特大のエビフライを口いっぱいにほおばって食べることができたらどんなに幸せでしょうか!
年末などに並ぶ特大海老など見ていても本当に旨そうだなと思ったりします。
バーベキューで豪快に塩焼きしてもいいですし、特大のエビフライにしてもおいしそうです。
そんな特大エビの中で『シータイガー』という名前の海老を見つけることがあります。
確かにデカいエビです。
このシータイガーっていう海老は一体どんな海老なのでしょうか?
大味でまずいと思っている人もいるかもしれません。
今回はシータイガーという大型のエビの詳しい解説をしてみたいと思います。
シータイガーは天然のブラックタイガー
シータイガーはブラックタイガーが海に出て大きく育った親エビです。
ブラックタイガーは西太平洋とインド洋の熱帯、亜熱帯域に広く分布しています。
浅い海の砂泥底を生息域として汽水域、淡水にも適応できます。
そのブラックタイガーが栄養豊富な海で育つと大きくなりシータイガーと呼ばれるようになります。
なのでシータイガーもブラックタイガーの特徴を持ち合わせているのです。
ここで少しブラックタイガーについてみてみましょう。
ブラックタイガーの特徴
ブラックタイガーはクルマエビ科の一種でウシエビの仲間。
黒い縞模様が特徴のエビです。
東南アジアで広く養殖されていて日本にもたくさん輸入されています。
バングラディシュ、インド、インドネシア、タイなど。
淡水の養殖池で育てるのであまり大きくはなりません。
ただ、ブラックタイガー自体うま味が強かったりして味もよく火を通すと赤色がキレイに出るで人気のエビとなっています。
車海老の漁獲量が減ったことでその代用品としてその地位を築いてきました。
和洋中とどんな料理にも合うので重宝されています。
淡水域でも生息するようですが塩分が強いところで育った方が旨味は強くなるようです。
日本に輸入されるもののほとんどが養殖物です。
シータイガーは天然がゆえに大きくもなり味も濃厚になる
それに対して自然の海で育って大きくなったものをシータイガーといいます。
栄養豊富な海水で育つと旨味甘味ものるので大きい割においしいエビというになります。
自然の中で育つので色目はブラックタイガーほど黒くはならず赤みを帯びる個体が多いようです。
一般的に東南アジアものは黒くなりやすく、バングラディシュやインドのものは赤くなりやすいといわれています。
また、海水の中でいろんな餌も食べるので身の味も濃くなります。
身体のサイズもそこそこ大きくなります。
いってみれば養殖のブラックタイガーより大きくなっておいしいわけです。
もちろんその分お値段も高いですがそのおいしさを考えると当然といえるでしょう。
なので年末とか一定のクオリティを出すお店でしか扱えません。
もちろん市場で注文すれば手に入れることはできると思います。
ちなみにネットではこのようなものが売られています。
冷凍エビのサイズ感
業界的にいうと冷凍エビの大きさはこんな言い方をします。
6/9 ・・・ 超特大 かなりデカい
8/12 ・・・ 特大 そこそこデカい
9/15 ・・・ 大 まあまあ大きい
13/16 ・・・ 中 大きめのアルゼンチン赤海老くらい
現在は8/12が主流になっているようです。
特大のエビフライが食べたくなったら
実はリッキーたまに特大エビフライをこっそり食べにいきます。
馴染みのとんかつ屋さんですが特大エビフライを追加で頼みます。
これだけ大きいエビを扱っているところは少ないのかな。
揚げたての特大エビ1本で1,000円くらいですがこの大きいエビをかぶりついて食べます。
この特大エビがシータイガーです。
おそらく8/12のサイズですかね。
エビ特有の甘みも感じられ値段以上の満足感は味わえます。
マジ、旨いです!
これくらいのエビフライ食べたら小さいエビフライ食べれないですね。
もし金沢へお越しの際はどうぞ声をかけてください。
ご一緒しますよ!
自宅でもエビフライを作りたいと思ってネットでシータイガーエビフライを探しましたがさすがに見当たりませんでした。
無頭のシータイガーを自分で殻を剥いて衣をつけるしかないようです。
まとめ
自宅で熱々の特大エビフライを食べれたら最高ですね。
大きくて美味しい海老が食べたくなったらぜひシータイガーを選んでください。
ブラックタイガーの天然物と考えただけでおいしそうです。
いつも頑張っている自分へのご褒美も大事ですよ!
<終わり>
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