石鯛を見ると釣り竿を思い出します。
リッキーも釣りをします(現在封印中)がこの魚はまさに釣魚のイメージが強い魚ですね。
特に磯釣りをする方にはたまらないのではないでしょうか?
そしてこの石鯛は刺身が非常に美味しい魚です。
目次
石鯛(イシダイ)はどんな魚?
熱帯魚みたいなシマダイが大きくなるとこのイシダイになります。
子供の姿と大人の姿が違うのがこの魚の大きな特徴です。
縞模様が消えてグレー色に体表が変わります。
大きくなればなるほど縞が消えていって口の周りが黒くなる不思議な感じの魚です。
リッキーおろしていてもキレイな身をしていて無性に食べたくなるほどです。
小さいサイズでも脂がのっていることがありおいしいものです。
相場が下がって安い時(5月ごろ)がありますのでそんなときを狙って仕入れています。
石鯛(イシダイ)の基本情報
分類 | スズキ目イシダイ科イシダイ属 |
名称 | 石鯛(イシダイ) |
別名・地方名 | 縞鯛(幼魚) |
英語名 | Barred knifejaw |
学名 | Oplegnathus fasciatus(Temminck and Schiegel ,1844) |
分布 | 岩礁域にいる磯魚 |
主な漁法 | 釣り、定置網漁、刺網漁 |
備考 | ・幼魚は熱帯魚のようなシマダイ ・釣人熱くなる魚 |
石鯛(イシダイ)の位置付け
我々スーパーや量販店では普段なかなか手が出ない高級魚です。
高級日本料理店、寿司店、割烹が扱う魚と思っています。
身がしっかりした白身の魚です。
釣りをする人にとってはあこがれの磯魚と言えるでしょう。
釣りでは貫禄を見せる石鯛ですが食べるとなると状態によって癖があるといえるかもしれません。
初夏から盛夏にかけて刺身がおいしい魚として対面で重宝します。
石鯛(イシダイ)の刺身は最高!
おそらく初夏で刺身が一番おいしい魚はというとこのイシダイが挙げられると思います。
脂のノリやしっかりとした身質で上品な旨味が特徴です。
特に5月に入ったら相場も下がるのでこのイシダイの刺身が食べたいですね。
対面でも実際によく売れます。
石鯛(イシダイ)どうやって売ればいい?
k1,500円(税抜き)くらいになれば仕入れたりします。
中くらいのサイズが比較的安いので狙い目。
相場が下がるのでその時だけ仕入れる感じです。
売るときは対面に箱ごと出してバラ売りするか三枚おろし皮むきにして刺身用で販売します。
刺身にもしますがなかなか値段的に売りづらいようです。
シマダイクラスの大きさでも脂のっているので刺身用に皮を剥いてだしたりします。
小売りの本音
ここは実際に対面で感じたことを書いておきます。
- 磯臭さが強い魚というイメージ
- 必ず買っていく根強いファンがいる
- 成魚になると磯臭さも抜け刺身にしても美味しい
- 小さくても脂のって刺身がおいしそうなのでサク(皮むき)で売りやすい
- 仕入れたいけど高いので普段はなかなか手が出せない。
- 身がしっかりしている。
- ぬめりがあるので扱いにくい
- あんまり触りたくない
- タイと比べると身の薄い魚
- この魚が売れるようになると店の信頼も上がったということ
シマダイと石鯛(イシダイ)
石鯛(イシダイ)の幼魚を縞鯛(シマダイ)と呼んで区別します。
大人になった石鯛(イシダイ)と違って黄色と黒色のストライプが目立ちます。
なので、好んで食べる地域以外では売りにくいです。
小さいと磯臭さも強いのでこれで敬遠する人もいます。
小さいと値段も安いので売れるという感じです。
頭をとって味噌汁にすると美味しいです。
ちょっと濃い味つけにしたほうが良いしょう。
煮付けもそれなりに美味しいです。
リッキーもよく食べさせられた記憶があります。
ちなみに石鯛は食べた記憶はないです。(笑)
最後に
大きな石鯛(イシダイ)は釣り人はもちろん、小売りをするものにとっても高嶺の花の魚といえます。
これを釣ったりする人が羨ましくなるときがあります。
魚を食べなれているリッキーでもできれば刺身にして食べたいと思う魚の一つです。
追加情報あればは都度更新します。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
参考記事 自分でさばいて刺身にしたい北陸の魚7選 5月下旬編
<終わり>
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