
今の時代、なかなか個人経営のお店がうまくいかず、苦しい台所事情の中やっとやっと日々の商いをこなしているところが多いと思います。
もちろん、小さなお店はお店で一生懸命にやっているのでしょうがお客さんにその思いは届かず、毎日が惰性で流れていっているところもあるのではないでしょうか。
高度経済成長の時代を経て食品小売業も成熟期に入り大手企業しか生き残っていけない状況のようにも思えます。
ただ、水産小売りに関していえばそれでもまだ、孤軍奮闘単独の店舗で頑張っていられるところもまだあるのかなと思います。
そういうところは生き残っていくためにすでにいろんな対策をとられていることと思います。
これからの時代決して大きくはない魚屋、鮮魚店はどうやっていけばいいのでしょうか。
大手スーパーマーケットに勝つことはもうできないのでしょうか?
今回は小さな魚屋でも大手に勝てる方法をご案内したいと思います。
目次
大手スーパーマーケットが強いに決まっている?
ここでいう大手スーパーマーケットというのは小さな鮮魚店を脅かす可能性のある食品スーパーと広い意味にとらえてください。
規模でいうと年商300億以上の売上高を上げているようなスーパーマーケットをイメージして貰えばいいと思います。
地方の大きなスーパー以上って感じですか。
イオン、ヨーカ堂は正確にいうとGMSといって総合スーパーであって厳密に言えば食品スーパーと言えないかもしれません食料品を扱う部分においてはここでいう大手スーパーに含めていいでしょう。
サミット、ライフ、マルエツカスミ含むU.S.M.、バロー、ヤオコー、いなげや、ヨークベニマルあたりも食品スーパーとしては超大手となります。
原信、アークス、ツルヤ、ウジイエ、ユニバース、マルト、ヤマナカ、アルビス、サトウ、フジ、サニーマート、サンリブ、マルショク、コモディイイダ、関西スーパー、マックスバリュー、ぎゅーとら、イズミ、エブリイ、サンエー。生協
なども含めるとまだまだたくさんあります。
最近ではドラッグストアも含まれると思います。
これらがすべて小さい魚屋さんからすれば驚異になるわけです。
そして地方の小さな鮮魚店から見れば、以下の点が驚異に思えるわけです。
こうやって見ただけでもため息でますね。
もうやる前から白旗あげたほうがいいのでしょうか?
大手スーパーマーケットの弱点
ところが、魚屋の世界はおもしろいモノです。
確かにグロッサリなどのメーカー品は大手スーパーは圧倒的に強いのかもしれません。
しかしながら、魚の場合は、そうとは限らないのです。
だから皆さんも生き残っているわけですね。
多かれ少なかれ大手スーパーにも弱点があるということです。
先にこの点を見てみましょう。
歴史を振り返れば絶対王者的存在であった大手スーパーであっても潰れたりしてきたわけです。
かつてのダイエーのような超大手でも名前すらなくなくなってしまったということは皆さんもご承知でしょう。
どんなに大きくても蟻の一穴ということではないでしょうが完全無欠ということはあり得ないのです。
ということで、大手スーパーの苦手なところ弱いところも見ておく必要があります。
とまあ、これだけの弱点があるわけです。
大手スーパーも穴だらけのように思えます。
全体としては影響力大きいようですが結局戦うのは個店と個店なのです。
で、個店でみるとたいしたことなかったりします。
たとえばあなたのお店が田舎の小さい町にあるとしたらラッキーかもしれません。
大手スーパーはそういう地方の小さな町の店には超優秀な人を送り込みません。
そういう優秀な人材は普通旗艦店にまわしたりします。
どちらかというと戦力的には強くない人材が選ばれます。
大手スーパーも今のご時世人材が有り余るほどいるというわけではないからです。
常に人手不足なのです。
であれば、あなたが情熱と熱意を持って臨むのであれば、相手の看板がいくら大きくても、負けたりしないのです。
要は戦うのは個店vs個店なのです。
だから、大手といえども得意分野を持った店には敵わないのです。
なによりも大手ではスタッフのサラリーマン化とユデガエル化は深刻です。
積極的に動ける人がいないのです。
そこは大手自身がなやんでいるところです。
しかし解決できずにいたりするのです。
どんなに本部が壮大な計画を立てようが、広報部がマスコミに立派なことアピールしようが、結局実際にやるのは現場の人たちです。
その人たちが動けなければ正直相手にならないのです。
どの大手スーパーマーケットを見ても現場レベルまでその力を落とし込めているのはごくわずかです。
しかも、現場担当者レベルの士気はまったくといっていいほどない、ないように見えます。
よほどのリーダーシップをもったトップがいるところでないと従業員の無気力化は変えられないでしょう。
相当深刻なのです。
そもそもの大事な点を見忘れています。
それは、売場のにぎわい、人の活気がなければ魚売場は成立しないということです。
忘れているというより目を覆っているといった方がいいかもしれません。
これすごく大事ですよ。
都会のムーディーなジャズが流れる高級でおしゃれな鮮魚売場であれば、活気という野暮なものは必要ないでしょう。
しかしながら、地方のまだ魚を調理して食べる習慣のある地域で、人の気配がない、シーンと静まり返った売場では、間違いなく魚は売れないでしょう。
これは皆さんも経験してお分かりなことだと思います。
小さい鮮魚店に勝ち目はあるのか?
そこで、小さい魚屋さん、鮮魚店が大手に対して勝ち目があるのかないのかというと、
勝ち目は大いにある
と言えると思いますし、いいたいです。
いま上で見たように、大手スーパーの弱点が山ほどあるわけです。
それも一番大事な現場すなわち従業員のやる気の部分で大きな問題があるということがわかったことは大きいと思います。
※誤解なくいえば大手スーパーでもやる気のある人はたくさんいます。ただ、それが活かされない現状があることは否定できないと思います。
これらは少数先鋭でもやる気前向きな人がいればいいだけですから。
これは戦う側からすると非常に有利になると思います。
小さい鮮魚店どうやって戦うのか?
ただし、小さい魚屋、鮮魚店が大手スーパーと同じところで問題があるのならやめた方がいいです。
リーダーを創る
すなわちリーダーがスタッフのモチベーションを上げられないのであれば無駄な戦いは避けるべきです。
社長をはじめトップ従業員ともにやったるぜ!という士気がなければそもそも大手と一緒だからです。
みんながやる気になって立ち向かうという意気込みを持たせることができるのも小さいお店のメリットでもあるはずです。
それができないなら最初から戦わないことです。
従業員に変な気を使うリーダーばかりならやめた方がいいと思います。
その意味でまず人を育てるところから始める必要があります。
一緒に苦難を乗り越えてくれるリーダーシップを持った人がいなければ難しいです。
そういう人材を育てましょう。
安売り合戦はやめる
それともう一点、
チラシの安売り合戦するならやめた方がいいでしょう。
大手と立ち向かうといって大手と同じようなことをしようとしても勝ち目がありません。
多少の目玉を出すのはいいですが値段で負けないといって安売りのチラシを出せばいいなんとかなると思うならそれもやめた方がいいです。
安売り合戦は小さい方が負けるというのは過去の歴史から見ても明らかだからです。
ちょっと専門的な話になりますが、ランチェスターの法則というものがあります。知っている方も多いと思います。
戦争の戦いかたの原理原則を示した考え方ですがその中で同じ戦法を取ったら大きい方が勝つという法則がある言われています。
まさに今の話です。チラシの安売り合戦をしたら大きい方が強いわけです。
また、孫子の兵法という古い時代の中国の戦術について書かれた著書があります。
そこでは小さい(弱い)方が勝つために戦術が紹介されています。
鶴翼の翼(真正面から戦わず回り込んで裏をかく)や遠交近攻(敵の敵は味方)などいろんな戦い方が歴史から経験から導き出されているのです。
それを応用すればいいわけです。
そこでリッキーからの提案としては、
自分たちの得意不得意をまず把握して、得意分野で勝負をかけるという戦法を取る
ことをお勧めします。
名物をつくる
例えば、近海の新鮮!生魚が得意なら対面を作ってそれに特化するとか、刺身が得意なら地物魚の姿づくりを徹底強化するとか、来店する人の名前、好きな魚を完璧に覚えてフレンドリーサービスに徹底するとか特徴を出していく方法を取るべきだと思います。
これを聞くとなんだ、そんなこと言われなくてもわかっているよとかこんな当たり前のこと聞きたくてここまで読んだんじゃないよと思われるかもしれませんが、これを実現するのも大変です。
実現可能でやれることを選ぶべきです。
またそれはただやるだけではダメで一定の表現力が必要となるのです。
わかりやすくいうと、皆さんこうしたらいいああしたらいいというのはわかっていてもいざやってみるとなかなかお客さんに伝わっていないものなのです。
なんか鮮度感でないなあ、なんか活気がないなあと思いません?自分の売場。
さかなのさからのご提案
そこを解決できるのがリッキーの強みです。
それが対大手スーパーであろうが関係ありません。
解決方法は今までの経験則の中から無数にあります。
私がよくいう鮮度と鮮度感が違うのがわかりますかというのも一緒のことです。
いくら品物がよくてもそれを鮮度いいと表現できなければ意味がないのです。
これが今小さな魚屋さん、鮮魚店にかけているものなのです。
売場が変わってないことがわかってないのです。
おそらくこれからも気づかないでしょう。
これでは戦いようがありませんね。
なにせ、大手と戦おうとしているわけですから、ちょっとやそっとでは勝てるはずないです。
あとは個別の売場を見ながら、個別の状況を把握しながらやっていくしかありません。
もちろん、商品造りにしてもそうです。
ハッとするような商品造りできていますか?
そういったノウハウをリッキーは提案できるのです。
なぜなら実際に現実にいくつもの鮮魚不振店をV字回復させたという実績があるからなのです。
ただここで説明できるのはここまでです。
あとは個別具体的にみていくしかありません。
本当に大手と戦おうと思う方はぜひご一報ください。
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魚屋としての実績はすでに出せてますし、これからも出せると思いますが、それは自分がやった場合の実績です。
他の人に成果をあげてもらうための経験を積みたいので無料とさせていただくのです。
なので、これは期間限定です。今のうちだけです。
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今のところチャンとできているとは思っていますがもう少し突っ込んで内部まで関わってやってもいいかなとも思ったりしています。
ぜひご一報ください。
小さい鮮魚店はこのあとどこを目指すべきか?
おそらく、小さい魚屋さん、鮮魚店でこのまま現状維持とお考えのところはなかなか厳しいかもしません。
もちろん、余裕の資金もないし、人もいないということもあると思います。
しかし、今の時代はインターネットがインフラ化しているので考えようによってはチャンスでもあるといえます。
というのも今まででしたら資金力のあるところでないと大量のチラシを巻いたりできず、世の中に商品を紹介できませんでした。
しかしながらこれだけSNSが使えるようになれば資金力ないところでもSNSでいろんな商品や店舗紹介が発信できるようになっていると思います。
これは小さなお店にとってはありがたいことのように思えます。
基本無料ですから。
ただ、魚屋さんパソコン、インターネットが苦手という人も多いんですよね。
わかります。普段あんまり閲覧くらいしか使ってないですもんね。
なのでスマホ一台あればいろんなことできるのでそのやり方もリッキー紹介したいと思います。
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最後に
小さいお店でも十分大手に勝てますし、これからも継続して店舗を運営していくことはできると思います。
いくら魚離れといっても日本人が魚を食べることがなくなることはありませんから。
あとは魅力的な魚や商品をそれなりの価格で提供するだけです。
難しく考える必要はありません、
キレイでおいしそうであればいいだけです。
ネットも駆使しながらやっていくそんな流れになるのではないでしょうか?
<終わり>