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魚屋と二十四節気プラス雑節、五節句 〜売場に季節感!

魚の小売りをしていると暦の呼び方がたびたび登場してきます。

季節の中で特徴のある日を特定の呼び方で表現したりします。

立春、立夏、立秋、立冬、春分、夏至、秋分、冬至などなど。

魚屋のいろんなイベントに関わってくるものです。

おそらく魚も季節を移り変わりよって生息状況も変化していくものだと思います。

ただ魚屋さんがそれをわかっているかといえばそれほどわかっていないというのが現状です。

魚屋に入ったときの新人研修などでもなかなか習う機会がありません。

このようなことを知らないまま時を過ごしている中堅、ベテランの魚屋さんも多いのではないのかと推察します。

せっかく魚の仕事をしているのですからこのような季節感、季節の言葉も大事にしながらやっていけばより楽しくなるのではないでしょうか。

結局それがわかっていればお店の売場作りもしっくりしてくるのだと思います。

ということで、今回は普段知識の補充をしにくい魚屋さんを対象に二四節気と関連項目を詳しくみていきたいと思います。

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魚と深いに関係ある二四節気は?

まず二十四節気をご存知でしょうか?

1年を24等分に分けてそれぞれ特定の呼び方をして意味を持たせたものです。

昔の月の満ち欠けなどを元にした暦なのでどちらかというと若干アバウトな分け方なのかもしれません。

一年で日が一番長い夏至と日が一番短い冬至があって、日の長さが同じになる春分、秋分は入って、その間に立春、立夏、立秋、立冬の4つを入れ8分割します。

それをさらに3つに分けて24分割と考えます。

その成り立ちや使い方に難しい考え方があるようですが、魚屋の仕事に関わる部分としてはこの8つ(太字)をまず覚えておけば十分です。

しいていうならあとは小寒と大寒くらいですか。

1月に寒魚フェアをやったりします。

個人的には啓蟄、白露もよく使います。

>>ウキペディア 二十四節気

ちなみにその24の節気を表にして挙げておきます。

二十四節気一覧

季節二十四節気名月※今とズレる新暦
立春(りっしゅん)1月節2月4日ごろ
雨水(うすい)1月中2月19日ごろ
啓蟄(けいちつ)2月節3月5日ごろ
春分(しゅんぶん)2月中3月21日ごろ
清明(せいめい)3月節4月5日ごろ
穀雨(こくう)3月中4月20日ごろ
立夏(りっか)4月節5月5日ごろ
小満(しょうまん)4月中5月21日ごろ
芒種(ぼうしゅ)5月節6月5日ごろ
夏至(げし)5月中6月21日ごろ
小暑(しょうしょ)6月節7月7日ごろ
大暑(たいしょ)6月中7月23日ごろ
立秋(りっしゅう)7月節8月7日ごろ
処暑(しょしょ)7月中8月23日ごろ
白露(はくろ)8月節9月8日ごろ
秋分(しゅうぶん)8月中9月23日ごろ
寒露(かんろ)9月節10月8日ごろ
霜降(そうこう)9月中10月23日ごろ
立冬(りっとう)10月節11月7日ごろ
小雪(しょうせつ)10月中11月22日ごろ
大雪(たいせつ)11月節12月7日ごろ
冬至(とうじ)11月中12月22日ごろ
小寒(しょうかん)12月節1月5日ごろ
大寒(だいかん)12月中1月20日ごろ

見慣れない文字が並んでますね。

ただ、中には聞いたことはあるものもあります。

二十四節気とはこういうことだったんですね。

とすると、節分とか彼岸、土用などは二十四節気と関係ないんでしょうか?

二十四節気とこれらも関係あると思ってました!

実はこれらは雑節と呼ばれて二十四節気とは区別されるようです。

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彼岸や土用などは雑節という別のもの

季節の変わり目の目安になる特定の日に雑節というものがあります。

日本の風習に合わせた特徴のある日を9つに分けたものです。

代表的なものに節分、彼岸、入梅、半夏生など挙げられます。

これは後述の五節句と合わせて二十四節気を補完するものとして使われます。

>>ウキペディア 雑節

これも見やすいように一覧表にしておきます。

雑節一覧

名称日付魚屋と関わり
(せつぶん)立春の前日いわし丸干し、
彼岸(ひがん)春分、秋分の日を入れて前後3日間お刺身盛合せ
社日(しゃにち)春分と秋分の日に最も近い戌(つちのえ)の日
八十八夜立春から数えて88日目 種まきの目安
入梅芒種の後の壬(みずのえ)の日 梅雨はそれから31日いわし
半夏生夏至より10日後タコ、焼きサバ
土用立春立夏立秋立冬の前十八日間うなぎ蒲焼き
二百十日(にひゃくとおおか)立春から数えて210日目 暴風雨がある日
二百二十日(にひゃくはつか)立春から数えて220日目 

これはこれでわかりましたが、暦的にもう少し言い方があったと思います。

例えば、端午の節句とか七夕とかあったはずです。

これは次の五節句という分け方に入るものです。

ついでに五節句も見てみましょう。

五節句

五節句はもともと中国の暦法と日本の農耕の風習から広まったものが始まりです。

昔は法律で定められていましたが現在は廃止されています。

奇数が重なる日に意味を持たせたものです。

3月3日の桃の節句や5月5日端午の節句のようなものがあります。

中国の思想が影響しています。

例外的にゾロ目の日でないものもあります。

いずれにせよ先述の雑節とこの五節句が相待って二十四節気を補う関係になります。

季節の変わり目の特定の日に意味を持たせるものです。

>>ウキペディア 節句

五節句一覧

名称説明日付魚屋に関連するもの
人日(じんじつ)の節句七草の節句 死刑ない日1月7日しらす、ちりめん 
上巳(じょうし)の節句桃の節句 雛祭り3月3日はまぐり、手巻き寿司セット
端午(たんご)の節句菖蒲の節句 子供の日5月5日マグロ、ブリ(出世魚)
七夕(しちせき)の節句笹の節句 たなばた祭り7月7日??? そうめん
重陽(ちょうよう)の節句菊の節句 栗の節句9月9日意識したことなかったです。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?

二十四節気と雑節と五節句の関係わかりましたか?

日本人は本当に季節の変わり目を大事にしますね。

節目節目に意味を持たせるのです。

邪気を払うとかお祓いの意味もあったのかもしれません。

こういう暦の話はなかなかわかっているようでわからなかったことだと思います。

こうやって表にしてみると少しは覚えやすいのではないでしょうか?

魚は季節性の高い魚なのでこういった季節の節目と絡めていくと非常に面白い売場ができるんじゃないかなあと思います。

※そうはいっても売場を自由にできるわけでないですね。

とはいえなんとなくでも使い方がわかったのではないでしょうか?

昔の人が大事にしてきたものには必ず意味があるんだと思います。

ぜひ、みなさんの現場でも活用してみてください。

たまに仕事中にでもスマホでこのページを開いてみてもらえると嬉しいです。

<終わり>

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