みなさん、こんにちは。
魚食べるの大好きでお節介も大好きな魚屋リッキーです。
今回は真鱈の真子(卵)をキレイに形を残して煮付ける方法をご案内したいとおもいます。
真鱈真子を煮付けると崩れてしまう悩み

お店にいるとよく、
「マダラの卵(真子)を煮付けるときにパンクして花開いたようになっちゃうけどどうにかならなの?」
とか、
「真鱈の真子を料理屋さんででてくるようにキレイな輪切りにして煮付けるにはどうしたらいいの?」
とご質問を受けることがあります。
確かにそのまま鱈真子を煮付けると皮が破裂して花開いたようにガチャガチャになっちゃうんですね。
まあそれはそれで汁をすっておいしいとは思いますが気の張る来客をもてなす場合や口うるさい親戚が来たとき場合などにはちょっと恥ずかしいものです。
別にどうしても覚えないといけないわけではないですがなんとかしたいですね。
ここで形を残して煮る方法を覚えておきましょう。
真鱈真子を皮を破らずに煮付ける方法はコレ!

上の写真のように、
ラップか晒しを巻いて先に下茹でするのです。
薄い布いわゆるサラシを巻いてする人もいます。
どうです?
意外でしたか。
こうやって先に下茹でして固めるんですね。
どうやってするかは次の手順に沿ってみていきましょう。
ラップを巻いて煮付ける手順
リズムよく手順を解説していきます。
まずたら真子に空気が入らないよう直接ラップを巻きます。
鍋に湯を張り沸騰させます。
沸騰したら塩をひとつまみその湯に入れます。
ラップに巻いたたら真子をその中にしずかに投入します。
10分ほど茹でて中の卵が固まったようなら湯から取り上げます。
しばらく冷まします。
冷めたらラップを外します。
その後タレ・調味液を作り鍋に入れそこに茹でておいた真子を投入して煮付けます。
20分ほど煮付けて再度冷ましたら出来上がりです。
とても簡単ですね。
煮付けのワンポイント
ポイントは煮付けたりしたら一度冷ますことです。
冷ますことによってグッと味が染み込むのです。
こうすることでおいしいタラ真子の煮付けが出来上がります。
簡単ですのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後に
私も最初この方法を聞いたとき、そんなやり方があるのか、なるほどと思いました。
やっぱり考える人考えるんですね。
料理の疑問はやはりその道の先輩に聞くのがいいと思います。
昔は姑さんやばあちゃんが教えてくれたんでしょうけどGoogleで検索すれば教えてくれますからね。
このブログでもこのような技をこれからもたくさん紹介していきたいと思います。
みなさんが少しでも魚料理が好きになってくれたらやりがいもありますから!
<終わり>
コメントを残す