皆さん、日中暖かな日が差すことも多くなった春です。
いかがお過ごしですか?
コロナの状況もひどくなってきました。いつまで続くのでしょうか?
あえてこれ以上言わないことにします。
マイナスなことを考えてもテンション下がるだけですし、我々はひたすら目の前にあることをしっかり着実にこなしていくだけです。
それ以上でもないですし、それ以下でもないです。
だからこそ皆さんに魚小売りのマル秘テクニックお教えたいです。
今回はたらの売り方ということです。
毎年のことですがこういう考え方があるんだということを知ってほしいです。
これがわかるという人はおそらく15年以上の経験者であり、しっかり魚屋を運営できている方だと思います。
たらは冬、鍋だけのものではありません。
え〜!たらって冬のものじゃないの!とこの人なにいってるのてきに考えているも多いと思います。
確かにタラは冬に美味しくなり鍋に最適な魚というイメージが強いと思います。
実際たらの肝も冬場にきくなってそれはそれなりの価値なのだと思います。
肝は鍋や煮付けで需要が多いですからね。
ところがこのたら春先にもいいパフォーマンスを発揮してくれることをあまり知られていません。
毎日魚を扱うプロでも春になるともうたらを売ってる場合じゃないよとばかりにたらの発注を止めたりするのです。
ところが私から言わせると非常にもったいないことをしているとしか見えません。
実はたらは春先から美味しい食べ方があるのです。
それも冬と違った食べ方です。
それを今から説明しますのでこの機会にタラの売り方を考え直してみてください。
きっと納得してくれると思います。
たらは万能選手
そもそもたらという魚はどんな料理にもでき、味も非常に美味しい部類のお魚です。
真鱈と助惣鱈がありますが、特に真鱈の美味しさは格別です。
助惣鱈も美味しいですが中にシラミのような虫が多いのでちょっと扱いに注意が必要です。
いずれにしても、煮付け、鍋、お汁、ソテー、ムニエル、フライ、唐揚げ、天ぷら、塩焼き、照焼き、場合によって刺身などさけと並んでオールラウンドプレーヤーのどんな料理にしても美味しい魚といえます。
たらを春に売ると利益がしっかり残ります。
春になると皆さんの感覚の通りほとんどの人がタラはもう終わりなんじゃないのと思うと思います。
みんながもういらないよというような状況になるわけです。
そうすると値段、相場も下がりますよね。
すなわち、タラが安くなる時期な訳です。これがポイントです。
安くなるわけだからこれをしっかり売り込むのです。
それもそれなりの値段をつければいいのですから比較的値段は安いながら普通の値段で売ることができるわけです。
その時におすすめなのがタラを三枚下ろしにして皮を剥いて出すやり方です。
そうバター焼きムニエル用の商品として売るわけです。
上の写真をご覧いただくと一目瞭然だと思います。
ちょうどよく見た目も美味しそうでしょ!
売れますよ。
最後に
フライにしても美味しい訳だから魚の中でも万能選手です。
結局 タラは一年中活躍してくれます。
コメントを残す