9月の初め頃になると「メジカの新子」というワードがSNSに出現してきます。
おそらく魚のことなのでしょうがどんな魚でしょう?
目次
メジカの新子はソウダガツオのことだった!
結論からいうとメジカの新子は、
ソウダガツオ
のことでした!
太平洋側ではよく食べられている魚です。
ソウダガツオといえば、以前にも記事を書いています。
>>ソウダガツオ(ヒラソウダ) 刺身にするときは注意が必要⁈ 〜さかなのさ
もう見たよという方は飛ばしてください。
ソウダガツオとメジカはどう違うのでしょうか?
メジカの新子のこと詳しくみていきましょう!
メジカの新子はソウダガツオ(マルソウダ)の幼魚
四国の高知などで8月から9月いっぱいくらいまで獲れるマルソウダの幼魚のことを言います。
マルソウダはその目と口が近くにあることから目近(メジカ)と呼ばれます。
そしてそれの1年未満魚を新子と言います。
それで、
「メジカの新子」、「ヨコの新子」
と言ったりします。
一本釣りでとられます。
ただ以前書いた記事でも解説しましたが基本マルソウダは刺身にするとあたることがあります。
なのでこのメジカの新子も釣ったばかりの新しいものを刺身にするということです。
地元でも長くても当日だけしか刺身にしない形になっているようです。
メジカの新子はどうやって食べる?
刺身で食べます。
モチモチとした食感と鮮度のよさが人気。
若々しい爽やかな味わいがたまらないとのことです。
ただ普通に生姜醤油で食べるわけではないようです!
ここはとてもご当地ならではの食べ方があるとのこと。
気になりますね。
メジカの新子の刺身を食べるときは必ず必要なもの
このメジカの新子は醤油で食べるのが基本ですがその前に必ずかけないといけないものがあるようです。
ブッシュカン
それはブシュカン(酢みかん)です。
柑橘系の果実をギュッと絞ってかけて食べるととっても美味しいということです。
なるほど柑橘系の爽やかさを出そうということですね。
ただブッシュカンってあまり聞いたことがない果実です。
残念ながら画像もありせん。
気になる人がいたらこちらをご覧ください。
写真を見ると、確かアメリカのスーパーに並んでいたように思います。
日本でも東の方では見たことないと思います。
リュウキュウ
それとリュウキュウと呼ばれるセロリにスカスカの穴が空いたようなものもあしらわれるようです。
別名ハスイモです。
よく刺身の盛合せに斜めに切られて添えられいることがあります。
写真をみたら、あ〜!あれかと思ったでしょ。
高知ではよく食べられるようです。
メジカの新子は約1ヶ月の期間限定
実際に獲れるのは8月初めから9月終わりということですが、最盛期を迎えるのは9月初旬のようです。
特に8月の中旬あたりから約1ヶ月間に町を上げて盛り上がるようです。
市場や魚屋さんでは店頭に「メジカの新子入荷しました!」と看板を立てアピールする店も多いです。
それだけ水揚げれるタイミングが難しいんでしょうね。
若い人もTwitterにメジカの新子情報をあげたりして楽しんでいます。
これだけ盛り上がっていると遠隔地にいるものにとっても気になりますね。
一度食べてみたいと思います、
メジカの新子は地元でしか消費されない秋旬の味覚
鮮度落ちが早いということで地元でしか食べられないようです。
県外で食べることができないというでなおさら地元で盛り上がるんでしょうね。
北陸でも水揚げされますが同じような感じで食べられるのでしょうか?
でも必ず使う柑橘が手に入らないですね。
あきらめます。
高知へ行く楽しみができたと思うようにします。
まとめ
9月ごろが旬なんですね。
絶対おいしいと思います。
タイミングよく高知に行かれた方はぜひメジカの新子食べてみてください。
ブリぬたも確か高知でした。
高知はおいしい海の幸多いですね。
刺身合う柑橘系の使い方が上手だと思います。
やっぱり魚は地方がおもしろいです!
<終わり>
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