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魚惣菜や寿司が売れなくなった時の対応法

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今まで売れていた刺身や魚惣菜が売れなくなってきたという経験されたことあると思います。

最初のうちは売れていたのに最近めっきり売れなくなってきているという感じ。

ほとんど見切りになってさらに廃棄でたくさん残るという恐ろしい惨状になったりします。

とても不安になりますね。

みなさんはこういう時の対処法持っているでしょうか?

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魚が売れない時は必ずある

それまではそれなりに売れていたのにしばらくすると見切りが増えはじめ、アレっと思っているうちに廃棄の量が増えたりします。

商売をやっていると必ず遭遇する事態です。

ちょっと発注を控えたり製造数を調整したり手直しすればまた動きはじめてことなきを得たりすることもあります。

ところがいろいろ修正をかけても改善しない時があります。

その時が厄介なのです。

そうするとせっかく挑戦していた商品や売場を変えようやめようというムードになってしまうのです。

やめられればまだいいのかもしれません。

やめることもできずただ毎日の仕事をこなすだけで見過ごされていくという場合もあります。

この状態になると最悪です。

利益も出せずにいわゆるお荷物(部門)になっていくわけです。

会議でもやっつけられてサンドバック状態になるという惨状に陥ったりもします。

こんな風に売れなくなったときをどういう対応をとったらいいのでしょうか?

魚惣菜や魚屋のお寿司がなぜ売れなくなくなるのか?

まず、売れなくなる理由を考えます。

おいしくないという場合は対応は簡単です。

おいしくすればいいわけですから。

私たちは食べ物を売っているのです。何がおいしくて何がおいしくないかという味の感覚は常に磨いておかなければなりません。

そこでおいしくないならおいしくすればいいいだけなので対応としては何も難しくないわけです。

自分以外の人の声にちゃんと耳を傾けなければなりません。

そうして味の改善を図ればすぐに解決するのです。

問題なのはそこそこおいしいと思うのに売れない場合です。

ではそんなときどうしたらいいのでしょうか?

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ほとんどがその味に飽きている

おいしくないのに売れなくなるということはみんなもうその商品を食べなくても味がわかるくらいもう食べ飽きているのです。

いつも同じもの同じように出している売場によくこういうことが起こります。

魚惣菜とか鮮魚の寿司はある意味嗜好品的な側面もあるわけです。

毎日同じものが出ていたらさすがに飽きてしまいます。

売る方も生魚を捌いたり売場を作ったりがメインになるわけでそれはそれで大変です。

魚惣菜や鮮魚のお寿司はむしろプラスアルファくらい位置付けになっているところ多いです。

そしてそこの部分をパートさんに任せっきりということがよくあるのです。誰も何も知恵を絞らずにルーティンな作業を繰り返しがちなのです。

このような状態すなわちそこそこおいしいものを出しているのだけれど売れなくなっている状態になってしまっているようなら少し本腰を入れて対策を練らないといけません。利益を大きく逼迫してきます。

売れない場合の対応策

そんな時は売れないものを一度やめてみることです。

それもおもい切って全部やめてみるのです。

そして売れているものを広げるのです。

品揃えというのは商品が動いているときに効果を発揮するものです。

売れない時の品揃えは重荷以外何者でもありません。

当たり前のようですがこれがなかなかできないのです。

なぜかというと売れてないにもかかわらず理由をつけて売場に置いておこうとするからです。言葉で言うと惰性になっているわけですがその状態は意外と楽なものです。

その商品は既にその商品は死んでいるにもかかわらず気にならなのか気にしないのです。そう言う感覚というか嗅覚が弱い人が必ずいるものです。

そういう人には一度売れないものをスパッとやめて売れるものだけにしろとはっきりいってあげてください。

売り場が活性化して動く状態になったらまた復活して置けばいいのです。

とにかく勇気を持って売れない商品を一度やめてみることです。

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まとめ

これができると売場はまた復活します。

逆にその決断ができないようならそのままズルズルお荷物になっていくのです。

売れるものを売る。いつの時代も変わらない普遍の真理です。

この当たり前ことを実直にやればいいだけなのです。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属