
北陸ではあまり馴染みのない魚ですが、たまに市場に並んだりしています。
この魚を見るたびその美しさに息を呑むといった感じです。
おそらく魚の中ではトップクラスの美しさを誇るといっても過言でないと思います。
甘鯛のピンクを薄くしたような地肌に黄色い線が6本走る様子はまさに貴婦人とさえ表現できそうです。
ただ、日本海ではあまり獲れない⁈のか実際私も食べたことないので味については正直なんともいえないところです。
西日本方面の方のほうがよく知ってらっしゃる魚だと思います。
今回はこのいとよりについて見てましょう。
イトヨリダイの基本情報
分類 | スズキ目イトヨリダイ科イトヨリダイ属 |
名称 | イトヨリダイ、いとより、イトヨリ |
別名・地方名 | イトヒキ |
英語名 | Golden threadfin bream |
学名 | Nemipterus virgatus(Houttuyn,1802) |
分布 | 海水魚 主に西日本 |
主な漁法 | 釣り、延縄漁 |
備考 | ・練製品にも使われる ・黄色い線が6本あるといわれている |
イトヨリダイはどんな魚?

通常イトヨリといってますが調べてみるとイトヨリダイと鯛をつけて表現しているものも多いです。
正式にはイトヨリダイというようですがもちろん、タイ科の魚ではありません。
もちろん、といったのはこのブログですでに鯛という名前がついていてもタイ科の魚でないものがありますよと以前紹介しているからです。
このイトヨリダイもタイ科ではないのでいわゆる鯛ではないということになります。
関西で好まれる魚ということです。
沖縄でもよく使われているようです。
おいしい食べ方は?

実は水分が多めのようなので、少し塩してから使った方が良さそうです。
蒸し物、ソテーなど料理屋さんで使われることが多い
煮崩れしやすそうなので煮付けにする際はちょっと注意が必要な感じです。
写真の煮付けは滋賀県にいったときにとあるスーパーで売っていたものです。
けっこうキレイに煮付けてありますね。
これなら見栄えがします。
最後に
イトヨリは北陸ではあまり扱う機会が少ない魚です。
FBなどで四国の魚屋さんとかがよく投稿したりしていたので扱ったことない割に親しみがある魚と思ってました。
キレイな魚なので存在感はある魚なのでまだまだ潜在力はありそうです。
情報入り次第追加させていただきます。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
<終わり>
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