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ウロコ取り作業が重労働【大量魚捌き】辛さ軽減に電動ウロコ取り器がオススメ 腱鞘炎防止に!

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本当に魚の鱗取りというものは大変なものです!

魚を毎日捌いているとタイやスズキなどウロコを取るのが嫌になるのもわかります。

時間までに間に合うのか!とか

いつになったら帰れるのか?とか

ただただ体がきつい!

しまいには腱鞘炎で手首が動かなくなった!など

その辛さ大変さはやっている本人でないとわからないものです。

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電動のウロコ取り器は作業の大変さを軽減するのか?

当然、電動ウロコ取り器があってそれを使えば楽とというのはわかっているのです。

スッーとウロコが取れるなんてなんて便利なんでしょう!

ですが、買えば買っただけコストがかかるわけで、またそれ以上稼がないといけないということなわけです。

電動を使うには一体どのくらいの量を捌かないといけないんでしょうか?

どのくらいたくさんやらないと元が取れないのでしょう?

それだけの量を捌くにはどのくらいのスペックが必要でどのくらいの値段になるのでしょうか?

本当に悩むところです。

実際私も毎日タイをおろしたりしていますが3尾入だとやった〜!少ない!とホッとしたりします。

そんなもんです。

おろしたところで2箱ほどなのでたいしたことないのです。

それが8尾入とかになるとちょっと構えてしまいます。

小さいけど沢山あるなあって。

※実際はそれプラス別に4種くらいの魚種おろします。

実際どんな人に電動ウロコ取り器が必要になるのでしょうか?

どのくらいの量を捌くようになったら買った方がいいのでしょうか?

今回実際使っているところがあったので実例をもとに検証してみたいと思います。

イチオシはコレ!ピオニー 電動ウロコ取り器 F-SR型

先に結論を言っておきます。

今回調べた中でネットで買うならこの電動ウロコ取り器が一番いいと思いました。

値段は少ししますがあくまで業務で使用に耐えうるという視点からです。

業務用なら最低このくらいのスペックはほしいですね。

詳しくは後ほど解説しますが、まずはどんな内容かご確認ください。

別にここで買わなくてもみなさんの取引先があれば型番などをそこに問い合わせてみてもいいと思います。

まずはどんなものか見ていただければ結構です。

そもそもウロコを取らないですむ方法はないのか?

ウロコ取り器を考えるくらいなのでどうしてもウロコを取らないといけない事情があるわけですね。

こんなこというとコイツなに言ってるの?と思われてしまいそうです。

というのも捌きが自分のところで完結するのであればウロコを取らないという選択肢もあるのです。

ひろみさん

刺身にするのにウロコ取らないってどういうこと?

と違和感をもたれる人もいるかも知れません。

ただ、実務上ウロコを取らずに捌くことがあるんです。

詳しくは以前記事を書いているのでこちらをご覧ください。

>>ウロコを取らないタイのおろし方 〜ウロコをつけたままの方がおろしやすい⁈

ある程度上級者という前提ですね。

ウロコ取りオススメ

で、みなさんは普段どんなウロコ取りをつかわれてますか?

普通に売ってるウロコ取りありますね。

リッキーのイチオシは、

柄もステンレスのウロコ取り

です。

なんといっても衛生的です。

一見高いようですが実はコストパフォーマンスが非常にいいです。

実は以前このウロコ取りの良さを紹介しているので時間のある方はコチラをご覧ください。

結論をいえばヘッドがグラグラすることもなくコレに替えてよかったです。

あと100円均一のウロコ取りはあまり業務用ではオススメしないです。

刃が鋭くて身を傷けてしまうからです。

ただ、実際に業務で使っている人の話では100均の方が早いというを話を聞きました。

確かに刃が際立っているから早いということのようですが結構身が傷つくようです。

ご注意を。

電動ウロコ取りオススメ

で、本題の電動ウロコ取り器です。

電動ウロコ取り器の購入を考えるときにどんなチェック項目があるか見てみましょう。

  1. ちゃんとウロコが取れること
  2. ウロコが飛び散らないこと
  3. 魚体を気づけないこと
  4. 掃除・メインテナンスが楽なこと
  5. 値段

この5項目が大事だと思います。

市場で実際に電動ウロコひきを使っていたので見せてもらいました。

ちゃんとウロコが取れるのか?

市場で使っていたものです。

まず、マハタです。

そんなにウロコが硬いわけではないですがスムーズに取れていました。

やっている人いわく、

「メチャクチャ楽!」

だそうです。

次はぶりです。

ブリの細かいウロコもちゃんと取れていました。

担当者いわく、

「これがないとやってられないよ!」

だそうです。

「半分以下の時間でおわる!」

そうです。

このくらいの電動ウロコ取り器なら全く問題なく、それ以上にすごく楽なように見えました。

ウロコが飛び散らないこと

ウロコが飛び散らない

これも大事ですね。

電動である以上勢いよく歯が回転するからウロコの飛び散り方もスゴくなるので要チェック事項です。

これも見る限り、うまいことウロコ受けの枠の中にウロコがあたって周囲に飛び散ったりしてないようです。

なかなかなもんですね。

ただ、ウロコ受けがステンレスであるかどうかは耐久性とメンテのしやすさが違うように思いました。

要はウロコ受けがプラスチックなものもありますがそういう電動ウロコ取り器は値段安いんでしょうね。

でもやっぱり業務用で使うならステンの受けでないといけないと思います。

魚体を傷つけないこと

魚を傷つけない

業務用であるとここが一番気になります。

で、やっている人に聞いてみたら、

「多少は傷つくこともある」

そうです。

正直なお話ありがとうございます。

確かに強く押し付けるとダメなようです。

ただ、刃を見る限り、太めで角をとってあるので普通のウロコ取りに近いのかなと思います。

魚体にはやさしい刃にみえます。

なのでこれは使い方の問題かなと思います。

強くやればどんなウロコ取りで傷付きますしね。

いくつかウロコをとった魚を見る限り問題はなさそうです。

掃除・メンテが楽なこと

今いくつか写真を見てきたようにウロコ取りに水をかければウロコはすぐに取れるようです。

特に掃除・メンテの問題はなさそうです。

ただ、一つ、根元に水をかけるとアウトだそうです。

そこだけは気をつけないと!

と社長が言っていました。

値段

大事な値段です。

これについては業務用でやはり10万円ほどはするようです。

いいやつで13万円前後、最低でも10万円ほどのものにした方が良さそうです。

回転数と耐久性が違うようです。

毎分何回転するかという基準があるようです。

毎分1250回転くらいいけるかが目安なようです。

ウロコを取る力ということです。

耐久性はさっきも言っていたプラスチックの受けとかステンの受けにするとかで値段が違うようです。

右利き左利き切り替えスイッチがついてるかとかでも値段が違うようです。

電動ウロコ取り器のデメリット・難点

電動ウロコ取り器のデメリット・難点は、

1.値段が高いこと

それを使う必要性が高いのであれば値段も決して高いものでないと思います。

使う人がみんな腱鞘炎になって休んでしまうような最悪の事態を考えればその買う値段も安くと感じると思います。

2.すみが取りきれないこと。

形状的にすみの方はとれないようです。

結局今回見せてもらったところも端っこは別に普通のウロコで取っていました。

3.使ったら掃除をしないといけないこと

コレも一つ仕事が増えるということです。

そこそこの量を捌かないなら使わないほうが楽ですね。

4.値段が高い

これも考えかたの問題だと思う。

捌く人全員が楽になって手首の痛みもなくなるのであればまだ高くないと思います。

業務用として費用も一度負担すればいいだけです。

どんな人に必要か?

基本的に業務で魚を捌く人に必要だと思います。

市場関係、魚屋、スーパー、鮮魚量販店、レストラン居酒屋等の飲食店、ホテル、給食センター、魚加工場

一般個人の方だと電動ウロコとり器はいらないように思います。

簡易な安い電動ウロコ取り器もあるようですがイメージ通りになりますかどうでしょう?

一応良さそうなものをあげておきます。

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どのくらいの量を捌くようになったら必要か?

ではどのくらいの魚をおろす場合に電動ウロコ取り器がいるでしょうか?

ざっくりいうと毎日養殖の真鯛を一人あたり10尾以上おろすような電動ウロコ引きあった方がいいと思います。

ウロコの大きい魚という意味です。

鯛以外でいうとウロコのある魚20尾くらい毎日一人で下ろすようならあってもいいかなと思います。

ブリも毎日20本くらい捌くならほしいかな。

現場の視点で一応の目安であげてみました。

ピオニー 電動ウロコ取り器 F-SR型は買いか?

先ほど市場で使っていた電動ウロコ取り器とほぼどうスペックです。

業務に耐えられる十分なスペックです。

業務で使っていた人達が、

「あってよかった」

「とっても楽になった!」

は非常に心に刺さるものでした。

作業軽減。

みんなの笑顔がそれを物語っていると思います。

もしご購入をお考えならこれは買いだと思いました。

業務用の電動ウロコ取り器としてオススメします。

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まとめ

やはり作業の負担が楽になるとみんないい笑顔になりますね。

反面。費用対効果の問題も大事です。

言い方を変えるとどのくらいまで手動で我慢できるかということなんだと思います。

約10万円このくらいの値段なら持っておいてもいいと思います。

決して高くはないと思います。

実際使っていた複数の人達が口をそろえて、

「コレがないとやってられないわ!」

と言っているところを見れば効果は大きいと判断できるでしょう。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属