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メルルーサ(ヘイク)【白身フライの原料】昔からタラの安い代用魚として食べられてきた輸入魚

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メルルーサは外国産の冷凍魚で私たちの食の中にかなり入り込んでいる魚の一つです。

タラの仲間なのでとても食べやすい魚です。

リッキー

普通のタラより身がしっかりしているのが特徴です。

市場でも冷凍のフィレが扱われていたりしますが、お値段はそれなりにするようです。

病院食としての需要も高いようなので今回記事にすることにしました。

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メルルーサの基本情報

メルルーサはタラ目の魚ですが5種24属あります。

主だったものを挙げておきます。

名称学名英語産地備考
ニュージーランドヘイクMerluccius australis(Hutton,1872)Newzealand hakeニュージランド、
オーストラリア南東沖
・スマートな体型
・頭小さめ
アルゼンチンヘイクMerluccius hubbsi(Marini,1872)Argentine hakeチリ、アルゼンチン沖白身切身
市場にあったのはこれ
シルバーヘイクMerluccius bilinearis(mitchill,1814)Atlantic hake北西大西洋
メリーランド

グランドバンク
主にすり身の原料
ケープヘイクMerluccius canpensis(Castelnau,1861)African hakeアンゴラ〜南アフリカ沖中型種
ホキMacruronus novaezelandiae(hecter,1871)Blue hakeオーストラリア、ニュージランド沖ホキ激減のため南米のデコラが流通増

参考になるのがコレ!>>世界のタラ 日本水産資源保護協会

メルルーサどんな魚?

この写真はアルゼンチンメルルーサです。

基本的にタラの仲間なので似てます。

身がしっかりしてやさしい味と言われています。

ネット情報とか見るとアトピーにいいとかガンが防止できると書いてありますが、学術論文などの根拠が見当たらないのでここでは噂のレベルに考えておきましょう。

スペインでよく食べられるようです。

日本でもあまりクセないやさしい魚ということで給食や病院食でよく使われることが多いようです。

先日紹介したホキもメルルーサの一つの種類になります。

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おいしい食べ方は?

タラより身がしっかりしているイメージです。

淡白で上品な味わいなのでかつてはフィレオフッシュの原料にも使われたりしていました。

リッキー

陰の存在でありながら結構活躍してくれている魚です

どんな料理にも合うようです。

もちろん刺身は無理でしょう。

メルルーサはスーパーに並ぶことがある?

解凍の切身がスーパーに並ぶことは少ないかもしれません。

冷凍切身で販売しているところあるかもしれません。

意外と値段が高いので普通の真鱈を相場やすい時に買ったほうがずっと安いような気がします。

塩干品で塩して一味をかけた商品はかつて人気でした。

ただ、白身フライの白身魚としてはかなり使われているように思います。

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最後に

この魚にかぎらず形の見えない魚がかつては有名魚の代用品の役割を果たしてきました。

それはそれで美味しく食べられてきました。

ただ正式な名前を聞くと食欲をそそらなくなるものも多いです。

このメルルーサも正式名称が使われるようになって随分経ちますがなかなか抵抗感は拭えないようです。

ただこれらの存在により価格が抑えられてきたという事実見逃せないと思います。

その辺悩みが今出てきているんでしょうね。

参考サイト ウキペディア メルルーサ

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属