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スーパーで買えるカニの種類【まとめ】これを読めばカニのこと詳しくなります!

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皆さんはカニを買うときにどんなお店で買いますか?

ここでいうカニは生のカニまたはそれを茹でたカニのことです。

「個人の鮮魚店に決めてるよ!」とか「たまたま安いの売っていたら買うよ!」というように人によってさまざまだと思います。

また最近ではネット通販でカニを買う人も増えています。

ただやはり最近ではスーパーの店頭で買う人が増えているようです。

もちろんカニが獲れる地域でなければ買えませんが、実際にカニを見れて割安に買えるのは非常にメリット大きいと思います。

ということで今回はスーパーで売っているカニについて上手な買い方を紹介したいと思います。

海の近くの魚が評判のスーパーマーケットをイメージしてください。

合わせていいカニの選び方やおいしい食べ方などカニ全般について解説してみたいと思います。

現役鮮魚バイヤーだからこそ得られる最新情報をお届けしたいと思います。

皆さんが必ずカニについて詳しくなれるように記事構成していますのでどうぞ最後までご覧ください。

この記事はこのブログで書かれたカニについての記事をさらに網羅的にまとめたものです!
ネット未公開情報などもっと詳しく知りたいという方にオススメです。

>>カニ通販サイトのオススメ3選【年末恒例】スーパーのカニと比較してみた! 〜さかなのさ

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カニを買う店

店頭の紅ズワイガニ

今の時代でいうと地元の魚が強いスーパーで買うのがオススメです。

スーパーもいろいろあると思います。

この点大手のスーパーは市場相場に左右される生のカニについてはあまり得意ではないと思います。

ここでいうスーパーは海沿いの鮮魚が人気の繁盛店をイメージしてもらえるといいかなと思います。

スーパーでありながらいろんなカニをしっかり売ろうとチャレンジしている地元のお店です。

そのほうが幅広く解説できると思います。

また、ここでいうカニは鮮魚のカニです。

冷凍解凍物でなく生のカニについての解説になりますのでご了承ください。

>>冷凍ズワイガニ(姿)の中身を検証してみました! 〜身の詰まりは?蟹味噌は? 〜さかなのさ

カニの種類(スーパー編)

茹でズワイガニ

ということで前置きが長くなりましたが、

早速スーパーで売っているカニの種類について解説します。

スーパーで扱うカニは次の通りです。

スーパーで売っているカニの種類

ズワイガニコウバコガニ(ズワイガニのメス)紅ズワイガニ、毛ガニ、ワタリガニ、アサヒガニ、タラバガニ、ハナサキガニツマジロガニ(ヒラツメガニ)、サワガニなどです。

地方に限定されるカニもありますがスーパーではこれくらいのカニを扱ったりしています。

同時期に全て売っているというわけではありません。

時期によって売るカニが違ったりしています。

タラバガニ(活、生)は高価なためスーパーであまり扱われないかもしれませんが相場によっては扱われる場合があるので入れておきます。※タラバは正確にいうとカニではないですがここでは含めておきます。

それぞれ簡単に解説します。

ズワイガニ

ズワイガニ茹で

ズワイガニは皆さんもご存知ですね。

一番お馴染みのカニです。

胴体はもちろん脚にも身が詰まっていておいしいカニです。

カニ味噌は絶品で加工されたりしています。

松葉ガニ越前ガニはこのズワイガニの地域ブランドです。

最近ではこのズワイガニの差別化を図ろうと石川県などが新しいブロンドを立ち上げたりして話題になっています。

>>加能ガニ最高峰のブランド『輝』登場 〜どんな基準を満したカニ? 〜さかなのさ

資源保護のため漁期が限られたりします。

日本海側では10月、11月に解禁になるのでそこでこのズワイガニが市場に出回ります。

スーパーでも売ったりします。

近年は水揚げ状況も悪くて値段も高騰したりしています。

3月くらいで禁漁になったりしますので一部を除き夏場には売られてなかったりします。

北海道産のズワイガニは夏でも売られることがあります。

禁漁期間については市場で聞いてもよくわかりませんでした。

ズワイガニについてはこちらの記事で詳しく書いています、

興味のある人は下をクリックしてご覧ください。

>>ズワイガニ 〜いよいよ解禁初売り!【北陸・山陰】秋冬の味覚到来 〜さかなのさ

コウバコガニ(ズワイガニのメス)

コウバコガニ

ズワイガニのメスを地域によってコウバコガニといいます。

セコガニ、セイコガニといったりもします。

メスガニなので卵が持っていてそのおいしさは格別です。

内子と外子というように2種類の卵が人気のカニです。「

漁期も短く好まれる地域も限られているので貴重なカニといえるでしょう。

北陸から関西圏でよく食べられているようです。

こんな小さなカニをどうやって食べるのかと思う人も多いですが、食べる地域ではこの小さなカニをカットして食べたりします。

手でむしりながら食べるカニではないようです。

>>コウバコガニ(セイコガニ)解禁! 金沢で珍重される冬の味覚!内子外子絶品 〜さかなのさ

紅ズワイガニ

ベニズワイガニ生

ズワイガニに似ていますが、より赤い色をして深いところに棲んでいるのが特徴です。

ズワイガニに比べて身入りが少ないので値段はずいぶん安く感じます。

近年ズワイガニが異常な高値にあるのでその評価が見直されているカニといえます。

日本海で獲れるカニで特に富山、新潟でよく食べられるカニです。

>>紅ズワイガニ どんなカニ?旬はいつ?禁漁はあるの? 〜さかなのさ

毛ガニ

毛ガニ茹で

毛ガニといえば北海道が有名ですが、能登の毛ガニも結構人気です。

足というより身と味噌がおいしいカニといえるでしょう。

蟹味噌の濃厚さはピカイチでしょう。

このカニも脱皮したてが安く売られていますが意外と身が詰まっていてオススメです。

>>毛蟹(ケガニ) 能登の毛蟹は安いけれど身が詰まってあなどれない! 〜さかなのさ

ワタリガニ

ワタリガニ生

活きたワタリガニも市場には流通していて相場安い時にはスーパーでも売られています。

中華料理や韓国料理でよく使われます。

個人的には塩茹でで食べてもおいしいと思います。

カニ味噌も濃厚です。

切りワタリガニ

冷凍解凍の切りワタリガニもスーパーではよく売られています。

お鍋の季節になると売場にでてきます。

外国産で安いけれどバカにできません。

コレはコレで出汁がよくでるのでお味噌汁にいれても美味しいものです。

数段味が良くなるのでオススメです。

ちなみにお店でパックするときは腹の白い方を向けましょう。

>>カニ一覧に戻る

アサヒガニ

このカニも地域限定ですがスーパーで売られていることがあります。

独特な形をしていてあまり食べるところが少ないようです。

タラバガニ

タラバガニ活

活きたタラバガニも売っていたりすることがありますが、よほどの店でないと置けない高価なカニになります。

冷凍売場のカットされたパック商品の方がおなじみかもしません。

年末に売られたりします。

最近は異常なくらい高くなってます。

年末になるとボイルされた足や肩が売られています。

ハナサキガニ

このカニは北海道方面のカニなので売られる地域が限定的です。

脚の突起が棘のようなので食べにくいカニです。

ズワイガニのように食べれます。

ツマジロガニ(ヒラツメガニ)

ツマジロガニ生

これも地域が限定されると思いますが、夏に獲れるカニとして存在価値があります。

生のカニは安くてお汁の出汁用に使われたりしますがそれなりに身も食べられます。

ヒラツメガニともいい、夏場カニの唐揚げで出てくるのはこのカニです。

>>つまじろがに(ヒラツメガニ)味噌汁いい出汁でて美味しい!夏入荷の小型カニ 〜さかなのさ

サワガニ

淡水の小さなカニですが、これもスーパーにならべられるカニなのでここで紹介しておきます。

活きたものだけ使います。

これもやはり夏場に唐揚げ用で市場流通します。

食べ物としてより子供が喜ぶので仕入れたりする店が多いです。

>>カニ一覧に戻る

総括

カニといってもいろんな種類がありますね。

基本冬が旬になりますが時期がズレるものもあります。

地域性が強いので地元では比較的買いやすくなっています。

スーパーでも選べるくらいの数のカニを置いてほしいものです。

>>カニのオススメ通販サイトはこちら

カニの選び方

市場で売っているカニ

これらに共通していえることは、カニを選ぶときはカニの重さが一番大事ということです。

重いカニは身が詰まっています。

大きさに目が行きがちですが重さをしっかり確認して選んでください。

一番分かりやすいのが両手で持って比べてみるです。

特にズワイガニは皆さんも食べる機会が多いのでその選び方をマスターしてほしいところです。

>>おいしいカニ(生)の選び方 【一番確実】プロはここを見る! 〜さかなのさ

>>失敗しない香箱ガニの選び方〜押さえておきたい3つのポイント 〜さかなのさ

黒いツブツブあるかには選んでいいの?

黒い粒々があるカニ

たまにカニの甲羅に黒いツブツブのついたカニを見ます。

結論からいうと、まったく気にしなくていいです。

この黒いつぶつぶの正体はカニビルの卵です。

なんで気にしなくていいかについては↓下の記事をご覧ください。

>>カニの甲羅の黒いつぶつぶはなに? ついていないほうがいいの? 〜さかなのさ

タールのような黒いものに覆われてたカニは大丈夫?

タールのようなものがついた黒いカニ

たまにタールのような黒いもの覆われたカニを見ることがあります。

基本的にはこのようなものは避けましょう!

これはなんらかの理由でカビ菌の一種がついてしまったということです。

どんな菌なのかについては↓下の記事をご覧ください。

>>カニの甲羅に黒いタールのようなものが!【写真あり】食べて大丈夫? 〜さかなのさ

買ってはいけないカニ

選んではいけないカニも存在します。

黒ずんだカニ

一番わかりやすいのが黒ずんだカニです。

カニは鮮度が落ちてくると全体または一部が黒ずんできます。

場合によってはお腹を壊すこともあり得るのでそういったカニは避けるようにしましょう。

食べない勇気も大事です。

ぼったくりのカニ

地方へ行くと市場風店舗があります。

結構観光名所になっていたりもします。

そういうところで半額にするよといって販売しているお店はありますが注意が必要です。

倍の値段をつけて半額にしたりしています。

ただ本当の値段がわからないので判別するのは難しいと思います。

最近ではYouTubeやTikTokで悪名高い市場風店舗の情報が入ります。

またそれをわかって買うというのもありなので一概にダメということではないですがくれぐれも注意してください。

ボイルしていない冷凍のカニ

鍋用などでボイルしてない生を冷凍したカニがあります。

ボイルしてない冷凍のカニということです。

鍋に入れるカニはボイルしていない方がいいからです。

ただボイルしていない冷凍のカニを解凍するとすぐに酸化して黒くなります。

なかなか扱い難しいので選ばない方がいいと思います。

鍋をするときは冷凍かけてない生のカニを使う方がいいです。

カニの茹で方

ここでそれぞれのカニに共通の茹で方を紹介しておきます。

基本は、

沸騰したお湯に甲羅を下にして20分ゆでる

です。

どのカニもこの基準ですればおいしく食べられるでしょう。

茹で時間

カニを美味しく茹でる時間は20分とありますがどこから20分なのでしょう?

ここは沸騰してカニを入れた時点からです。

再沸騰でない点ご注意ください。

詳しくは先ほども紹介した↓下の記事で。

>>【カニの茹で時間】20年間カニを茹でてきたプロが正しい茹で方ご案内します! 〜さかなのさ

塩加減

沸騰したお湯に塩を少し入れると美味しさが引き立つものです。

とはいってもどのくらい入れたらいいか慣れてないとわからないものです。

塩分濃度でいうと2〜3%、500mlペットボトルの容量で10〜15gです。

完全にとかしてからちょっと舐めてみてほんのり甘みが残る程度と考えてください。

そのときの味が茹で上がった塩加減になりますので辛すぎ厳禁です。

下の記事↓に詳しく書いてあります。

>>カニ茹で塩加減【入れすぎ禁物】素材の旨味を引き立てる絶妙な味わいはコレ! 〜さかなのさ

茹で方トラブル 中が黒くなっていた

見た目は赤々してキレイなカニなのになぜか黒い汁が出てくるということが稀にあります。

中を開けてみると黒くなっていたりすることがあります。

結論からいうと黒い部分、黒い汁がついたカニは食べられません。

絶対に口にしないでください。

原因はこちらの記事で詳しく書いています。

>>茹でたカニの中が真っ黒だった原因はコレ!【黒い汁】食べられるの? さかなのさ

カニの消費期限

自分で茹でたカニはどのくらい日持ちするのでしょうか?

気になりますね。

最大その日入れて3日くらいは大丈夫です。

業界用語でいうとD +2になります。

ただできるだけお早め食べていただくことをオススメします。

>>カニの消費期限は?〜茹でてからどのくらい持つ? 〜さかなのさ

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カニの食べ方(いろいろ)

茹でがにの甲羅盛り

カニはいろんな食べ方があります

一番おいしいのはなんといっても塩茹ででしょう。

カニの茹で方は今ほど説明しました。

もっとさらに極めたい方はこちら>>カニのおいしい茹で方

その他シャブシャブ、鍋はもちろんのことグラタンやパスタの材料にしても非常に美味しいものです。

小さめのカニは殻ごと唐揚げで食べるとおいしかったりします。

その時は二度揚げをオススメしています。

他の料理方法も一通り見てみましょう。

かにの料理一覧

焼き、塩茹で、刺身、寿司、丼もの、シャブシャブ、鍋、天ぷら、酢の物、茶碗蒸し、つみれ、カニ玉、グラタン、ピラフ、パスタ、サラダ

主要な料理を簡単にみてみましょう!

塩茹では除きます。

焼きカニ

焼きがにをするなら脚の大きめなタラバガニやズワイガニがいいでしょう。

先にカットしてから焼いてください。

活きた鮮度いいカニなら半レアで食べるとまた美味しいでしょう。

カニの刺身・カニのシャブシャブ・カニ寿司

これも活きた鮮度のいいカニでないとできません。

生きたカニであればサッと湯に潜らせただけで身が花のように広がります。

鮮度のよくないカニだとキレイに開きません。

カニ丼・カニチラシ寿司

主に加熱されたカニが使われます。

二杯酢、酢醤油と相性がいいです。

冷凍解凍ものを使ってもいいですがやはり自分でボイルしたカニの身をまめにほぐして、それをご飯にのせて食べたら天国へ登るような気分になるでしょう。

カニを食べる醍醐味がここにあります。

カニ鍋、カニ汁

カニ鍋も美味しいです。蟹味噌を出汁がわりに使えればさらに美味しいでしょう。

一つ注意したいのが、鍋で使うカニは生のカニです。

冷凍解凍ものでもいいですが、基本ボイルしたカニは使いません。

やはり生のカニを使うといい出汁が出るものです。

カニの天ぷら

天ぷらでカニを食べたら美味しいでしょうね。

大きめのかに脚を使う形になります。

カニの冷凍物

冷凍解凍したズワイガニ

ちなみに冷凍のカニの中身ってどんなか気になりません?

結論からいうとそんなに悪くないですよ。

これも記事にしてあります。

時間のある方はこちらもご覧ください。

>>冷凍ずわいがにの中身を見てみた!カニ味噌はどのくらい入っているのか? 〜さかなのさ

冷凍のカニといえば通販ですね。

通販のカニってどうなんでしょう?

イメージとしては大きなパックのカニがおいしそうです。

どうせ買うならたくさんカニ足の入ったパックがいいですね。

自分でカニを茹でられない方にオススメです。

ただ年末は例年品切れしているようなので買うなら早めに確保する方が良さそうです。

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まとめ

海の幸の中でもカニは王様的な存在なのは間違いないようです。

高いカニもあれば比較的買いやすいカニもあります。

やっぱりスーパーや魚屋で売っているカニがいいと思います。

実際に見て買えるからです。

それぞれのカニの特徴を押さえておいしいカニを選んでください。

やはりカニによって味が違うものです。

普段スーパーなどには売ってないよという地域の方はやはり通販になるのかなと思います。

カニの旬の時期に北海道や北陸へ観光へ行くのも一つです。

今回の記事で少しでもカニについて皆さんが詳しくなっていただければ本望です。

これから情報追加していきますのでたまにこの記事を見てくださいね。

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<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属