春になると魚の稚魚がいっせいに孵化して海を漂いはじめます。
鮮度よい間は半透明で時間が経つにつれて白っぽくなっていきます。
のれそれ、白魚、イサザなどと同じような時期にこの生しらすも水揚げされ市場に並びはじめます。
しらすといった場合、主にイワシがメインになりますがいろんな魚が混じっているの小さい稚魚の総称と考えたほうがよいようです。
タコ、イカ、カニ、エビの幼生も混じることがあるようです。
店頭では上の写真のようなパックで並びます。
生しらすの基本情報
基本的にイワシ稚魚になります。
ただいろいろ混ざることが多いので全部がイワシとは限りません。
アジやサバ、タコ、カニ、エビ、タチウオなどいろんな魚の稚魚が混じることがあります。
季節によってシラスの種類が変わる
春はマイワシが中心になり、秋はカタクチイワシが中心になります。
カタクチイワシの方が黒っぽくなります。
鮮度が落ちやすいのですぐに釜揚げにされることが多いです。
生で流通するものは基本的に地元で消費されることになります。
産地以外でも生しらすを見かけますが生食用と書いてあっても十分に注意してください。
もし食べるとしても必ず冷水で水洗いするか酢にさらす方がいいでしょう。
それぞれの魚種でご確認ください。
生シラスのおいしい食べ方は?
鮮度のいいものは生で食べれます。
卵の黄身をのせた生しらす丼は産地では超人気商品です。
産地でなくても生食できるものが流通しています。
ただ、早めに食べるほうがいいでしょう。
生しらす丼にしたり、出汁をかけて食べたりします。
個人的には酢醤油で食べるのが好きです。
わさびドレッシングで食べてもおいしいです。
サッと水洗いしてから使いましょう。
卵とじにしたり、茶碗蒸しに入れてもおいしいです。
天ぷら、かき揚げもオススメです。
季節感が出るのでおいしさも格別です。
生しらすの買い方
なかなか、売っているところは少ないかもしれません。
春先のタイミングで店頭に並びます。
地域的にも限定されると思います。
見つけたら即買いです。
生食用で買った当日で食べたほうがいいと思います。
生しらすの売り方
よほど、鮮度の信頼のある店でないと売場に並べたところで売れないと思います。
季節感出るので置きたいところですが無理をしないでいいのかもしれません。
ロスになる場合も多いので、小店や売上の小さいところは無理しておく必要ないでしょう
最後に
攻める鮮魚売場を作る上で、のれそれ、シラウオ、生しらすは春の3点セットです。
効果的に使えるのであれば、売場に季節感を表現でき活性化させることできます。
通常の利益率を確保できているのであれば、売場に置いたがいいアイテムといえます。
参考サイト ウキペディア しらす
<終わり>
卵の黄身と青ねぎをたっぷり散らしたしらす丼無性にたべくなりました!