夏になるとこの白貝がおいしく感じられます。
特に酢の物で食べるのがおすすめなこの貝は主に北海道で採れる貝として昔から有名です。
今回はこの白貝(万寿貝)の魅力についてみてみましょう!
基本情報
分類 | マルスダレガイ目ニッコウガイ科サラガイ属 |
名称 | 白貝 標準和名;サラガイ |
別名・地方名 | 万寿貝、万十貝、満珠貝 |
英語名 | Northern great tellin |
学名 | Megangulus venulosus(,Schrenck1862) |
分布 | 海水生 主に北海道太平洋側 |
主な漁法 | ウバガイやアオヤギと一緒に採れる |
備考 | ・サラガイ、アラスジサラガイの2種類 ・北陸で好まれる ・中型の貝 ・結構生命力強い |
どんな魚?
北陸では夏になると魚屋さんの店先に並びます。
氷を敷いた対面コーナーに緑色の網皿に盛り付けされたりします。
殻の白色と緑色のコントラストがキレイで売場が華やかになるイメージです。
呼び方も万寿貝、万十貝というのが一般的。
白貝(万寿貝、サラガイ)の禁漁解禁
この白貝にも禁漁期間があるとのことです。
最近まで知りませんでした。
7月1日が解禁日ということです。
白貝は非常に生命力が強い貝
この貝の生命力は非常に強いです。
殻を外してもしばらく生きています。
殻付いていたら4、5日は楽に生きています。
もっと長いかもしれません。
おいしい食べ方は?
酢の物や味噌汁で食べられることが多いです。
刺身にしたりもします。
軽くボイルするとさらに甘みが出ておいしくなります。
ヒモが大事で、対面調理の際ヒモを捨ててしまったら怒られた経験があります。
コリコリしておいしいようです。
カレーライスの具材にも使われるようです。
味噌汁にするとハマグリみたいでとてもおいしいものです。
どうやって買う?
金沢の近江町市場や地元のスーパーなどで売られています。
塩水の中で活のままで売られていたり、殻を片方外してパックされた状態で売られたりしています。
お店によって違うようです。
昔は大きさにもよりますが1個80円くらいだったのが最近では150円くらいになっています。
ずいぶん高くなったという印象です。
夏の最盛期には多少安くなると思います。
刺身は注意が必要!
刺身にする際は注意してください。
食中毒になる場合があります。
貝のムキ身をよく真水であらいましょう!
出てくるのが夏場なので酢の物にしたほうがいいかもしれません。
最後に
万寿貝は非常に上品な貝です。
またおいしさも格別です。
蒸し暑い夏に食べたい貝の一つです。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑サラガイ
<終わり>
片方の殻を外して醤油をたらして焼き貝にしてもおいしい貝です!