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タコの卵 生(醤油漬け)で食べみました!海藤花(かいとうげ)?!

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こんばんは。2月の頃寒い日々が続きます。

雪こそ降らないものの今朝は-4℃ということで車のフロントガラスもバリバリでした。

さて、早速ですが、今回タコの卵を醤油漬けにして食べる機会があったので報告します!

しかも生で食べてみました。

正直生で食べられるのかわかりませんでしたが、たらこやいくらなど魚卵を醤油漬けにして食べることができるならこのタコの卵も大丈夫だとうという安易な思いつき、根拠のない確信からでした。

もちろん、アニサキスがいないかしっかり確認して食べることにしました。

さあ、実際どんな味だったのでしょうか!

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「海藤花(かいとうげ)」ってご存知ですか?

先に確認です。

みなさんは「海藤花(かいとうげ)」という言葉を聞いたことがないでしょうか?

タコの卵の食べてみようと思った時、そういえばタコの卵の加工品で「海藤花(かいとうげ)」というのがあったなあと思い出しました。

どんなものなのかわからなかったですが、タコの卵を加工したものということだけ知っていました。

確か生っぽい食べ物でなかったかなとおぼろげに思っていました。

調べてみると、

海藤花(かいとうげ)は、タコの卵から製される食品。兵庫県明石市の名産。

Wikipedia「海藤花」より

やっぱりありました。

なんで海藤花(かいとうげ)というかというと、

ケシ粒大の卵粒がつらなり、たれさがるのがフジの花房に似ることから、江戸時代明石藩の儒者・梁田蛻巌によって「海藤花」と命名された[1]

Wikipedia「海藤花」より

海の中にフジの花が咲いたようになっているのでしょうか。

たくさんの卵が固まっている姿がフジの花に見えるんでしょうね。

残念ながら掲載できる写真はありませんでした。

で、結局海藤花(かいとうげ)自体はタコの卵を塩漬けにしたものでした。

麹漬けにしたりもするようです。

リッキーの住む北陸や出身地の新潟方面では知っている人はほとんどいません。

地域性が高い商品なのかもしれません。

ただ、ネットで調べてみると実際取り扱いありました!

さすがですね。

今の時代ネットでなんでも売っているもんですね。

興味がある方はご利用ください。

クリックしただけでは成約しませんので商品情報だけでもみてみてください。

ただ、今回はこれと違って生のタコの卵を食べてみようということです。

加賀橋立港より小だこが入荷!

話は本題に入ります。

最近浜から小だこが入荷します。

小だこはどんなタコかと浜の商人に聞くと小だこは小だこというタコだというので聞くのをあきらめました。

ちなみにこんなタコです。

春なんですね。最近よく入荷します。

小さいのでいいだこのようにも見えますがいいだこではないようです。

タコの種類も特定したかったんですがタコの種類もたくさんあるので別の機会にさせて下さい。

ここでは特定するのを端折らせていただきます。

その小だこを調理して店に出すんですが、時期的に頭の中に卵が入ってたりするのです。

タコの卵はこんな風に入っています!

こんな感じで入っています。

わかりますか?

頭の上の方の白いまんまるなものが入っているのがわかりますね。

これがタコの卵です。タコまんまという言い方をする人もいますね。

これを出すとこういうものが出てきます。

タコの卵を外に出してみました!

小だこの頭の中にあった卵。

結構頭の大きさからすると大きいですね。

実際にこんなタコの卵が入っているのです。

真ん丸 アイスの雪見だいふくみたい。

これは以前ネットで見たことあるけど実際にみたのは初めて?!

この中に米粒のような卵がいっぱい詰まってます。

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思い切って食べてみることにしました!

これはちょっとたべてみないと。あんまり冒険をしないリッキーもこれがチャンスとばかりに食べてみることにしました。

この房房がフジの花に見えるんでしょうか!

とりあえずイカの沖漬けなどで漁師がやるように醤油に漬け込みました。

結構グロテスクだね・・・。

お~っ!醤油につけるとこんな感じになるんだ。

言葉は控えますが○○虫みたいで気持ち悪いです。

でも遠くから見ればこれは生でいけそうな気がします。

とりあえずしばらく漬けとけばたべれるかな。

1時間後に見ると、おっ!いい感じになったって感じです。

ちょっと2、3粒をパクリ・・・。

味はどうなんでしょう!

食味の結果はいかに!

食べた直後の一声はこれ!

「うっ!」

「美味い!!!」

ねっとり濃厚な味わい。

でもくせもなくおいしい珍味だな。

ちょっと薄皮が口の裏側にくっつく感じもあるけどいけるよ!

食べた人はみんな絶賛してました。「うめぇ~」って悲鳴を上げる人まで出る始末。

本当にビックリしました!

これはいいですね。

実際の味をご試食いただけないのがとても残念です。

この時期だけの楽しみがまたふえました。

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最後に

今度はもっといっぱい集めてもう少し調味液にこだわってつくってみたいです。

昆布とよくあいそう!なので昆布を入れてみたいとおもました。

あと、事前に塩をして余分な水分を抜いてからやってもよいかなと思いました。

その後も特にお腹こわすこともなく終われてよかったです。

我ながらチャレンジャーだなと思いました。

あくまで生なのでみなさんは慎重な判断でお願いします。

もし食べるときは品物の状態や体調などくれぐれも注意してくださいね。

今回は未知の味タコの卵の醤油漬けの食味レポートでした。

最後までご精読ありがとうございました。

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<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属