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月日貝(ツキヒガイ)ってどんな貝?【秋旬の味覚】刺身で食べられるの?

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箱に入った月日貝

金沢の市場に見慣れない貝がありました。

リッキーも初めて見る貝。

非常に美しく地味ながら鮮やかな色合いに興味をそそられ思わず写真を撮りました。

担当者は月見(つきみ)貝といっていましたが正式には月日(つきひ)貝というのが正解なようです。

鹿児島方面で人気の貝ということならこちらでも売れるだろうということで仕入れてみることにしました。(地方で売れているなら他の土地でも売れる理論)

どんな味がするのか?殻ををあけたら中身はどうなっているのか?

確認しようと思いましたが店に行ったときにはもう売れていました。

買う人もいるんだと感心していたら結構美味しいんだということでした。

今回それを食べる機会があったので紹介します。

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月日貝(ツキヒガイ)の基本情報

分類 イタヤガイ目イタヤガイ科Ylistrum属               
名称月日貝
別名・地方名ツキヒガイ
英語名Japanese Moon Scallop
学名Ylistrum japonicum( Gmelin,1791)
分布砂底に棲息する。
主な漁法底曳漁
備考・ツヤツヤ感がすごくキレイな貝
・幻の貝といわれている。
・基本帆立貝と同じような使い方

月日貝(ツキヒガイ)はどんな貝?

殻を外した月日貝

幻の貝と言われ非常に希少な貝とのことです。

鹿児島など九州方面で獲れるようです。

濃い褐色の色をした面と真っ白な面を併せ持った貝ということで非常に目立ちます。

褐色の方が月で白い方が日ということでしょうか。

しかも貝の表面がツヤツヤして見た目がとてもキレイで印象的です。

味、料理方法はどうなのかということですが基本的にホタテと同じと考えていいようです。

美味しい食べ方

殻を外した月日貝

実際こんな感じで打ってみることにしました。

帆立貝と全く加工方法は一緒ということ。

バター焼き、刺身、フライが美味しそうです。

買い付けのポイント

市場にあったら1シーズンで1度は買い付けしてもよいのかなと思います。

ホタテと似たような値段で決して高いものではないようです。

売り手のぶっちゃけ話

実際に売ってみたら半分くらい売れていたので全く売れないわけではないようです。

刺身で食べられるというのもセールポイントになるのでやっぱり話題性を強調して対話を通じて販売したい。

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実際刺身にして食べてみました!

月日貝の刺身

2回目に仕入れた時に食べてみることにしました。

素直な感想はホタテより味が薄いかなといった感じです。

貝柱はあっさりした感じです。

そう思うとホタテはやっぱり味が濃厚なんだなと思ったくらいです。

ホタテの方がねっとり感ありますね。

でもこの色合いといい珍しさといい買う価値はあると思いました。

ギャラリー

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最後に

ほとんどホタテのような感じです。

ただ殻の美しさは群を抜いていると思います。

陰陽兼ね備えている貝というのがいいですね。

殻もなにか利用できないものでしょうか。

それだけインパクトのある貝といえますね。

参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属