ですよ!
たもぎ茸? あまり馴染みない茸です。キクラゲではダメでしょうか?
2020年秋 新作提案その4 「鮭とエリンギのバター焼用」
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/10/sakananosa22379AAC1-4BFA-49B4-BDA7-2ACFF2F348E3.jpg)
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2019/05/name_D0F38AB9-D2DF-4EFD-B68D-EF0E57E2B6CB_1_105_c.jpg)
一口サイズの商品化です。塩コショウの下味でバター焼にします。
出来上がった料理を皿に盛り付けて熱い間にバターを乗せノンオイルのオニオンソースで召し上がれ。
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/03/リッキーイラスト2.jpeg)
こういう発想素晴らしいですね。
通常秋鮭でいこうとするのですがトラウトですね。鮮やかなオレンジ色が食欲をそそります。
この商品を置くだけで売場がいっぺんに華やかになりますね!
切身用のトラウト探してきますね!
最後に
みなさん、いかがでしたか?
西村先生の提案する商品のクオリティの高さわかっていただけましたか?
作ったことある人なら必ずわかっていただけると思います。
少しでもみなさんの商品造りに参考にしていただければ西村先生も喜ばれると思います。
単なる商品を作るだけではなんの張り合いもないですからね。
それにして西村先生、今回もため息が出るような商品提案ありがとうございます!
<終わり>
綺麗な出来栄えが良いと丁寧な料理に仕上がり、楽しさが湧きます。
料理を楽しんでもらうには切り方盛り付け方、素材販売者は毎日勉強です。