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鮮魚部門で買っても使わない高額器機3選 無駄な出費はできるだけ減らしたい!




みなさん、こんにちは。

水産業界では時折ブームがあったりします。

直近の例でいうと、ミールソリューション、ファーストフィッシュ、魚屋の干物、メガパック、、パンガシウス(ナマズ)など。

すでに根付いて普通に取り扱われたりしているものもありますが、とりあえず手をつけただけで掘ったらかしになっているものも結構ありますし、ありました。

業界紙やマスコミでこれからの時代は!などと囃し立てられ、訳もわからないまま言葉だけが一人歩きしていったりすることがよくあります。それも鬱陶しいほどもっともらしくいうのです。

パイやー、店長、部門担当もそんな言葉を使うだけでわかったような気になって得意ぶっている姿も嫌というほど見てきました。

それに大手スーパーがのっかってくるとメーカーもシャカリキになってどんどん商品化するけどいうほど結局売れず、売れ残りを投げて商品の寿命を自ら閉ざしていく。

こんな巡りをたくさん見てきました。

特にファーストフィッシュの時は呆れて物も言えなかったです。

リッキーは最初から最後まで手をつけませんでしたが、ファーストフィッシュのシールまで作って今からはこれだよってメーカーの商談なんかでもよく言われてました。

結構そんなシールを貼った商品やっていたところありました。

特にスーパー最大手の某社が積極的にやってましたが結局さんまの頭とって真空パックものを売っているわけです。味付けだけバラエティに富んでましたが、これがファーストフィッシュ???って感じでした。

元々の理念は素晴らしんでしょうが現実の商品とか売場になるとまったくトンチンカンなんですね。全く違った方向に行ってたのを覚えています。

あのときこれからの時代は!なんて言っていた人どう思っているんでしょうかね。

なんていうんでしょうか。一つ言えることはポリシーを持たない人や企業はそういった流れに飲み込まれて自分のすべきことを見失っていくんですね。

我々は頭のついた近海の生魚に徹しているんで全くアウト・オブ・眼中でしたね。

ちょっとしたブームの本質を見抜く目を養わないといけません。

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2021年 水産小売り業界で今流行っていること

で、最近でも結構ブームに惑わされている人、企業が見受けられます。

例を出すと、

  1. 自家製干物製造機
  2. アニサキス発見器
  3. 塩水処理器

などでしょうか?

まあ、最後の塩水処理器はブームではないですがなくてもなんとでもなるものとして挙げさせていただきました。

今回はせっかくなのでこの3つがなぜ必要ないか解説したいと思います。

いぜれも高額なものです。

どうしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

なお、先に誤解なく言っておくとこれらを製造するメーカーさん達は一所懸命製品化されています。

そう言った努力には敬意を評しますし、製品自体を悪くいうつもりも一切ありません。

なので一応それでもいいなという人のために

むしろ使う人の意識の問題としてこの記事を見てもらえるとありがたいです。

最後にあったらいいなと思える器機も列挙しておきますのでぜひ最後までご覧ください。

自家製干物製造機(乾燥器)

これは最近の話です。

一昨年くらいから中堅、大手のスーパーがこれを導入しはじめました。

魚屋の自家製干物と銘打ってわざわざコーナー化してメチャクチャアピールして販売していました。

もしかしたら今もやっているかもしれません。

水産部門で仕入れた魚で干物を作って自家製として展開するというものです。

考え方としては確かにわからなくもありません。

鮮魚で仕入れた魚残りそうなら干物にしてしかも自家製で売ればロス対策にもなるだろうって。

まあ、そう考える人もいるでしょうね。自家製干物って響きだけ聞いたら良さそうですから。

ただ、私から言わせればこれほどひどい話はないって感じです。

わかりやすい言葉でいうと、

干物屋をなめているのか!

です。

それもポッと出の水産コンサルタントや業界紙なんかがこぞっておすすめ紹介したりしていました。

今もたまに見かけます。

いやいや、干物屋さんが原料を確保するのにどんな思いをしているかわかっているんですか?

どこの地域のどの時期の原料を確保したとか出ないですよね。

塩加減そんな簡単にできるものなんですか?です。

魚体の大きさも脂ののりも違うのに毎回同じ塩梅でできるんですか?ですよね。

そもそも残った魚を干物にしておいしいのかということですよね。

言っておきますがただ魚を塩して乾かすだけでおいしい干物はできないんですよ。

自宅用ならともかく販売する干物そんな簡単に作れるんですか?

ということです。

こんなことくらいプロならすぐにわかることじゃないですか!

実はこの干物製造器にはブームの周期があって20年ほど前にも流行ったんです。

その頃から水産小売りに関わっている人なら今回自家製干物には手を出さなかったはずです。

あのときも最初の何回かだけ使ってあとはバックヤードの物置になってましたから。

無理なのです。餅屋は餅屋とはよく言ったものなのです。

鮮魚で仕入れた魚で脂ののりがどうかとかも関係なく干物にしたところでおいしくないのです。

逆に言ったらそういうコロコロした脂ののった魚で作ればおいしいのですが、それ用に仕入れたりってないですよね。

それなら韓国産のコロコロの冷凍のアジでやった方がまだ安定しておいしいですよ。

理屈でいっても詰んでいるのわかります。

今もしやっているところあったら悪いこと言わないのでやめてください。

時間の無駄でしかないです。

わざわざ手間をかけておいしくないものを作って売ってもデメリットしかないですよ。

オッー!リッキーがそこまでいうなら旨い干物作ってみせる!という人がいたら逆にうれしいです。

その時は期間限定で干物にしておいしい魚をチョイスしてくださいね。

その時はリッキーも協力させていただきます。

メールで写真でも見せて貰えば干物にしておいしいかどうかくらいすぐにわかりますから。

アニサキス発見器

アニサキス問題は鮮魚にとっては深刻です。

今スーパーの売場から天然魚の刺身が消えてしまいそうな勢いを感じます。

勢いっていうのも変ですが少なくとも青魚の刺身はすでに消えてしまっているところもあります。

実際さんま、いわし、するめいかの生の刺身は特にアニサキス被害が多く報告されているのでお店も躊躇するのは分からないではありません。

それで冷凍商材を使ったりして凌いでいるのですがやっぱりおいしくないし、色目も悪いですね。

そんなときアニサキスを見つけられる器械のようなものがあれば便利ということで計量器メーカーを中心にいろんなアニサキス発見器なる製品が出てきました。

みなさんのところにも紹介あったり、展示会でいろいろ解説受けたことと思います。

結論からいうと、

不完全さが残るのであれば意味がないです。

現状身の中に入ったものは見つけるの無理なのです。

それと、

例えば刺身を200パックするとして、それを一個づつアニサキス発見器に乗せて見るというのは現実的でないのはわかりますね。

どこの作業に組み入れるんですか?ということです。

トレーにおいてスライドできるものであっても難しいでしょう。

それも身の中に入ったものはスルーされてしまうのであれば何やっているかわかりませんね。

オートパッカーと一体になって身の中に入ったものまで見つけ出せないならやめた方が無難といえます。

それだと500〜600万円できかないでしょうね。

アニサキス対策やってますよのアリバイとしてなら逆に1万円もしないペンシルタイプで十分ではないかと思います。

少なくとも15〜30万円ほどのものを購入する必要ありません。物置にしまったままになります。

おそらく既に買った企業さんもあると思いますがアニサキス対策のアリバイにしては高い物置の肥やしを買ってしまったことになっているのかもしれません。

少なくとも身の中まで見えるようになるまで待ったほうがいいと思います。

塩水処理器

昔からこの塩水処理器を使う企業さんは多いです。

塩水処理器は、市場や港からトロ箱で入荷した魚を一旦塩水で洗うために専用にしつらえた魚洗い装置のことを言います。一定の温度まで冷却しながらするので便利なものです。

干物屋さんや加工場のように大量の魚を洗う場合には役に立つと思います。

しかしながらスーパーや鮮魚店でこれが必要かというと疑問?です。

塩水処理器の問題点

一番の問題はスペースです

朝魚が入荷した時にしか使わないものなのに長さでいうと2m以上ある立方体をどこにおくんだっていうことです。

装置が高額

それなりの装置なので結構高額す。

昔から使ってこれがないとダメっているところはそういう仕組みになっているのでいいですが、別にこれがなくてもなんとでもなるので本当にお金かける価値あるのというところです。

時間の問題

例えば1.2箱だけしか出さなくていいのにどんだけの時間がかかるのでしょうか?

私がすれば15秒でできるところ装置を使うと前準備も含めたら何分かかるんでしょう?

時間に合うんでしょうか?といったところです。

毎日の掃除が大変

入荷の多い時はいいですが、入荷少なくてもやることはやらない解けないですが、毎日だと大変です。

大きければ大きいほど作業が大変なわけです。

それはみなさんもお分かりだと思います。

塩水処理器を使わない場合

じゃ、どうやってやるんだということですが、大きめのシンクを一つ多めに作ってそこに塩水を作って氷を入れてやってもいいのではないでしょうか?

手動でやればいいのではないでしょうか?

氷はどうするんだとか、塩分濃度は一定になるのか問題はありますが、別に洗うだけのことですから手動でやればいいのではないでしょうか?

コスト面から見ても時間面から見ても、さらには作業面から見てもそれでなんの問題もありません。

量的にも毎日30箱くらい処理していますが後から遅い時間に掃除をすること考えたら楽なもんだと思います。

さらにいうなら洗わなくてもトロ箱のままサッと塩水をかけて汚れを落とすだけでもいいんですよ。トロ箱をトントントンと揺すって塩水かけるだけでも問題はないです。

昔はそんなやり方でしたがクレームが出たことはありません。

水もオゾン○○殺菌水とか使うなら別ですが結局最後魚を調理する時には真水で洗わないといけないのであんまりここで神経質にならないくてもいいと思います。

こんな器械あったらいいな!

パッと思いつくのが鮮度を測るデバイス。

素人のパートさんでもすぐに鮮度判断できる器械があるはずです。

展示会でもみましたがその時はいろいろ条件のもとでやる装置でした。

だからもう少し実用的な装置があったらいいなと思います。

スマホアプリであったらなおいいですね。

すぐできそうな気がします。

あとは、まな板を削る器械

おそらくあるんでしょうがどれがいいのかわかっていません。

そうすると包丁の自動研ぎ器も欲しいです。

これはネットで売っているのみたことがあります。

今度魚屋でほしい器材の記事作りますね。

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まとめ

いかがでしたか?

みなさんすでにお持ちのものもあるかもしれません。

魚屋に限らす商売にはいろんな誘惑というか煽りがあります。

それがマスコミなんかでキレイな言葉でまとめられていると思わずやってもいいんじゃないかと思うことがあります。

もちろんそれぞれの企業さん、店舗さんで理念というかこうありたいというものをお持ちのはずです。

それに従ってやるのが大事なことだと思います。

ただ、実際に不要なもの必要のないものに時間やお金をかけるのは本当に無駄なことだと思います。

そのためにも自分たちの目指すところというものをしっかり持って、そして確かな情報をもとに判断されるべきだと思います。

そういった意味でこの「さかなのさ」でも本音のところというか実情を正確にお伝えして行けたらいいなと思います。

長文ご精読ありがとうございました。

今回はこれにて終了とさせていただきます。

<終わり>

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