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養殖魚ブーム到来【SDG’s】どんな魚が養殖されているのか?

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今水産業界はまさに養殖魚ブーム到来といった状況です。

昔からエビやマグロ、ブリ、タイなどいろんな魚が養殖され流通しているのはご存知の通りです。

それらはそれらで今でも安定した需要がありますが最近ではSDG’sの追い風にのって新たな養殖魚の取り組みが進んできているようです。

その中でも養殖魚のブランド化が特に進んでいる印象が強いです。

サーモンをはじめとするいろんな魚がブランド化され市場に流通して認知度をあげています。

まさに養殖事業が活況を呈しているといった状況です。

今回は「養殖魚ブーム到来」というテーマで最新の養殖魚の取り組みを小売りの視点から見てみたいと思います。

そもそもどんな魚が養殖されているかも気になります。

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最新!養殖魚のブランド化の流れ

まず、最近の養殖魚を見るとかなりブランド化が進んでいるという印象です。

有名なところをあげると、

鰤王、みかん鯛、カボスぶり、唐津Qサバ、白雪ひらめ、近大マグロ、みやぎサーモン

一部だけですがこれだけでも馴染み深い養殖魚ブランドです。

それぞれの魚種についてブランド化が進んおり、複数のブランドが乱立しているといった状況です。

養殖魚ブームの背景

これらがなぜ今このような養殖魚が人気になっているのでしょうか?

理由は6つあると思っています。

  1. 天然資源の枯渇化
  2. SDG’sの推進化
  3. 寄生虫問題の回避
  4. 地域との連携
  5. SNSマーケティングの確立
  6. 養殖技術の進化

それぞれ簡単に説明します。

天然資源の枯渇

これは以前より魚がとれなくなっているということです。

温暖化の影響もあるのでしょうか。

現場でも生魚の入荷量が随分少なくなった実感があります。

サンマがない、秋鮭もとれない、スルメイカやイワシも少なくなって売り場を作るのにも苦労するといったことが最近よくあります。

天然、天然といったところで獲れなければ食べられないわけですから養殖に目が向くというのも当然のことに思います。

SDG’sの推進化

国連で採択された持続可能な社会の実現に向けての17の開発目標の設定(SDG’s)も大きな影響があったと思います。

14海の豊かさを守ろうの中で管理されて獲られた海の資源かチェックしていこうという趣旨が盛り込まれています。

養殖魚はまさに管理して育てられるものなのでこの趣旨に沿うものといえます。

養殖事業推進化の後押しになっているといえるでしょう。

寄生虫問題の回避

2013年アニサキスが食中毒として扱われるようになってからアニサキス被害がマスコミにも大きく取り上げられるようになりました。

芸能人の被害もよく取り上げられたために一般の消費者もアニサキス被害の重大性を認識するようになりました。

養殖魚であれば管理されているのでアニサキス被害は受けにくいわけです。

これで養殖魚志向に拍車がかかったのです。

地域との連携

養殖事業が地元の地域おこしと連携されたことで養殖魚が注目されるようになりました。

いわゆるご当地魚として地域が一体になって取り組むブランドも出てきました。

サッカーでいう地域サポーター制のようなイメージです。

観光事業とも連携がしやすく地元愛も取り込みながら展開されています。

その中で一番熱いのがご当地サーモンです。

詳しくは下の記事をご覧ください。

SNSでの広告効果

TwitterやインスタなどのSNSの流行りも影響しています。

事業者だけでなく消費者が「映える」ということでブランド化された魚の刺身をアップしたりしています。

事業展開を紹介したものも人気だったりします。

それがマーケティングとして確立され広告効果を上げていたりしています。

養殖技術の進化

最近では陸上養殖の手法も確立され事業化に成功しているところも出てきています。

もちろん、海面養殖の手法も年々進化しています。

養殖魚に抵抗感なし

元々の話をすれば、養殖魚はあまり受け入れられていませんでした。

やはり養殖魚を食べるくらいなら天然の魚を食べたいと当時は誰しもが思っていたはずです。

実際に養殖魚は養殖餌由来の独特の味がして決しておいしいとは言えませんでした。

サーモンは特にひどく今でも年配者でサーモン苦手という人が多いのはこれが理由です。

それから数年が経ち、餌も改良され養殖魚の味もかなり改良されいると思います。

回転寿司で子供に一番人気なのがサーモンというのもみなさんご存知のところです。

他の魚も同じように非常においしくなっていると思います。

その意味で養殖魚に対する一般消費者の抵抗感は全くなくなったと言えるでしょう。

どんな魚が養殖されているか

養殖されている魚にはどんなものがあるのでしょうか?

ここでいう養殖魚は流通されている魚としてどんなものがあるかということです。

結構気になります。

昔から養殖されている魚

昔から養殖されている一般的な魚種を挙げてみるとこのようになります。

ホンマグロ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、シマアジ、マダイ、ヒラメ、スズキ、サバ、ウナギ、ニジマス、ドジョウ、イワナ、エビ、フグ

養殖で売られていた意外な魚

意外な魚も養殖されていました。

市場やお店で売られていたものです。

カツオ、ヒゲソリダイ(コツダイ)、アジ

養殖魚として流通しないだろう魚

養殖魚として流通しないだろうという魚も挙げてみます。

技術的には養殖できるとしても採算とれず商品化できないだろうというものです。

これらは売ったりしているのをみたことがありません。

秋鮭、イワシ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ

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魚種別ブランド魚

主な養殖魚のブランドを魚種別に紹介します。

真鯛

みかんダイ(愛媛)

ハーブダイ

伊勢まだい(三重)

ヒラメ

白雪ヒラメ(鳥取米子)

カボス平目(大分)

ブリ

鰤王(鹿児島)

黒瀬ぶり(宮崎)

カボスぶり(大分)

すだちブリ(徳島)

オリーブハマチ(愛媛)

サバ

唐津Qサバ

お嬢サバ(鳥取)

サーモン

サーモンについては国内に200種類以上あると言われています。

これについては以前記事を書いていますのでそちらをご覧ください。

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養殖魚が小売りのメインになりうるか

確かに養殖魚の人気が高いのもわかりました。

ただ養殖魚が魚屋のメインになるのでしょうか?

都会や養殖事業盛んな地域ではすでに養殖魚がメインなっていると言えるかもしれません。

大手スーパーの取り扱いも養殖物ばかりになってきました。

だからこそ小さいスーパーや魚屋さんは天然魚を強化した方が差別化につながると思っています。

生き残るためには天然重視をはっきりと打ち出していく必要があります。

ただ確実に養殖魚の取り扱いは増えていくので知識情報としてはしっかり取り入れておきたいところです。

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まとめ

天然でないとダメと言われた世代から見ると今の養殖ブームには少し抵抗あります。

しかし若い世代の人たちにとっては違和感ないのだと思います。

これも時代の流れでしょうか。

小売りの考え方も変えていかないといけない時代に来たのかもしれません。

いずれにしても地元との連携の強化が養殖事業の成功につながることは間違いないと思います。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属