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ここがゆでタコの一番美味しいところ!プロが捌き方解説しながら教えます!

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みなさん、タコ食べるの好きですか?

生タコの刺身も美味しいですが今回はボイルしたタコについてのお話です。

真だこ、水だこ、柳だこ、と一般に食べられているタコの種類もたくさんありますね。

どれも美味しいタコだと思います。

ところで、このタコの一番美味しい部位があるのご存知でしょうか?

吸盤?違います。

確かにタコの吸盤もコリコリして美味しいですね。

しかしそれ以上にもっと美味しいところがあるのです。

あんまり知られてないかもしれません。

おそらくみなさんが食べたことない部分かもしれません。

おい、おい、食べられないところ紹介してどうするんだよ!と声が聞こえてきそうですが、いえいえ違うんです。

ちゃんと食べられるところですが、普段お店に並ばないという意味です。

事情は今から詳しく説明します。

最後まで読んでいただければみなさん納得していただけると思います。

>>魚捌く包丁を買うならこれ!【主婦必見】プロがすすめる究極の1本!刺身もOK

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タコは火を通した方が甘みと弾力が出て美味しい

やはりタコは火を通したものは甘味が出て美味しいものです。

火を通すといっても焼くわけではありません。

湯にくぐらせたり(茹でダコ)、煮たり(煮ダコ)、蒸したり(蒸しダコ)します。

みんな総称で「ゆでだこ」という言い方をしますが詳しく見ると上記の3種類になるわけです。

この中では「蒸しだこ」が旨味成分が外にでず一番美味しいとされています。

大きなメーカーは機械でタコを蒸して市場に出すのです。

やっぱりアフリカのタコが美味しい!

その蒸しだこで人気なのでアフリカの蒸しだこです。

アフリカというとイメージ湧かないですね。

モロッコ産蒸しだこといえばわかりますね。

モロッコが禁漁とかになって最近ではモーリタニアのタコも流通するようになりました。

輸入されたときは冷凍で入荷します。

それを国内で蒸し上げて商品化すると美味しいタコができるのです。

リッキーもやはりアフリカの蒸しだこの方が美味しいと思います。

国産や地元産のタコもありますが蒸しの技術がいいでしょうか?タコ自体も美味しいのでしょう?チルドで流通するからでしょうか?

やっぱりアフリカのタコのプリプリの弾力感と甘味強くて美味しいと思います。

美味しい部位はここ!

で、問題の超絶美味し部分はどこなのでしょうか?

それは普段捨てしまう目の周囲の部位です。

タコは頭と足を食べますが真ん中の目の部分はおそらく捨てられる部位だと思います。

目の部分はやはり食べたくないですから当然です。

しかしなから実はその目の後ろの部分に美味しい部位があるのです。

どういうこと?と不思議に思われる方も多いと思います。

もう一つ詳しく説明しますね。

この目の後ろの部位は実は軟骨のようなコリコリした部分なのです。

軟骨※正確にいうと硬いコリコリした部位で骨ではないかもしれません。

タコに軟骨があったのか!という感じですね。

いかの軟骨はみなさんもご存知でしょうしコリコリしてお酒のお供にも商品化されて売られています。

リッキーもいか軟骨は大好物です!

実はタコにも軟骨のようなコリコリした部位があるのです!

ヒェ〜!って感じですね

みなさんも知らなかったでしょう!

タコは目の後ろに軟骨ような硬い部位があるのです。

※もし既に商品があったらすみません。リッキー見たことないです。

目の部分を切って取り除いた部分が美味しいのです。

これはさすがに魚屋さんでも知らないことかもしれません。

タコの目の部分は普通いらなちのでそれごと切り取って捨ててしまうからです。

ただ、できるだけ食べれるところを残そうと意識する人は気づいてるかもしれません。

いわゆる「歩留り」をチャンと考える人はどこが食べられるか事前判断するからです。

タコの美味しい部位をどこにあるのか実際に見てみましょう!

では、それはどんなものなのでしょうか?

実際現物を見てみましょう。

タコを捌くときこのように頭と足と目のついた胴体の3つに分けます。

で、目の部分は捨てるのです。

その目のついた胴体にその部位はあります。

丸枠で囲ったところの部位が今言っている美味しい部位です。軟骨のようにコリコリした部分です。

一応洗っています。

なかなか気づきにくい部位ですね。

それも前の方は目がついているので食べにくいので加工しないといけないです。

このタコの軟骨のような部分の商品化は手間と大きさが様々なので非常に難しそうですね。

やってやれないことはないでしょうがコスト合わなそうです。

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魚屋は品質確認で検食することがあります!

なんでこれが分かったかというと魚屋でする検食で知りました。

魚屋さんは品質確認のため検食というものがあります。

現場レベルでも時に検食してその魚の美味しさ、脂ののり、鮮度の程度を確認することがあります。

これは商品のレベルを判断するために必要なことといわれています。

値段や製造量を決める判断材料になるということです。

で、正規の商品で確認することもありますが商品として使えないけど食べられる部分でやることもあるわけです。

刺身用におろした魚の骨に残った身や刺身ででた切り落とした端材などでしたりもします。

これらはすべて各企業の規則ルールに則って衛生的な環境の下行われるものです。

今回も鮮度確認ということでタコも生食できるけれど商品に使わない部位を使って行われました。

そしたらコリコリした食感(イカほどではない)と独特の甘みが強くて正味とは違った美味しさということがわかったわけです。

リッキーもこんなに美味しいものか!とビックリしたくらいです。

この部位を食べるにはどうしたいい?

で、この美味しい部位をみなさんが食べるにはどうしたらいいのということですね。

残念ながらあまり手段がないといわないといけません。

これを食べるには一頭で買うか知り合いのお店に頼むしかないと思います。

現状ではそれしかないように思います。

ただ、もし自分で手に入る機会があればぜひ食べてみてください。

メチャクチャ美味しいです。

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まとめ

今回、みんなが食べられもしないものを紹介してどうするんだという声も聞こえてきそうです。

ただ、実際食べられる可能性がないわけではないですし、水産品製造メーカーの方がこれをみて作ってくれる可能性もあるわけです。

この情報は出回らないので非常に希少なものだと思います。

ぜひ美味しいネタを自分の手柄のようにして他の人に説明してあげてください。

それにしてもこのタコのコリコリ部分わさび醤油で食べてみたいですね!

食べられないのにどうしてくれるんだって感じですか!

今回は誰も知らないタコの美味しい部位のお話でした。

これで終わります。

ご精読ありがとうございました。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属