我が家で出てくる魚の煮付けはお汁なのです。
汁をそのまま飲めるタイプです。
これって煮付け??という感じです。
一応妻には魚料理の先生もしている私が煮付け作り方を教えてあります。
魚の煮付けというものがどんなものかは説明してあります。
しかし言うことをなかなか聞いてくれません。
もちろん料理屋さんにも連れて行って食べさせたりもしますが、結局毎回でてくるのがこのタイプの煮付けなのです。
なにが違うかというと水分が多いのです。
せめて最後に煮詰めの工程を入れてくれればありがたいのです。
目次
水っぱい煮付けが出てくる我が家
「今日もシャバシャバだねえ〜!」
といっても妻は聞こえないフリをしています。
まあ、あんまりいうといつもバトルがはじまるので強く言わないことにしています。
ご存知の通りリッキーこのブログでみなさんには魚の煮付けのコツやおいしい作り方をご案内させてもらってます。
それでいながら情けないことにわが家では魚の煮付け=魚の醤油汁になっているが現状なのです。
ちょっと残念ですがこれが現実です。
妻の名誉のために言っておくとチャンと料理するときはするんですよ。
チャンと作るときはおいしいんです。
ただ、魚の煮付けだけはこんな感じなのです。
この煮汁をゴクゴク飲めというのでしょうか?
もしかしてこれでお汁を作らなくて済むとでも思っているのでしょうか。
そう考えると煮付けってなんなんだろう?
なんて思うわけです。
魚の煮付けってなにが正しいの?
そもそも魚の煮付けってどんな味付けが正しいのでしょうか。
リッキーの住んでいる金沢は煮付けに砂糖を使いません。
醤油のキリッとした風味が素材の味を殺さない程度に効いていて甘くないのです。
それはそれでおいしいと思います。
しかしシャバシャバっていうことはありません。
たまに外の料理屋さんで魚の煮付けを注文して食べることがあるのですがそれはそれで普通の煮付けです。
上の写真のように見るからに煮付けですよね。
たまにスーパーで買う煮付けも確かに煮付けです。
どうですか?煮付けですよね。
煮汁がまったりとしておいしそうです。
これらと妻の作る煮付けがなにか違うのです。
身に味がしみてほしい
できることなら煮付けは魚の煮た身に味がしみてほしいです。
当たり前のことですね。
ふわっとしたなかにほんのりとでいいので醤油の味がしてほしいのです。
もう一ついうなら魚の旨みというかおいしさを醤油で味をひきたててほしいのです。
しかしながら私の妻の作る魚の煮付けの身に味がしみてないのです。
言い方を変えると素材=魚の味しかしないのです。
味が入ってないのです。
あっさり汁をゴクゴク飲める煮付けですから。
なんでこうなるのでしょう?
煮付けは一度冷ますのが大事!
まず、一つには妻は気を利かせてくれて作りたてを出してくれます。
ここは本当にありがたいと思います。感謝するところです。
遅く帰ってきてもそこから料理をして熱々の作り立てを出してくれるのです。
よくやってくれるとさえ思います。
この魚の煮付けも作り立てを出してくれました。
ところが味がしみてないのです。
なぜかみなさんはお分かりですね。
なんで味がしみてないのか。
魚の煮付けというのは冷める時に味がキュッと染み込んで味がつくものです。
結局作りたてだと冷ます過程がないので味がしないわけです。
煮付けは煮詰める過程も大事
なんで汁を並々たっぷりにするんでしょう?
おそらく早く魚の身に火を通したいんだろうと思います。
多めの汁でやった方が煮えるのも早いと思うのでしょう。
短時間で作ろうとするとそうなります。
つゆが並々な分味も薄いので正直あまり味がしません。
せめて魚をあげて少し煮詰めてくれれば少しは煮付け風になるんだと思います。
煮詰めという過程ですね。
これが大事なんですね。
それを魚の身につけて食べられればそれはそれでおいしいんだと思います。
甘味をつけるかは住んで地域によって違う
みなさんは煮付け甘味があった方がいいですか?
先ほども述べたように金沢ではあまり砂糖を使いません。
しかし、新潟出身のリッキーにとってはやはりまったりとした甘味はほしいところなのです。
ここは育ってきた環境によると思います。
ちなみに北に行くほど甘味を強くなると言われています。
プロ風な味付けにするなら黒砂糖がオススメ
また甘味をつけるなら少し隠し味でザラメか黒砂糖を入れると味がしまるように思います。
面倒ならうなぎのタレを少し入れてもおいしくなると思います。
水飴や蜂蜜とか一通り入っていたりするのでわざわざ別々に買わなくてもいいので便利です。
よかったらやってみてください。
妻にもそう言いたい気持ちでいっぱいです。(涙)
まとめ
煮付けもやはり時間をかけて作るとおいしいですね。
ただ忙しいとついつい手を抜いてしまいます。
だから出来合いの魚惣菜やコンビニの真空パックがはやるわけです。
お手軽においしい煮付けを食べられるからそれはそれでいいことだと思います。
ただ基本の料理方法はマスターしておきたいところでもあります。
<終わり>
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