この写真のサーモンこうじ漬けが簡単に作れてしまうので紹介します。
何度か公開調理教室で実演して好評だったので味の方は折り紙つきです!
1日寝かしたものた食べるとめちゃくちゃ美味しくてプロのような仕上がりになります!
ビックリするほどおいしいですよ!
目次
サーモンこうじ漬けの市販品は結構いいお値段
その前にサーモンこうじ漬けの市販品の販売状況を見てみましょう。
サーモンこうじ漬けは地域によっては通年で販売されていますが秋冬時期に売場に並べられることが多いです。
市販品を見ると最近はなかなかいい値段していることが多いです。
それだけサーモンやその他の原料が高騰しているのです。
それでも根強い人気の商品ということでしっかり継続的に販売されています。
ならば自分で作ったらどうだということで作り方をご案内します。
絶対自分で作ったほうが割安に食べられます。
サーモンこうじ漬けはいろんな商品名で販売されている
実はこのサーモンのこうじ漬けいろんな商品名で販売されています。
「石狩漬け」と呼ばれる商品も実質的にはこのサーモンこうじ漬けです。
「鮭の切り込み」もこのこうじ漬けの仲間といえます。
いろんな商品がこのサーモンのこうじ漬けをベースに作られています。
※ここでは鮭とサーモンを特に区別せず使っています。両者の違いは認識していますが学術的にも混迷を極めているところなのであえて両者を区別しない点ご了承ください。
サーモンこうじ漬けのおいしさ
サーモン自体の旨みと塩こうじの甘味がコラボしてまろやかな味わいを醸し出してくれます。
またこうじの作用でサーモンのねっとり感が出てなんともいえない食感が楽しめます。
数ある海鮮珍味の中でも1位2位を争うおいしさといって間違いないでしょう。
サーモンこうじ漬けの材料
4人前
- 刺身用トラウトサーモン・・・360g
- いくら醤油漬け・・・10g
- 塩こうじ・・・サーモンに対して10% 約36g
- 清酒・・・小さじ1杯
- 醤油・・・適量(隠し味程度)
- もみじおろし・・・少々
トラウトサーモンは一人前90gで計算してます。
たくさん食べたい人はもっとあってもよいでしょう。
塩こうじがいい仕事してくれる
塩こうじが実にいい仕事してくれます。
味付けだけでなく魚や肉を柔らかくしてくれるという作用があります。
こうじに含まれる酵素が鮭の身のタンパク質を分解して口当たりよくしてくれるのです。
まったりとしてまろやかな味わいになるということで万能調味料ともいわれています。
オススメはどこのスーパーでも売っているイチビキの塩糀300gです。
内容量も多くなく結構使い勝手いいです。
期待通りの味わいなので、リッキーも良く使います。
実際今回のサーモンこうじ漬けもこれで作りました。
こだわりの塩こうじが特にないという方はこちらをどうぞ。
\ 近くに売ってない方はこちらから /
サーモンこうじ漬けの作り方
作り方はとっても簡単です。
サーモンはサクでなく切り落としで売っているものでも大丈夫です。
- 刺身用サーモンを一口大にスライスします。
- そのスライスしたサーモンに酒をかけて混ぜてしばらく置きます。
- そこに塩こうじの10.0%の割合で入れます。
- 隠し味の醤油を少し入れます。
- お好みでもみじおろしを入れます。※ねかすと辛くならない
- 全部入れて混ぜた後にいくら醤油漬けを入れて優しくかき混ぜます。
- タッパに入れて1日冷蔵庫で寝かせば出来上がり!
すぐできちゃいますね!
いくら醤油漬けを入れなくてもおいしくできますが見た目の豪華さと色合いがよくなります。
嫌いでないならぜひ入れてください。
サーモンこうじ漬けの賞味期限は?
その日入れて4日ほどで食べてください。
それ以上持たせたい場合は冷凍かけてることをオススメします。
冷凍しておけばいつでも食べれますよ!前日冷蔵庫で解凍してください。
といってもおいしいのでペロッと食べちゃいそうですね。
いくらの量をお好みで調整できるのがいいですね。
本当においしいと思います。
サーモンこうじ漬けをオリジナル商品にしたい
今回は市販の塩糀で「サーモンこうじ漬け」を自分で作ってみましたが、塩糀も自分で作ることができるとのことです。
もし自家製の塩糀で作れたら完全オリジナル商品になって面白いと思いました。
ただ、残念ながら魚屋のリッキーは自分で自家製塩麹を作るまでの技術も知識も持っていません。
こういう時はその道に詳しい人に聞くのが一番だと思いました。
ブロ友の「あさかわだ」さんです。
彼女は「自家製ラボ」という発酵食材についてのブログをやっています。
北海道在住の彼女は自家製にこだわっていろんな手作りの無添加加工食品を作っているのです。
で、作り方から失敗事例も含めてわかりやすく紹介されているのが大きな特徴です。
その過程を細かく公開されているので私もよく発酵食品を使った料理を作る際に参考にさせていただいています。
リッキーのが魚捌くまでのブログだとしたら、彼女のはその後どうやっておいしく料理のするかについてのブログといった感じです。
で、早速ブログを拝見すると、
塩麹を自分で作られている記事を発見しました。
>>簡易米麹を作り、さらにできた米麹を使って作る完全オリジナルな塩麹【こだわり編 試作1】
失敗談も含めここで実際に自分で塩麹を作っていられていて非常に参考になりました。
この記事をしっかり読み込んで完全オリジナル商品の開発に役立てたいと思います。
発酵食品に興味のある方はぜひご覧になってみてください。
発酵食品を極めたいと思う人に特におすすめです!
サーモンこうじ漬の市販品の紹介
自分で作るは面倒くさいという人に向けに市販品を紹介します。
ネットで買えるものです。
近くに売ってないという方はこちらでの購入をご検討ください。
鮭の石狩漬140g
鮭の石狩漬です。
永遠のベストセラーと言えるほど人気の商品です。
サーモン糀漬け 150g×2
北海道函館市の三栄水産工業有限会社の商品です。
紅鮭糀漬 500g 業務用冷凍
業務用の方がお得感あります。
これも紅鮭なのでオススメです。
少しずつ解凍して使えるので重宝します。
少し解凍したのを例えば4分割にしてからラップで包んで再度冷凍すれば使いやすいです。
この時しっかり空気が入らないようにしないと冷凍庫の嫌な臭いが商品に移ってしまう点注意が必要です。
トラウト糀漬 1kg 業務用冷凍
スタンダードなサーモン糀漬けはこちらです。
1kgということなので割安感があります。
同じレシピで「いかこうじ漬け」もできる!
サーモンでなくイカでもできます。
スルメイカよりは紋甲いかやあおりいかでするのがオススメです。
解凍品で構いません。
これはこれで美味しいものです。
最後に
塩こうじを攻略すると料理のレパートリーがずいぶん広がります。
その中でもサーモンこうじ漬けは絶品です。
自分で作ったものがこれだけおいしいと思えるならやる価値ありますね!
ぜひチャレンジしてみてください。
<終わり>
自分で作れちゃうなんてある意味感動です!