春になるとこの生ビン長マグロの水揚げが増えます。
ビンチョウともビンナガどちらで呼んでもいいですがここではビンチョウと表記させていただきますね。
冷凍解凍物も広く流通していますが、生のビンチョウマグロが特におすすめです。
ちょうど時季的に合う桜色の身が非常にキレイで、鮮度感ある刺身用サクで販売されています。
目次
ビンチョウマグロの基本情報
分類 | スズキ目サバ科マグロ属 |
名称 | ビンチョウマグロ、ビンナガマグロ |
別名・地方名 | とんぼ、シビ |
英語名 | Albacore |
学名 | Tunnus Albacares(Bonnaterre,1788) |
分布 | 海水魚 日本近海、温帯地域 |
主な漁法 | 釣り、定置網漁、巻網漁 |
備考 | ・ツナ缶の原料 ・刺身も人気 ・マグロの中では安い方。 |
ビンチョウマグロはどんな魚?
なかなか原体を見ることはないかもしれません。
これは市場に並んでいた物です。
昔ながらの寿司屋さんなどでは使わないかもしれません。
安いマグロなのでちょっとバカにしたりするかもれないです。
しかしなが春の生ビンチョウマグロの美味しさをわかるとそれはそれで価値があると思います。
ビンチョウマグロのおいしい食べ方は?
生はやっぱり刺身がおすすめです。
ただ、マグロと思って食べると脂も薄めなのであっさり感が否めません。
春の陽気とこのあっさり感がマッチしていいんですよね!
わさび醤油でもいいし、カルパッチョにしてもおいしいと思います。
加熱して食べてもヘルシーでいいでしょうが個人的にはあまり加熱したのを食べたいと思いません。
ビンチョウマグロはどうやって買う?
解凍品はよく売っていますが、生のものはなかなか手に入りにくいかもしれません。
2月ごろから市場には入ります。
ビンチョウマグロはどうやって売る?
生の場合はラウンドで入荷する場合とロインといって4つ割になった状態で仕入れる形になります。
ロインはさらに皮付きと皮付き血合いどりの場合があります。
値段でいうとランドでk200〜400円くらいでしょうか?
本マグロから見ると激安です。
ビントロってなに?
ビンチョウマグロの腹身のトロの部分を「ビントロ」といいます。
寿司やサラダなどいろんな料理に使われます。
大きな魚体になればなるほどビントロの部分は脂がのりおいしくなります。
最後に
生ビンチョウマグロも効果的に使うと非常に量販できるマグロです。
できるだけ鮮度感ある感じで加工してください。
で一般の方はビンチョウマグロは春先においしいマグロと覚えてください。
地域にもよりますが生で入荷するのもなかなかないですから見つけたら買いです。
この生ビンチョウマグロをマグロだと思わない方がいいのかもしれませんね!
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
<終わり>
マグロというと高級というイメージですがこのマグロは大衆的庶民的なイメージです。