ようやく北陸でもこの活ホヤが売れるようになりました。
仙台駅近くの市場風店舗でみたさかな売場は衝撃的でした。
ホヤでいっぱい。
種類も活だけでなく、蒸しホヤ、焼きホヤ、燻製などそんなに食べるのか!とビックリ。
あれから、他の土地で旨いと言われる魚は絶対売れるというとくに根拠のない自信のもと10年ほど売り続けてきました。
最近ようやく北陸金沢でもないか、ないか、の声が上がるようになりました。
ホヤの基本情報
![活ホヤ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/06/8696798B-B44C-403C-A18F-4AB03500CA28.jpeg)
ホヤはマボヤともいい、その形状から海のパイナップルとも呼ばれています。
ホヤガイと言われることもありますが貝類ではありません。
軟体動物の一群に分けられます。
幼生時はオタマジャクシのように泳ぐと言われています。
夏が旬。
三陸東北では夏になるとこのホヤが市場や魚屋さんの店先にずらっと並びます。
美味しい食べ方
基本的な料理方法
![活ホヤの身抜き](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/04/5E440EB6-B736-4B7B-97F0-BDF187B48A34_1_105_c3.jpg)
基本的には殻を剥いて食べます。
殻をとって身を刺身にしたり酢の物にしたりします。
鮮度がよくないと独特な匂いを発します。
蒸しや焼きも美味しい。
あまり知られてないけど美味しい食べ方
塩辛もうまい。
このホヤとこのわたを塩辛にしたものは「漠久来バクライ」と呼ばれ珍味中の珍味とされています。
バクライを知っている人はかなりの珍味通だと思います。
参考記事 ばくらい(莫久来) 究極の珍味
こうやって売ろう!
![活ホヤの中身](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2021/04/5F6FCCC0-45D8-4573-AD39-F2324B86D480_1_105_c3.jpg)
身についている黒いところをとります。
変色するのでホヤに入っている水を一緒に入れておくと色変わりしにくいです。
買い付けのポイント
仕入値はそんなに高くはないです。
値段はおまかせのところがあります。
商品の特性・位置付け
鮮魚ない対面コーナに置くと季節感を出せます。
意外と売れます。
売り手のぶっちゃけ話
根強い人気。知っている人は必ず買います。
東北以外の地方では正直売られていないと思いますがチャレンジしてもいいと思います。
正直あまり売れないが粘り強く販売していけば固定客がつく。
たまになら売れるが続けて入れると残りやすい。
ロスも怖いので余裕のある時に扱えば良い。
最後に
他の土地でたくさん売れているものは自分たちの土地でも売れるはず!
という精神でチャレンジしましょう。
それが目新しさ、お客さんのワクワク感につながります。
たまにでいいのぜひ仕入れましょう。
<終わり>
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