以前釣りをしたときにこのコノシロがたくさん釣れました。
実際に見たのはその時が初めてといってもいいくらいです。
みなさんご存知の通りこのコノシロの幼魚をコハダといって江戸前の寿司では欠かせない光物ネタとして珍重されています。
煮ても焼いても食えない魚とも言われるこのコノシロ。
どんな魚か気になります。
詳しく見てみましょう!
基本情報
分類 | ニシン目ニシン科コノシロ属 |
名称 | コノシロ 幼魚コハダ |
別名・地方名 | 新子、なかずみ |
英語名 | Dotted gizzard shad |
学名 | Konosirirus punctatus(Temminck and Schlegel,1846) |
分布 | 汽水域 |
主な漁法 | 底曳漁 |
備考 | ・出世魚 ・市場ではコハダ中心に扱われる。 |
どんな魚?
関東で好まれる魚。
市場にはよく並んでいますがなかなかスーパーでは扱える魚ではないようです。
江戸前寿司の光物ネタとして人気ということですが非常に手間がかかるので寿司屋さんでないと商品化できないと思います。
コハダ・コノシロは出世魚
コノシロは出世魚としても有名です。
シンコ → コハダ → ナカズミ → コノシロ
と成長するにつれて名称が変わっていきます。
寿司ネタで使うのはもっぱらコハダです。
>>出世魚特集 ブリやイワシの他には何があったっけ?マグロは?
サビキ釣りで釣れる魚
汽水域に生息するということなのでボラのような感じです。
アジ釣りをしにいった時にこのコノシロだけがたくさん釣れたことがありました。
サビキで釣れました。
ちょっと大きいサイズでしたが酢で〆てみたらおいしかったです。
皮も手ではいだ記憶があります。
おいしい食べ方は?
基本的に酢〆にして食べられることが多いです。
小さいうちなら酢〆にすると骨も気になりません。
骨が多い魚なので煮ても焼いても食えない魚と言われることもあります。
実際コノシロサイズを酢〆にしたことがありましたが脂がのっておいしいかったです。
骨もあまり気になりませんでした。
酢で〆るせいかどちらかというと身が硬い魚というイメージです。
既成商品としてはコハダの昆布じめという商品があり、人気です。
どうやって買う?
金沢の市場でもいつも置いてあります。
ただ、丸魚の状態でスーパーで売っていることは少ないようです。
鮮魚専門店や市場風店舗でないと置いてないかもしれません。
最後に
これを釣った時に捨てようとしましたが試しに酢で〆てみたらとってもおいしかったです。
骨も気にならなかったです。
また作りたと思っていましたがそれから釣れることはなかったです。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑コノシロ
<終わり>
なんといっても酢〆でしょう!