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マス(鱒)の売り方【スーパー鮮魚編】季節を感じさせてくれる早春魚!刺身で食べられる?

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4月初旬は鱒(マス)も水揚げされ相場も安いです。

たまたま需要と供給のバランスが崩れたりするとなかなか安い相場に出会えたりします。

最近では生のマスを扱うスーパーも少なくなってきました。

このマスの扱い方を知らない人も多いと思うのであらためてマスの売り方について解説してみようと思います。

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マスは季節を感じさせてくれる

オスのマス

店でも年に1,2回くらいは鱒を対面コーナーに置くようにしています。

安ければ何回でも置きたいのですが大体相場が下がるチャンスは1回か2回というのが通例です。

なんと言っても鮮魚売場の3テーマである生、天然、地物のうち2テーマをカバーするエクセレントな魚なわけですから大事にしないといけません!

今回は1尾で780円ついてるのでかなりお買い得だと思います。

残っても次の日切身にしたらどれだけでも売れますね。

最悪半身入れて398円なら結構ボリューム出るから速攻で売れますね。

これを使わない手はないでしょう。

本マスと青マス

マスには大きく分けて2種類あります。

一つは本マスでもう一つは青マスと呼ばれるものです。

正確的にいうと、

本マスはサクラマスのことです。

青マスはオホーツクサーモンです。

地域によって若干異なりますが基本的には上記のように区別できます。

マスは安さが魅力の魚

マス

やっぱりマスは安さが魅力の魚です。

値段もそこそこで買いやすい魚の一つです。

これが対面で売れると面白くなってきます。

その時はあまり値入れを高くしないことです。

利益をいただくのは加工してからです。

対面で売る魚は季節感、珍しさなどのワクワク感の演出できる点を重視してください。

定着認知されるようになれば40,50%の値入れも簡単にとれるようになります。

とにかく売場に勢いがつくまでは値入れを抑えて買いやすくすることです。

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マスのおろし方

マスは基本的に三枚おろしにして使います。

元々身が柔らかいので身割れなどに注意しましょう。

皮を引いても売れます。

マスの美味しい食べ方

マスは優しい味をした魚なのでどんな料理にも合うでしょう。

バター焼き、ムニエル、フライなどが美味しいです。

マス寿司で使う鮭は今のご時世トラウトサーモンを使うことが多いでしょうが昔はサクラマスを使ってということです。

マスもアニサキスいますので生食は避けてください。

もし刺身にしたいなら2晩ほど冷凍かけてから使ってください。

身をみる限り塩して水分を抜かないといけないでしょうね。

それから酢で〆てやったら美味しそう。

一度やってみる価値はありそうです。

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最後に

季節を感じさせてくれる魚の一つとして対面販売にはぜひ置いて置きたい魚です。

一本物はもちろんですが緑のカゴ皿にオレンジ色の切身があっても鮮度感出る物です。

大事にしたい魚の一つといえます。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属