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電子レンジで加熱した魚はなぜおいしくないのか?

生魚の切身をレンジでチンしたらおいしくなかったという経験したことありませんか。

最近はレンジ対応のトレーなんかも開発されてスーパーの魚売場でも簡単便利レンジ調理コーナーが充実しています。

そういう商品はまだおいしいのですが、新鮮な魚の切身にしたものを買ってきてレンジでチンしても全然おいしくありません。

生臭いさが気になります。

なぜでしょう。

実はこれには理由があるのです。

今回はその理由について見ていきましょう。

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レンジでチン商品が最近人気ではあるけれど

時間のない主婦や家で火を使った料理をできない人にとってはレンチン商品はとてもありがたいものといえます。

スーパーやコンビニなんかでもいろんな商品が開発されて昔より味が良くなっているのも確かです。

ただ、普段から魚を食べている人だとレンチンで料理した魚はどうしても手が出ません。

既に料理してある魚をチンするのはまだいいのですが生からレンジで加熱調理したものは非常に抵抗があります。

純粋においしくないんです。

お肉なら大丈夫なのに魚だとなぜおいしくないのでしょうか?

焼魚のおいしさ

焼魚というのは魚を火で焼くことでおいしく食べられるようにする調理法です。

秋刀魚の塩焼き、塩サバ焼、鮭の塩焼き、赤魚西京味噌焼き、いわしみりん焼き、たら粕漬焼き

いずれも焼いたらおいしい魚ですね。

直火で焼いた焼魚がおいしい理由は次の3点にあると思っています。

  1. 焼いたときに香ばしさ出る
  2. 表面を焼き上げることで魚の旨味が身から逃げ出さない
  3. 焼くことで生臭い水分が取り除ける

これによって焼魚がおいしくなるのです。

いずれにせよ直接火で炙ったり焼いたり魚は単純においしいものです。

レンジでチンの問題点

それに対して、レンジでチンというのは電磁波によって対象物の水分の分子を振動回転させることで加熱して食べられるようにする調理法です。

これはこれで優れた便利器機だと思います。

単に温めるのであれば電子レンジも重宝すると思います。

また既に焼いてある魚をレンジでチンで温めるとそれなりにおいしいものです。

しかしながら電子レンジで生の状態から加熱調理するとなるとおいしくないのです。

なぜなら、

  1. 焦げ目がつかない。香ばしさもない
  2. 受け皿を使うため生臭い水分残ってしまう。

この点に問題があるからです。

確かに加熱されているのですが、おいしさはイマイチなんですね。

なぜ火で焼いた焼魚がおいしいか。

加熱して魚を食べるというときに大事なことは、

生臭い魚の余計な水分を身に残さずに網の下に落とす

ということです。

ココがとても大事なのです。

例えば塩サバをを焼くときポタポタ余分な水分が下に落ちていっているはずです。

サンマを焼くときも下に水分がポタポタ落ちます。

そうすることで魚の生臭さと余計な雑味を取り除いているわけです。

それに対してレンジでチンの場合お皿に乗せて加熱するものです。

つまり、せっかく取り除いた嫌な水分が排除されず身にまとわりついてしまうのです。

それで生臭さが残ってしまうのです。

ここが致命的なのです。

生魚の切身をチンしもおいしくないのはこれが理由になります。

どうしても火で焼いた焼魚には敵わないのです。

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レンチンで加熱しておいしいものもある

とはいえ、レンジでチンした商品がおいしいものもあります。

既に焼き上げた魚のパック商品

既に加熱された商品は温めるということなので問題ないです。

ただやはり水分を下に落とすか吸収するペーパーなどがあったほうがいいですね。

レンチン対応シールがついている商品

レンジでチンに対応していますというシールを貼ってある漬魚商品はオススメです。

これは既に水分をぬいてあるのでおいしくできます。

トレーだけがレンジ対応というのでなく、商品自体、レンチンに対応した商品ということです。

鍋やアクアパッツア

生魚でいえば鍋とかアクアパッツアのようなものならまだいいと思います。

雑味はアクになりすので豆に取り除いてほしいですが。

それも濃いめの味で生臭さを誤魔化せるような料理ならまだおいしく食べられるのではないでしょうか。

ただ理想を言えば煮魚で言う焼き霜処理(一度湯に通す)のようなことはしたほうが雑味は取り除けるでしょうがなかなかそんな手間はかけられないですね。

殻付き牡蠣貝

あと生牡蠣はレンジでチンしてもおいしく食べられます。

養殖業の人から教えてもらいました。

実際に食べて見たら本当においしかったです。

殻を直火にかけると弾いたりして危険なのでレンチンの方をお勧めします。

いつもこのやり方やってますが実際においしくできます。

鮮魚売場のメインになることはない

このようにいろいろレンチン商品の特性を見てきました。

で、つくづく思うのは、

こと鮮魚売場においてはレンチン商品が鮮魚売場のメインになることはあり得ない

ということです。

生鮮生鮮である以上は新鮮な生魚が中心であるべきです。

いくら加工したものが売れたり、それが時代の流れだといってもおいしさでいえば直接火で焼く魚には敵わないのです。

時代が進もうが、世代が変わろうが原理原則、基本が変わることはありません。

特に比較検証しかしない企業、組織は気をつけてください。

その基本支柱を持って商売していかないと本質を見失って右往左往することになります。

マスコミや業界紙などのあおり情報に翻弄されてしまいます。

本質を見抜く目を持ってほしいのです。

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まとめ

結局レンチンしておいしくないのは嫌な雑味の残った水分が問題だったのです。

最初にも述べたように、レンチン商品はとっても便利です。

時間の節約になりますし、火を使えない人があったかい魚料理を食べれるという点には大きなメリットがあると思います。

ただ、あくまで焼魚ができない場合の補助的なやり方と考えてほしいです。

魚を火で焼けるようならその方を優先にしてください。

特に子供たちにはぜひ直火で焼いて魚を食べさせてほしいです。

そのほうが断然おいしいわけですから。

<終わり>

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