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「カゴカマス」ってどんな魚?【市場に並ぶ珍魚】捌いてみた!刺身で食べられる?

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今回はカゴカマスという珍しい魚が市場に並んでいたので紹介します。

この魚を見た時はカマスのような太刀魚のような姿に違和感を感じました。

もちろん初めて見る魚です。

これを仕入れて捌いてくれた人がいたので紹介します。

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カゴカマスの基本情報

分類 スズキ目クロタチカマス科カゴカマス属                
名称カゴカマス
別名・地方名
英語名Royal escolar
学名Rexea prometheoides(Bleeker,1856)
分布海水魚
主な漁法巻き網漁、底曳漁
備考・背中に骨がある

最初カゴカマスというのはわからなかった

コレが市場に並んでいた時は正直ビックリしました。

最初クロムツかなと思ったのですが体表の様子が違うということで思わず覗き込んでしまいました。

ソウダカツオみたいな雰囲気もありますね。

大体この手の魚は馴染みなくて買い手がつかないといった感じです。

ずっと誰にも買われずに残っていました。

市場の人に聞いても名前も最初分からないといってたくらいです。

売っている市場の人がそんなこと言うのということですがそんなことよくあります。

後で調べてカゴカマスというのが分かりました。

こういうのケッタイなを専門に買い付ける人もいるんですよ。

だから市場が成り立つのでしょうがなかなかチャレンジャーでないと買付できないと思っています。

たまたま知り合いの仲間が買ったということで情報提供してもらいました。

カゴカマスはどんな魚?

未利用魚ということではないでしょうがメジャーな大衆魚ではないことも確かです。

あまり獲れる量も多くないようなのでいわゆるB級、C級魚になるのでしょうか。

馴染みがない分相場は安いと思います。

コレがおいしければラッキーな買い物ということです。

おろした様子がコレ!

カゴカマス捌いた様子

その知り合いが捌いた写真を送ってくれました。

それが上の写真です。

あまり写真を撮り慣れてないので多少ボケていますが捌いた様子はちゃんと分かります。

三枚おろしにしてありました。

おろした様子はサバのようでもありますし、サゴシのような透明感もあります。

薄腹が黒い膜なのがちょっと異色な感じです。

こういう黒い膜を持っているのはイワシ、ニシン、のど黒、タラです。

なるほどと感心しながら見させてもらいました。

カゴカマスどうやって食べる?

カゴカマスの刺身

その知り合いはとにかくなんでも刺身にします。

今回のカゴカマスも刺身にしたようです。

それで送ってくれた写真がコレです。

こうやってみるとトビウオのようなアジのような小さなフクラギのような刺身に見えます。

リッキー

なんだか刺身でも十分いけそうですね。

なぜか見慣れた刺身のようにも見えました。

その知り合いが食べた感想では、

とりあえずおいしかった

そうです。

背の方に骨があるともいっていました。

結構気になる程度の骨だったそうです。

それにしても知り合いは勇気あ流と思いました。

なかなか彼のようなチャレンジャーにはなれません。

刺身で食べるならもう少し情報がほしいですね。

色々調べてみると刺身でも食べられそうですが無理して刺身にする必要もないのかなと思ったりします。

それより気になったのは骨やアラからいい出汁がでるという情報です。

それなら試してみる価値はあるかなと思いました。

塩焼きもおいしいとのことです。

まあ、こういったわからない魚はまず火を通して食べた方が良さそうですね。

煮付けとかでもおいしそうです。

少なくとも食べた人が言うには味は悪くないようです。

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背中に気になる骨がある

写真はキレイに見えましたが背中にある骨はちょっと気になるといっていました。

ちょっと既存の魚と違う感じの骨の入り方のようです。

腹の方の身だけ刺身で食べたそうです。

カゴカマスどうやって売る?

カゴかます

正直売ったことがないので分かりませんがおそらくなかなか売れないでしょう。

よく水揚げのある地域では売れるのかもしれませんが、馴染みないとやはり売れないでしょうね。

安いからといって売れるもんでもないと思います。

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最後に

カゴカマスは初めて見ました。

こう言う魚もいてもおかしくないだろうなという姿でした。

味は良さそうなので一度食べてみたいです。

それにしてもいきなりこの見た目の魚を刺身にするなんて知り合いもなかなか勇気あるなあと思いました。

まあ、そのおかげでこうやってみなさんにも紹介できたので感謝しないといけませんね。

また珍しい魚紹介したいと思います。

参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑

<終わり>

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ABOUT US
リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属