寒くなるとお鍋もいいけどしゃぶしゃぶも食べたくなりますね。
海鮮でいうとブリしゃぶ、タイしゃぶがお馴染みです。
でもまだほかにおいしい海鮮しゃぶしゃぶありそうですね。
今回はどんなおいしい海鮮しゃぶしゃぶがあるかいろいろみていきましょう。
一般的にしゃぶしゃぶが美味しいといわれる魚
まずは確認の意味で一般的にしゃぶしゃぶがおいしいと言われてる魚をあげてみます。
- ブリしゃぶ
- タイしゃぶ
- カニしゃぶ
- 金目鯛しゃぶ
この辺はもう皆さんお馴染みですね。
なんといってもブリしゃぶが人気で海鮮しゃぶしゃぶの代表的な存在になると思います。
それぞれ見ていきましょう!
ブリしゃぶ
![ブリしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/6AEC9087-11A4-4AEE-B6F8-C470E2BF4E05_1_201_a.jpg)
ブリしゃぶといった場合、寒の天然ブリが最高だと思います。
しかしながら、入荷状況も値段もそのときになってみないとわからないのでなかなか事前に計画したりお店のメニューに入れたりしにくいものです。
天然なのでその辺はしょうがないですね。
ただ、ブリの場合は養殖のブリでも非常においしいので定番的にはこの養殖のブリでされることが多いです。
思うに確かに天然ぶりでしゃぶしゃぶするのが一番おいしいのでしょうが、やはり不安すぎます。
値段の乱高下も激しいのでやっぱりここは安定している養殖ぶりのしゃぶしゃぶでいいと思います。
![](https://sakananosa.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
タイしゃぶ
![天然真鯛のしゃぶしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/4C04CAF3-8E19-4F64-BB7B-0BD5847F84CF_1_105_c.jpg)
ここも天然の大鯛でできれば最高なのでしょう。
地域によっては常時入りやすいところもあると思います。
大きなタイであれば脂ものっているのでおいしいと思います。
小さなタイでも皮をつけてやればおいしいと思います。
当然天然の真鯛も入荷が不安定さは否めません。
かといって養殖ぶりと違って養殖のタイはどうかなと思います。
基本私自身は養殖のタイでしゃぶしゃぶを作ったことはありません。
まあ、もちろん養殖のタイでされる方も少なくないと思うのであまりひどいことは言えませんがタイの場合は基本天然物でやる方がいいのではないかと思います。
カニしゃぶ
カニしゃぶいいですね。
リッキーも食べたいですが、あまり食べる機会がありません。
昔はカニ専門チェーン店が結構ありましたが最近はあまりみなくなりました。
年々カニの相場が高騰してきているので無理もないと思います。
ところでカニしゃぶで使うカニは基本活きたカニを使います。
ただ裏技的なことをいうと決して活きてなくても刺身しゃぶしゃぶになるということです。
もちろん水揚げまもなくて鮮度さえよければということですが生きてないカニでもしゃぶしゃぶできます。
刺身も同じだと思いますが、活きているカニだと何がいいかと言うと、身が湯につけると花のように開くのです。
死んでいるカニの場合はチリチリと身が開かないのです。
それが違うだけで刺身になるかどうかはまた別なのです。
ただ、一般の方はやはり活きたかにでしゃぶしゃぶ刺身にするようにしてください。
カニの鮮度の判断は難しいのでプロの方ならともかく一般の方は無理をしないでよく火を通してお召し上がりください。
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金目鯛しゃぶ
![焼き金目鯛のしゃぶしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/474128D3-6D8E-4C77-ADD3-CD64EA577871_4_5005_c.jpg)
金目鯛の旬の時期が1月、2月なのでちょうどしゃぶしゃぶがおいしい時期でもあります。
なんといっても金目鯛のしゃぶしゃぶのいいところは真っ赤で綺麗な皮目です。
なので金目鯛しゃぶしゃぶの場合は皮をつけたままスライスします。
まさに見た目からして食欲をそそりますね。
脂ものっているので非常においしいしゃぶしゃぶになると思います。
![](https://sakananosa.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
しゃぶしゃぶにできる魚の条件をあらためて確認
ここであらためてしゃぶしゃぶにできる魚の条件を考えてみたいと思います。
なんでこうやって条件を確認するかというと後で他の魚のしゃぶしゃぶがおいしいか検証する際に基準にできるからです。
まず、刺身でも食べられるものであることが前提になります。
で、湯にくぐらせた時すぐ全体に火が通ることが必要で身も縮むので刺身より大きく切られたものである必要があるということになります。
あと魚の生臭さも消え、さっぱりと食べられる点がしゃぶしゃぶの良さということになると思います。
まとめると、
- 刺身でも食べられる鮮度であること
- 湯に入れることで刺身とは異なる食感を楽しめること
- 魚の身を使う場合は一切れが薄く大きめに切られていること
- タレをつけて食べれること
- 後味がさっぱりしていること
ということになります。
本来しゃぶしゃぶは比較的脂のノリのいいものを湯で脂を落としながらさっぱり味わう食べ方なんだと思います。
なので本当は、
「ある程度脂のノリのよい魚であること」
もこの条件に入れた方がいいと思いましたが、
タイやカニは必ずしも脂分が多いとはいえないのであえて抜きました。
どうでしょうか?
この条件に合えばしゃぶしゃぶがおいしい魚ということになります。
以上がしゃぶしゃぶの重要な点=構成要素だと思います。
それ以外でしゃぶしゃぶがおいしい魚ないの?
では、今あげた魚以外でしゃぶしゃぶが美味しい魚介類はなにがあるでしょうか?
さかなのさはここからが面白いです。
ちょっと考えてみたいと思いますので少しお付き合いください。
アルゼンチン赤えびしゃぶしゃぶ
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/F16DD861-F025-400C-97E5-57179F7674D9_1_201_a.jpg)
これは商品化したものもありますが、知らない方も多いと思うのであげておきます。
アルゼンチン赤えびは天然のえびで刺身になるえびです。
回転寿司で大きな背開きされた生えびがありますがそれがこのアルゼンチン赤えびです。
美味しいですよね。
ある程度の大きさもあるのでしゃぶしゃぶに適してます。
実はみなさんお馴染みの甘エビ(ホッコクアカエビ)もしゃぶしゃぶにしても美味しいでしょうが小さいのであまり向きません。
縮むと小さくなるからです。
このアルゼンチン赤えびは刺身では甘味が少し弱いですが、熱を通すことで甘みがのってくるという特徴があります。
まさにしゃぶしゃぶむきのエビといえます。
サバしゃぶ
![シャブシャブに最適な養殖のサバ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2023/01/batch_DC9074CC-B6F7-4F27-93FB-3DD220996536_1_105_c.jpg)
サバしゃぶと聞くとなんだ?と思うかもしれませんが、このサバもしゃぶしゃぶにすると美味しいものです。
というか刺身でも世の中で一番美味しいと言えるのがサバだとリッキーは確信しています。
サバで刺身ってどういういうことですか?ということですよね。
九州方面の方ならご存知でしょうが、サバを刺身や生で食べるところも多いです。
サバといえばアニサキス大丈夫?ということでしょうが、食文化としてサバを刺身で食べるところがあります。
タレとあえた胡麻サバが有名ですね。
一般的には冷凍をかけるなどして刺身に食べる形になると思います。
その延長線上にしゃぶしゃぶがあるということです。
また、養殖のサバも少ないながら市場流通しています。
ちょっと高いですけどね。
この養殖のサバをしゃぶしゃぶで食べさせてくれるところあるのです。
アニサキスの心配がほとんどないという言い方をしています。
いずれにしてもサバのしゃぶしゃぶは本当に美味しいしゃぶしゃぶの一つといえます。
春わかめのしゃぶしゃぶ
![春わかめのしゃぶしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/6C1743EF-2347-425D-BD49-2D668C9E57A0_1_105_c.jpg)
これもちょっと気の利いた割烹屋さんでメニューにあったりします。
裏メニューにされているところあるようです。
春わかめは春先の新物わかめのことです。
このわかめのしゃぶしゃぶのいいところは、
茶褐色の生のわかめを湯にくぐらせると一瞬で鮮やかな緑色に変わるところです。
見た目の演出になるところがいいですね。
その柔らかい鮮やかな緑色に変わった新物わかめをポン酢で食べるとまさにやみつきになります。
シャキシャキ感がたまりません。
なお、しゃぶしゃぶにできる条件にそもそも刺身で食べられるというものがありますが生わかめは生でも食べれないことないので条件は満たしていると考えます。
しゃぶしゃぶ用の生わかめは地元のスーパー、鮮魚店でお買い求めください
のど黒のしゃぶしゃぶ
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/B3DA6C41-83BE-4195-BBFD-CBA9157D3BE0_1_105_c.jpg)
のど黒ブームが続いている中で当然のようにのど黒のしゃぶしゃぶもメニューに入れるお店も出てきています。
上の写真は刺身ですがそのまましゃぶしゃぶで食べることもできます。
まあ、間違いなく美味しいでしょう。
脂がのっているのど黒は熱を加えることでさらに甘みがのるでしょう。
ただ、しゃぶしゃぶにするにはある程度の大きいのど黒である必要がありそこそこ値段になるという点が悩ましいところです。
牡蠣しゃぶ
生で食べられる牡蠣があるならしゃぶしゃぶもできないことありません。
大きさもあるので少しくらい縮んでも大丈夫です。
また貝なので熱を加えると甘みがのったりして美味しいと思います。
ただ中身がふっくらしているので生温かい感じになるのを嫌う人もいると思います。
しゃぶしゃぶ用の生牡蠣は地元のスーパー、鮮魚店でお買い求めください
ホタルイカのしゃぶしゃぶ
生のホタルイカのしゃぶしゃぶも美味しそうです。
北陸では居酒屋さんでメニューにいれているところがあります。
ただちょっと長めに湯に通さないと怖いですね。
マアジのしゃぶしゃぶ
![マアジのしゃぶしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/AF74DE69-B652-42CA-BA89-DE3F0781685E_1_201_a.jpg)
例えば、アジをしゃぶしゃぶにしてもおいしいものです。
もちろん刺身でも食べられますが、あえて湯に通して甘みを引き出すのもいいでしょう。
貝類のしゃぶしゃぶ
![ホタテのしゃぶしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/B743116C-8E7D-4426-BB2A-BE6BA94816C9.jpg)
ホタテ、赤貝、バイ貝などもしゃぶしゃぶにできます。
やはり貝類独特の甘みを引き出す食べた方です。
タコのしゃぶしゃぶ
![タコしゃぶ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/11/C73D21BB-E0A4-4618-B756-B31CFF3FC01F.jpg)
タコしゃぶも商品ライナップに入れたいところです。
水だこの皮ととってスライスする形になります。
薄くスライスするときはタコを一度冷凍をかけるといいでしょう。
キレイに切れます。
吸盤も非常においしいのでオススメです。
まとめ
こうやってみていくと結構しゃぶしゃぶにできる魚あるもんですね。
基本的に刺身になる魚はしゃぶしゃぶになります。
ただ熱を加えると甘みがのる魚多いので刺身と違った味わいが楽しめます。
しゃぶしゃぶになる魚まだまだたくさんありそうです。
記事を書いていたら本当にしゃぶしゃぶが食べたくなりました!
特にアルゼンチ赤海老のしゃぶしゃぶ食べたいです。
あとはブリしゃぶかサバしゃぶですね。
みなさんはどのしゃぶしゃぶが食べたいですか?
気に入ったものがあればやってみてください。
<終わり>