今の時期は鱒マスも安いです。
別にコロナのせいで相場が下がったわけではないですね。
たまたま需要と供給のバランスが崩れたりするとなかなか安い相場に出会えたりします。

マスは季節を感じさせてくれる
ウチでも年に1,2回くらいは鱒を対面コーナーに置くようにしています。
安ければ何回でも置きたいのですが大体チャンスは1回か2回というのが毎年のことです。
なんと言っても鮮魚売場の3テーマである生、天然、地物のうち2テーマをカバーするエクセレントな魚なわけですから大事にしないといけません!
今回は1尾で780円ついてるので残っても次の日切身にしたらどんだけでも売れますね。
最悪半身入れて398円なら結構ボリューム出るから速攻で売れますよ。
マスは安さが魅力の魚
やっぱりマスは安さが魅力の魚です。
言っておきますが基本対面のお魚で利益を余計取ろうとしないでくださいね。
利益をいただくのは加工してからですよ。
対面で売る魚は季節感、珍しさなどのワクワク感の演出ですから25%もあれば十分ですよ。
定着認知されるようになれば40,50%の値入れは簡単にとれるようになりますからとにかく勢いつくまでは目立つ魚の値入れは抑えて買いやすくしてください。

マスの美味しい食べ方
本マスはバター焼き、ムニエル、フライなどが美味しいですね。
マス寿司で使う鮭は今のご時世トラウトサーモンを使うことが多いでしょうが昔は本当にこの鱒を使っていたんだと思います。
今もしするなら2晩ほど冷凍かけてから使ってくださいね。身をみる限り塩して水分を抜かないといけないでしょうね。それから酢で〆てやったら美味しそう。一度やってみる価値はありそうです。
最後に
季節を感じさせてくれる魚の一つとして対面販売にはぜひ置いて置きたい魚です。
一本物はもちろんですが緑のカゴ皿にオレンジ色の切身があっても鮮度感出る物です。
魚屋であれば大事にしたい魚といえます。
<終わり>
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