20年以上市場に通っていますがたまに見たこともない魚が並んでいます。
今回のアイゴも初めて見た魚でした。
担当者にこの魚どんな人が買っていくのと聞いたところ、とりあえず買ってみたとのことでした。
よくわからない話ですが、市場で売っているのですから食べられる魚なんでしょう。
一応調べてみたのでさかなのさのお魚いろいろリストに載せておきます。
アイゴの基本情報
分類 | スズキ目ニザダイ亜目アイゴ科アイゴ属 |
名称 | アイゴ |
別名・地方名 | バリ、エーグワー |
英語名 | mottled spinefoot |
学名 | Siganus fuscescens(Houttuyn,1782) |
分布 | 本州に広く分布する海水魚 |
主な漁法 | 刺網漁、定置網漁、釣り |
備考 | ・瀬戸内海の地域と沖縄で食べる習慣がある ・意外といろんな料理方法がある ・食べるところではこだわった食べ方をする ・棘に毒がある |
アイゴはどんな魚?
釣りでたまに釣れる魚ということです。
海藻を食べ尽くす魚として漁師さんたちに嫌われているようです。
市場的に価値があるのかと聞いたらタダ同然の値段でした。
味の方はニザダイの近縁ということでなんとなく想像がつきます。
ニザダイは結構独特な臭いのする魚でした。
地域によっては高級魚にもなるようです。
アイゴはヒレのトゲに毒あり
アイゴはヒレのトゲに毒があります。
刺されるとパンパンに腫れるというので厄介です。
背ビレ、胸ビレは先にとっておいたほうが良いとのことです。
毒があるので未利用魚として扱われるんですね。
アイゴ(未利用魚)の有効利用
とはいえ、このアイゴ(未利用魚)の有効利用が最近話題になっています。
人気のTV番組「ガイヤの夜明け」で「くら寿司」がこのアイゴを商品化しようとしているところが放映されました。
またいろんなメディアでアイゴの有効利用の可能性を発信しています。
この番組では2:00ごろからアイゴの内容が始まります。
参考にしてみてください。
ただリッキーは基本未利用魚は使えない理由あるから未利用魚と思っているのであまり期待はしていません。
SDG’s的にはなんとか使いこなしていくべきなんでしょう。
アイゴのおいしい食べ方は?
市場の人には煮付けがおいしいといわれました。
白子、卵巣も煮付けにするとおいしいとのことで一度食べてみたいです。
ただ白子、卵巣については毒との関係もしっかり調べてないので「思い」だけに留めておいて欲しいです。
刺身にもなるようで地域によってはいろんな食べ方があるようです。
情報入り次第追加します。
最後に
市場に並ぶ魚といってもいろいろありますね。
釣りをする人の方がお馴染みかもしれません。
今回のアイゴも一回きりの出会いかもしれません。
今はこんな魚も市場に並ぶんだよということをわかってもらえればいいのかなと思います。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
<終わり>
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