柳ばちめの美味しさは格別です。
独特な模様がありますが赤色をしているので売場でも目立つ存在です。
年間通して常時入荷する魚の一つです。
4〜5月が最盛期。特に5月のGW明けはかなり相場も安くなります。
赤い色をしているので売り場が華やかにしてくれるのも魅力の一つです。
刺身、寿司はもちろんのこと塩焼き、煮付けどんな料理にしてもおいしい魚です!
柳ばちめの基本情報
分類 | スズキ目メバル科メバル属 |
名称 | 柳ばちめ |
別名・地方名 | ウスメバル、オキメバル |
英語名 | Goldeye rockfish |
学名 | Sebastes thompsoni(Jordan and Hubbs,1925) |
分布 | 海水魚 水深100mほどの岩礁に体を斜めにしてプカプカういている。 |
主な漁法 | 釣り 底曳漁 |
備考 | ・ウスメバルといった方が一般的かも ・通常3kgの箱に入って流通している。 ・発色がよいものはとてもキレイに見える |
柳ばちめは5月が旬の春魚
5月くらいが旬になります。
メバルということなので目が張るように大きいです。
魚体がコロコロになります。
見た目にもおいしそうに見える魚です。
柳ばちめは塩焼きがイチオシ
どんな料理にしてもおいしいが特にお刺身・カルパッチョがおすすめです。
身が硬いので特に刺身がおいしく感じる魚。
刺身、寿司、塩焼きは本当においしい。
なんといっても塩焼きが一番人気な魚です!
小さいサイズは煮付けにするといいです。
柳ばちめは大きなサイズがオススメ
買える地域は限られていますが日本海側ならどこでも手に入ると思います。
大きなサイズといってもある程度で大きさは止まるので1尾千円以内で十分買えます。
小さいサイズで仕入値k500からと思っています。
刺身になるサイズはk1300くらいが仕入値だと売りやすいです。
柳ばちめは対面で売る
大きなサイズは対面でバラ売りすると見栄えがします。
魚屋らしくていいですね。
6入りの大きなサイズが市場価格でk 1,000〜1,300円ほど小売価格では680円ほどだと売りやすくなります。
最近はなかなかないですね。k2,000くらい平気でしています。(2022年11月)
金沢では能登輪島でとれる柳ばちめがおすすめです。
※震災後入荷ありません。
甘鯛と比較すると柳ばちめの方が比較的安い魚です。
特に大きなサイズが売れるようになるとその店は信頼されているということになります。
輪島、福井、青森の品物がいいです。
刺身は姿造りにチャレンジしてください。
柳ばちめとアニサキス
衝撃的なニュースが入りました。
残念なニュースが2021年5月に報じられたのです。
リッキーもこの話を聞くまで経験したことなかったことですし、業界的にも激震が走ったのは事実です。
そのニュースがこれ!↓ ↓ ↓
イオンで買った刺身で“食中毒”…食べた40代男性の胃から『アニサキス』魚介類売場を営業停止に
石川テレビHPより 元記事既に削除されています。
柳バチメでアニサキス被害は非常に珍しいです。
ただ、結局食物連鎖の中にある以上あり得るということです。
アニサキスは身の中にいたりするのでお店としても見つけにくいことがあると思います。
実際被害にあわれたかたからすると激痛が走るほどのつらさということなのでこういう処置もやむを得ないのかとも思います。
ただ、販売責任あるとはいえ営業停止まで必要でしょうか?ちょっと厳しいように思います。
いずれにしても生で魚を食べるということはどんな魚にもリスクもあるんだということは頭に入れておく必要あると思います。
最後に
のど黒より安い魚になりますが身がしっかりしているという個性があって個人的には好きな魚です。
必ず対面に置いておきたい魚です。
洋風和風中華どんな料理にも使えるのでポテンシャルは非常に大きいです。
後々はこの柳ばちめで YouTube動画を作ろうと思っています。
参考サイト ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑
<終わり>
身がシコシコして本当に美味しいと思える魚です。