包丁を買おうと決めて悩むのが包丁の長さです。
仕事で魚をさばく人ならもうわかっているのかもしれません。
しかしながらたまに包丁買おうとする人だと基準がわからないと思います。
そこで包丁の長さをどういうふうに選べばいいか魚を捌いて25年のリッキーがわかりやすく解説したいと思います。
- 包丁を買った経験があまりない人
- 使いやすい包丁がほしい人
- 家庭の主婦
- 釣った魚をおろせる人
- マイ包丁が欲しい人
包丁選びは大変
包丁選びは結構大変ですね。
試し切りがなかなかできないので持った感覚、切れ味がわからないのです。
お試しサービスをしてくれるところもありますが何本も試すわけにはいかないものです。
なので以前書いた記事では自分の実体験から主婦の人に17cmの両刃の洋包丁をズバリオススメしました。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
>>魚さばく包丁買うならコレ!【主婦にオススメ究極の1本】刺身もOK 〜さかなのさ
紹介している包丁であれば10kgのブリくらいなら十分おろせるんですよ!ということでした。
ただそこでは包丁の長さについてはサラリとしか解説していなかったのであらためてこの記事で詳しく解説したいということです。
包丁の長さに焦点当ててです。
包丁というのは長すぎれば使いにくいし、短ければ用を足せないということなわけです。
で、いろいろ包丁もあるので詳しくみていくと今度はありすぎて判断つかなくなるわけです。
ということで、ここではあえてパターン3つに絞って見ていきたいと思います。
ズバリ長さを3パターンに分ける
長さ3パターン一覧表
女性 | 男性 | 備考 | ||
1 | 20cm以下 | 小柄な女性 | 対面調理 | 16〜17cmオススメ |
2 | 21〜24cm | 大柄な女性 | メイン | 女性21cm推奨 |
3 | 27cm以上 | オススメしない | 切身 | 27cmで十分長い |
長さのパターンを上の表のように分けました。
すみません、イメージしやすいと思って男性と女性で分けてあります。
特に深い意味はありません。
メーカーにもよりますが3cm刻みになっていたりします。
包丁のパッケージに必ず長さが書いていありますのでご確認ください。
で、おそらく販売されている包丁の長さはこの3パターンに当てはまると思います。
では、それぞれ見ていきましょう。
20cm以下の包丁
ざっくりと20cm以下としましたがおそらく16cmか17cmになると思います。
家庭の台所で使う人にはこれを推奨しています。
大きな魚の切身までするわけではないのでこれで十分なはずです。
小魚中心になると思いますが2kgくらいまでのタイならこの長さでもおろせます。
ただし材質のしっかりした包丁という前提です。
前の記事でも紹介した包丁はこの長さで材質がしっかりした包丁になっています。
仕事で使う場合でも小魚のお腹だしや開きなどが中心になるのであればこの長さがオススメです。
小さいですが取りまわしが楽なのでとても重宝します。
21〜24cmの包丁
メインの長さはやはり21〜24cmになると思います。
というか21cmと24cmということですね。
この長さはどんな魚の調理にも対応できます。
オールラウンドな包丁の長さといえます。
強いていうなら小魚調理が多いようなら21cm、切身がメインになるなら24cmと考えればいいでしょう。
体が大きめの人は24cmにした方がいいかもしれません。
27cm以上の包丁
切身をメインでする場合は27cmあった方が楽かもしれません。
ただ普段小魚の調理に向くかといえばよほど体格がいい人でなければ推奨しません。
女性なら24cmまでで十分に対応できるように思います。
包丁の長さは作業性を良くも悪くもする
この3パターンで選べば問題ないと思います。
細かいことや専門的なことをいえばキリがないです。
できるだけわかりやすく考えることが包丁選びにとっても大事なことだと思います。
要は作業がやりやすくなるかどうかです。
それでもわからないというのであれば21cmの包丁を選べばどんな作業でも対応できるということです。
まとめ
いろいろ包丁の長さについて書きましたが技術さえあればあまり長さは関係ないのかなと思います。
実際私自身しばらく17cmの包丁でほとんどの魚を捌いていましたし、時には13kgのブリをおろしていましたから。
ただキレイさやスピードを求めるとそれ相応の適度な長さが必要になってくるんだと思います。
そういった意味でこの3パターンの分け方を参考にしていただけるといいのかなと思います。
みなさんの包丁選びにお役に立てれば幸いです。
<終わり>