鰻を焼くのが得意なこの道25年のベテランリッキーです。
夏が近づくにつれてスーパーでうなぎ蒲焼きを扱う量も増えてきます。
だいたい、スーパーのうなぎ蒲焼きは冷やして売っていることが多いのでその温め方を今回紹介したいと思います。
おそらく次の４つのやり方のどれかだと思います。
- フライパン
- トースター
- 電子レンジ
- 魚焼きグリル
どれでやってもおいしく食べられますがそれぞれコツがあります。
一度うなぎのタレを水洗いして落とすというのもあながち間違いではありません。
もう一度あらためてつければいいですから。
そのときは市販のうなぎ蒲焼きのタレを使ってもいいです。
さあ、それではそれぞれの温め方をみてみましょう。
どの温め方がうなぎ蒲焼きをおいしくしてくれるのでしょうか？
それぞれの特徴をプロの目で確認していきます。
目次
フライパンで焼く 〜うなぎ蒲焼き
最近はフライパンを使う人が増えています。
それも直接焼くのではなく片付けのことを考えて専用のペーパーを使って焼く人が多いようです。
なるほど直火でないにしても火にかけるでもうなぎ蒲焼きおいしく食べれると思います。
味が変わることもなくおいしい食べ方だと思います。
やはり火にかけるというのはうなぎをおいしくしてくれますね。
特にフライパンで焼くので特に問題ないと思います。
さらにフライパンのいいところは蒸し焼き風にできることです。
日本酒を少し垂らして蒸し焼き風にすると柔らかくもできます。
柔らかいうなぎ蒲焼きが好きな人にはオススメです。
逆に水分を飛ばすまで火にかければそこそこカリッとなります。
全体を均等に温められる点もメリットです。
トースターで焼く 〜うなぎ蒲焼き
トースターで焼いて温めることもできます。
直火でもできますがほとんどの人はアルミホイルを使って焼くことが多いと思います。
直接火にかけると後片付けがちょっと大変です。カリッと香ばしく食べられる点はいいのですが。
アルミホイルで焼く場合破けたりするとその後の掃除が大変という難点があります。
あとは鰻がアルミホイルにくっついていてしまう点もちょっと躊躇します。
焦げやすいのも少しマイナス要素になります。
確かに直火焼きの香ばしさは魅力ですが実際ちょっとやりにくいかもしれません。
グリルで焼く 〜うなぎ蒲焼き
最近はグリルで焼くという人は少ないと思います。
確かに直火で焼け香ばしさもでるし、余分な脂を落とせるのでおいしくなると思います。
しかしながら後片付けや掃除のことを考えるとこの選択肢を取る人は少ないのかなと思います。
そもそも匂いが出るのを嫌がる人も多いと思います。
焼き立て感を出したい人にはいいですが、前に焼いた魚の匂いが移ったりすることもあるのであまりオススメできません。
本格的にするにはいいですが時代の流れかもしれません。
別に他の手段でも十分おいしいのでこの焼き方にこだわる必要はないと思います。
電子レンジで温める 〜うなぎ蒲焼き
電子レンジでチンする人は非常に多いと思います。
私も普段はチンして温めます。
手軽で簡単なので時間がない人などにはオススメです。
ただ電子レンジの難点は温めムラができるところです。
一部だけチリチリになっていたり、一部だけ冷たかったりすると非常に残念です。
やっぱりどうせ温めるなら全体にあったまっててほしいところです。
かといって長く電子レンジにかけると爆発してこれもまた後の掃除が大変になるので便利なようでちょっと難しいです。
最近は電子レンジも回わらないものが主流にもなっててちょっと不安が残ります。
60wで2分くらいが適当と言われていますがその辺は気温や鰻のサイズを見ながら調整が必要でしょう。
オススメはフライパンで焼く方法
この４つの中でオススメするならフライパンで焼く方法です。
- 一応火にかけるのでカリッと仕上がる
- 火にかけると出てくる脂も鰻の場合は気にならない
- 加熱用シートを使えば後片付けも楽
- 蒸し焼き風にもでき日本酒を使えば柔らかくもできる
やはりおいしさを求めるなら火にかける過程は無視できないと思いました。
番外編 七輪で焼く 〜うなぎ蒲焼き
個食用の七輪を使って炭火焼きをするという方法もあります。
炭を起こして炭火焼きにしてうなぎ蒲焼きを温めるのは最高でしょう。
ただ普段家ではしないでしょうから番外編としてます。
ただ相当おいしくなると思います。
カリッと焼けますし、余分な脂も落ちるので本当においしいと思います。
おそらくできるのは特別なときだけですね。
まとめ
今回はスーパーの冷凍解凍うなぎ蒲焼の温め方について検証しました。
普段食べる分には電子レンジでチンで十分だと思います。
ただ土用の丑の日なんかは高い国産のうなぎ蒲焼だったりするので本当においしい焼き方を考えてしまいますね。
七輪焼きも気になるなあ。
今年はどうなるんでしょうか？
年に一度の楽しみになってしまいましたね。
＜終わり＞
