
20歳になる息子がLINEでこんな写真を送ってきました!
オッ!いい型のアジだ〜!!!
最近ちょくちょく釣りにいっているようです。
おそらくサビキ釣りでしょうがキレイなアジが釣れたんですね。
ヨシッ!
よくやった!
と褒めてあげたいです。
釣ったアジを刺身のプロが捌いたる!
それを持って帰ってきたので、リッキーが刺身にしてあげることにしました。
ただ刺身の職業プロとして活動しているリッキーにとって失敗するわけにはいかない展開です。
よっしゃ〜!
プロの技を見せてやるで〜!
と意気込んでさっそく準備にかかりました。
家族しかいないので見せたところでということです。
アジをおろしてはみたが…

アジ2尾だけなのでチョチョイのちょいでできると思っていました。
ところがやってみると…。
なかなか大変!!!
でした。
何が大変かというと
台所が狭い
おろす場所が無い
ということでした。
しかも仕事場と違って床を汚すわけにもいかないので、
自由度が圧倒的に低い
のです。
そんな中で頑張っている、
全国の主婦(主夫)の方、本当にご苦労様です!
とつくづく思いました。
うちの台所が特に狭いのでしょうが、
おそらくどこの台所も決して広くないはずです。
この環境の中でキレイに刺身を作るのって、
非常に難しい!
と悟ったわけです。
安定しないまな板
水を飛ばしてはいけないやりにくさ
おろした身を置く場所もない不自由さ
この劣悪な環境の中でなんとか三枚おろしまでは辿り着きました。
ここまでの様子は見るも無惨な状況だったので写真に撮りませんでした。
とりあえず、アジを三枚おろしにして皮を剥いた

四苦八苦しながら三枚おろしにしたあじの皮を剥きました。
それにしても釣ってきたばかりのアジってキレイですね。
ところで、アジの皮のむき方には三通りあるのはご存知でしょうか?
- 三枚おろしにしたアジを包丁で皮を剥くやり方
- 三枚おろしにして途中まで背越しで皮を剥いてそのあと手で皮を剥くやり方
- 頭をとって丸のまま皮を剥くやり方
の三通りあります。
今回のアジは❶のやり方でやりました。
さらに詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
\ 知っておくと便利! /
❶のやり方がやりやすく一番皮目をキレイにおろせると思います。
そもそも鮮度のいいアジは皮もキレイにむけるということを付け加えておきます。
ご家庭ではこのやり方を覚えておけば十分でしょう。
大きいアジと小さいアジ2尾だけなので息子の分だけで終わりかな。
まあ、三枚おろしまでできたら後はなんとかなると思います。
アジの刺身が出来上がり!

アジの刺身が完成しました。
このアジの刺身は皮目に飾り包丁を入れて削ぎ切りにしてみました。
削ぎ切りにするメリットは、
少ない量でも多く見せる点
です。

刺身を見て美味しそうと思ってくれればいいな。
今回は2尾だけなのでちょっと多く見せたかったということで削ぎました。
えっ!?
なんか言いました?
プロのくせに大したことない!
ですって!
誰です、そんな意地悪なこと言うのは!
自宅ですから!
そんなこと言っても気にしませんよ!
ただまあ、こうやってみると平造りの方がよかったとちょっと反省しています。
平造りの良さは、
厚みのある刺身にできるところ
です。
少なくとも飾り包丁入れるのは平造りの場合ですね。
飾り包丁入れてそぎ切りというのはちょっとナンセンスだったかもしれません。
もっと精進しますのでお許しください。
つくづく思ったことは…
で、今回アジを捌いて刺身にした過程でつくづく思ったことは、
自宅で魚を捌くのにデカい包丁はいらないということです。
刺身にするにしても長い刺身包丁はいらないということです。
職業でやるならともかく一般のご家庭の台所でやる限りは、小さい包丁一本でできてしまいます。
使い勝手の良い包丁が一本あれば十分
です。
以前記事にして好評だった包丁の記事もあらためて間違いではなかったと確信しました。
\ 主婦にぜひ読んでほしい記事 /
最後に
でも、こうやって家で釣ってきた魚を刺身にして食べるというのもいいものですね。
普段何もしない父親が役割の一つをちょっとだけ果たせたような気がします。
おいしそうに食べている息子ちゃんの笑顔を見ていると
やっぱり釣った魚を自分で刺身にできるのはいいな〜!
ぜひ刺身作りに挑戦してみてください。
刺身の作り方はこのブログの中でもかなりの記事数書いています。
釣りをされる方に参考にしていただけるとすごく嬉しいです。
<終わり>
釣った本人からすればとても大きなアジに見えたことでしょう。