この貝を見た時の衝撃はなかなかなものでした。
まさにグロテスクといえる貝ではないでしょうか。
しかしながらその味は貝類トップクラスのおいしさだと思います。
ところでミルガイといえば黒っぽいミル貝もいたりします。
この白いミルガイは種類違うのでしょうか?
今回はこの白ミルを見てみましょう!
白ミルの基本情報
分類 | オオノガイ目キヌマトイガイ科 |
名称 | 白ミル |
別名・地方名 | ナミガイ |
英語名 | Japanese geoduck |
学名 | Panopea japonica A.Adams,1850 |
分布 | 海水生 |
主な漁法 | 潜水漁 |
備考 | ・ミルガイ(ミルクイ)と区別される ・見た目がエグイ |
白ミルはどんな貝?
寿司ネタにしたり刺身にしたりする貝です。
どちらかというと関東方面で扱われることが多いようです。
金沢の市場ではあまり見る機会がないので希少な貝の一つと言えます。
水管部分を生色します。
この貝に白ミルとか白ミルガイと呼ばれますが似たような形をしている貝にミルガイがいます。
この白ミルをミルガイ(ミルクイ)と言ってはいけないようです。
ではミルガイ(ミルクイ)はどんな貝なのでしょう。
ミルガイ(ミルクイ)ってどんな貝?
これががミルガイ(ミルクイ)です。
ちょっと古い写真ですが新宿大久保の寿司屋さんで撮らせてもらった貝です。
白ミルと形は似ているようですが色や雰囲気が違いますね。
こちらのお値段も高級です。
味もミルガイ(ミルクイ)の方が上質といわれているようです。
そのとき食べてはいるはずですがおいしかったということしか覚えていません。
おいしい食べ方は?
この白ミルどうやって食べるのでしょうか?
そのまま刺身にするのでしょうか?
基本大きく飛び出た水管の部分を刺身にしり寿司にしたりします。
ただいきなり捌いてみろと言われてもちょっと魚触ったくらいの人では捌き方わからないと思います。
スーパーで扱える人はそういないような気がします。
基本水管の部分を少し湯に通して皮を剥いて刺身にします!
皮を剥かないといけないって。
慣れてないと大変ですね。
で、刺身で食べます。
刺身に切るときは真っ二つに割って適当な幅で切ってから縦に切ればいいです。
やっぱりワサビ醤油が一番おいしいとおいますがちょっと贅沢にサラダにしてもおいしいと思います。
おいしさは格別
この白ミル(ナミガイ)のおいしさはご存知な方も多いかもしれません。
ミルガイ(ミルクイ)も併せて考えたら刺身の中でもこの種の貝はトップレベルのおいしさだと思います。
想像するだけで食べたくなりますね。
どうやって買う?
どこに売っているのでしょうか?
なかなかスーパーでは売ってないですね。
専門店的な魚屋さんか市場に行かないと買えないかもしれません。
注文すると高いでしょうから先に大体の値段を聞いてから注文しましょう。
寿司屋さんとかで食べる形になるでしょうか。
最後に
やはり小売店でこの貝を扱えるのはそれなりのレベルのお店になると思います。
見た目が悪い方がおいしいという言い方をしますがまさしくその典型例いえるでしょう。
形も非常に個性的でおいしいものです。
実物を見る機会はあまりないでしょうが見つけたらチャレンジしてみましょう。
水管部分を皮を剥くために湯通しする
です。
ただ知っている人そのおいしさをわかっていただけると思います。
これが捌けるってすごいですよね。
今注目のライザップ(クック)でも教えてくれるのでしょうか?
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
<終わり>
いきなり捌けといわれてもね〜!