このシリーズも5回目です。
今回は2・8(ニハチ)の原則という言葉を説明します。
今回は別に専門的な話というわけでないのでみなさんもご覧ください。
「2・8(ニハチ)の原則」聞いたことないでしょうか?
「パレートの法則」という言い方もします。
これ言葉を聞いてピーンときた方はさすがです。
よくご存知です。
でも知らなくても大丈夫です。
魚屋さんは基本、お金の計算は得意なのですがこういった公式みたいな数字が入ると苦手という人も多いんですね。
実際私も机の上で学ぶ計算はめっきり苦手でした。
でも今回のこの数字はメチャ簡単ですからちょっとだけでも聞いていってください。
なるほどなって感じになりますので読む価値ありますよ!
2・8(ニハチ)の原則とは
これは簡単にいうと2と8の数字が大事ですよということです。
なんだそんなことかなんて言わないでください。
結構使える話しなんですよ。
いくつかの意味がありますので先に確認しておきましょう!
2月・8月で使う場合
なんだこれ?と思われたかもしれません。
2・8(ニハチ)の原則でしょう。
もっと高度な使い方をするんじゃないの?意味違わない?
と言われそうです。
しかしながら商売する上で2月と8月はあんまりいい意味でないですが押さえておかなければいけない月なようです。
2月と8月が閑散期になるという意味です。
それでその準備対策を取らないといけないよということです。
?スーパーマーケットで考えるとよくわかりませんね。
8月はメチャクチャ忙しい月ですもんね。
しかしながら商売という広いくくりでいうと2月8月はやばい月なんです。
2月はわかりますよね。一年で一番寒い時期。
寒いので人の出足も悪くなる時期なので商売する人からすると閑散期になる月といえるでしょう。
では8月はどうでしょうか?
お盆セールとか忙しいじゃないかということですがそれは一部の小売りだけでかもしれません。
一般的にいうと真夏の一番暑い時期でどうしても暑さでだれてくる月ですね。
商売に熱が入らないと言えるかもしれません。
活動の全てにおいて厳しい時期です。
しかも官公庁や学校や工場などは長いお盆休みもあったりしてその近隣の商売は上がったりですね。
人がいないのですから。
ということで2月、8月は商売的に暇な時期といわれるのです。
2・8(ニハチ)の原則を2月と8月が閑散期になるという意味で使われるということです。
2割、8割で使う場合
2割、8割という使い方、
みなさんはこの使い方がよくご存知ではないでしょうか
いわゆるパレートの法則ですね。
待てよ?なんのこと?ですよね。
今からわかりやすく解説しますよ。
簡単にいうと2割の売れ筋商品で8割の売上を上げるものとする原則です。
パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
ウィキペディアより
結局これは言い方を変えると売上をあげたければ売れ筋の上位2割をしっかり売れば上げやすいということになります。
全部に力を入れて売らなくても2割に集中して売り込みをかけた方が効果が出やすいということを言っているわけです。
結構当たっているとおもいます。
というか非常に効率的な考え方ですね。
全部やろうとすると大変ですが売れる2割だけを管理すればいいというのはそれは楽ですよね。
ということで2・8の原則は実際の売場でも活躍する指標なのです。
いろいろなパレートの法則
調べていくといろんな2割8割の法則があるようです。
ちょっとみてみましょう。
- 苦情の8割は2割のお客さんから出ている
- ビールと泡の割合は8:2が一番美味しい
- 二八そばというように蕎麦粉8:小麦粉2の割合が美味しいそばと言われる
- 2割の優秀な営業マンが8割の売上を上げる
2と8の数字がいろんな場面で使えるということです。
まとめ
この話の本質はどう効率よく問題を解決するかという点にかかってきます。
少ない労力で最大の効果を発揮したい時に押さえるべきポイントを絞ってみるということなのです。
ただ数字を並べただけでなく実際に意味があるということがわかると効率よくできるというわけです。
魚屋でもこのパレート(2:8)の法則は使えそうです。
売上にしても2割に集中しさえすればいいというのはかなり気が楽になりますね。
また、ちょっと頑張れそうですね。
このシリーズまだまだ続きますよ。
それではまた!
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