1月の終わり頃からこのような貝が金沢の市場にも並びます。
東北の方はよくご存じですね。以前宮城のスーパーマーケットを見学する機会がありましたがたくさん店に並んでいたのを覚えています。
私のいる金沢では馴染みのない貝なのでほとんどの人は食べ方を聞いてきます。
一応、「おすすめは酒蒸しか味噌汁ですよ〜!」とご案内しますがなかなか買い物かごに入らず売り場に戻していかれる人も多いようです。
ほたて稚貝見た目以上に粒感大きめ
こんな小さな貝では酒蒸しにしても身がないのではと思うでしょう。
ところが身が思ったよりもあって結構食べ応えがあります。
また酒蒸しの汁を飲むときの幸せ感といったら本当にたまりません。
至福の一口がたまりません。
想像しただけで生唾が出てくるのは私だけでしょうか。
ほたて稚貝の基本情報
分類 | イタヤガイ目イタヤガイ科Mizuhopecten属ホタテガイ種 |
名称 | ほたて稚貝 |
別名・地方名 | 海扇、秋田貝、扇貝(中国語) |
英語名 | Japanese scallop |
学名 | Mizuhopecten yessooensis(Jay,1856) |
分布 | 日本での南限は日本海では能登半島、太平洋では千葉と言われている。 |
主な漁法 | 養殖、小型底曳網漁 |
備考 | ・養殖を間引いたもの ・天敵はヒトデ、ミズダコ ・貝柱は生食用、乾物で重宝される。 |
ほたて稚貝のおいしい食べ方
酒蒸しが一押し!
いい出汁がでて非常に美味しい。
意外と見た目より身の粒が大きく感じる。
味噌汁、鍋物に使ってもアクセントになる。
ほたて稚貝を店で取り扱うメリット
この貝を扱うメリットとしては仕入値は非常に安いということです。
また、他で扱っていないため売価を自由に設定できるということ。
ということは半分売れてくれれば半分残っても十分利益が残るという売価せっていが可能なのです。
しかも売場の鮮度感を非常に出してくれるのがこれらの貝類です。
対面コーナーに皿盛りして売ればおそらく飛ぶように売れていくと思います。
なかなかそこまでできないですが!
ほたて稚貝を店で取り扱うデメリット
一番のデメリットは安いものなので単価が上がらないことです。
ただ、春先の商品は全体的にそういう傾向があるので気にすることはないでしょう。
あとは殻に虫の巣を作って見た目が汚らしいものがある点です。
このような貝の時は仕入れないことです。
ほたて稚貝の追加情報
ここに最新情報追加していきます。
2020年10月 早くもほたて稚貝入荷しました!
ちょっと早いです。
ほたて稚貝の中でも小さな貝ですね。
養殖をしている間引いたものでしょうか?
料理はお汁、お味噌汁でしょうか。
酒蒸しにするには少し小さいですね。
<終わり>
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