生の鮭の切身がスーパーに売っています。
冷凍解凍された鮭よりもおいしくて食べたら違うというのが一般の人でもわかります。
ちゃんと表示もされてはいますがあまり意識して買っている人も少ないかもしれません。
今回は生の鮭と冷凍解凍の違いとオススメの鮭を紹介したいと思います。
スーパーの売場事情 鮭をどういった視点で見ているか
例えば6月の今の時期ですと北海道・三陸産の生銀鮭(養殖)が売り場にたくさん並んでいます。
やっぱり冷凍をかけてない鮭の方がおいしいのでお店は値段さえ合えば生の鮭の方を置こうとします。
ただスーパーマーケットもそんなに種類は置けないので通常は1種類か2種類くらいだと思います。
担当者からすると生の鮭は切るのも楽なので好んで使おうとします。
ただどうしても少し値段が高くなるので安売りをしようとすると冷凍解凍の鮭も必要になります。
なのでお店によっては冷凍解凍の鮭しか置いていない店もあります。
なのでお客さんも選択する必要が出てくるのです。
生鮭はやっぱり美味しい!
やっぱり生の鮭はどんな料理にも合うので本当においしい魚だと思います。
焼いた後のやわらかさというか食べた時のふんわり感が違います。
ジューシーで脂のおいしさを感じます。
これが生の鮭の特徴です。
ただお客さんにとってはいろいろな鮭の種類があってどれが選んだらいいか迷いますよね。
季節によって鮭の種類も変わっていたりするのでなおさらだと思います。
今回は初心者にもわかりやすくスーパーでお馴染みの5つの鮭をセレクトして重点的に解説しますね!
おいしい生鮭セレクト5
早速おいしさを基準に見ていきましょう!
まずはおいしさでトップクラスなのが生アトランティックサーモンです。
生アトランティックサーモン
![アトランティックサーモン](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/07/name_822C68A2-9DE6-4C85-BD68-A110D1F4006B_1_105_c.jpg)
ノルウェーから空輸で運ぶチルド流通の鮭です。
最近は高くなったのであまり置いてある店は少なくなりました。
少し前はスーパーマーケットでもよく並んでいました。
今は生サーモンのお寿司で見かけるくらいです。
刺身にも切身にもなります。
脂ののりは最高でブラックペッパーをふって風にしたり、バター焼きにしたりとっても美味しいです。
刺身もとってもおいしいです。鮭の王様です。
![サーモンアボガド](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/07/name_358B23A5-D172-46C7-89F3-E4CCBC8550CB_1_105_c-1.jpg)
2位 生紅鮭
![ベニサケ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/08/name_EC9389EA-7E5A-4741-BB9F-A67CE16A598D_1_105_c.jpg)
こちらは地域限定になるかもしれません。
この生の紅鮭もおいしさでいうとトップクラスです。
身が真っ赤で見るからに美味しそうな色をした鮭です。
甘塩の紅鮭も売っていたりしますが生紅鮭もさらにおいしい鮭です。
ただ流通量が少ないのでなかなか現地以外の地域では見ることはできません。
見つけたら是非食べてみてください。
下の写真は冷凍解凍ですが紅鮭の色合いはこんな感じです。生は艶々しています。
![シオベニサケ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/08/name_DD9EBF04-306D-4050-9C3B-513C42358E06_1_105_c.jpg)
3位 生トラウトサーモン(養殖)
![トラウトサーモン](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/08/name_06D29BE1-81BE-4080-A252-A6958AB82CB8_1_105_c.jpg)
トラウトはオレンジ色の身がキレイな鮭です。
脂も程よくのっておいしいものです。
ただロシアウクライナ戦争契機に搬入が減り去年よりgでいうと100円度アップしました。
生もありましたが最近はめっきり見かけなくなりました。
回転寿司では一番人気のネタはこのトラウトサーモンです。
>>年配者がサーモンの刺身を嫌う理由【子供には大人気!】〜さかなのさ
![トラウトサーモン](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/09/4BB0CE13-9ED3-4C23-9600-317C6C7BFAEE_1_105_c.jpg)
このトラウトサーモンも全国各地で養殖されています。
有名なところでは能登の西海サーモンや福井サーモンがトラウトです。
>>西海サーモン 能登のご当地サーモンはこれ! 5月の魚介類 〜さかなのさ
全国各地で養殖もされて地域おこしに役に立っている側面があります。
ただ温度が低くないいけないので5月後半に無理やり出荷してしまうことがあります。
なので5月後半までしか流通しません。
4位 生銀鮭(養殖)
![銀鮭](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/08/name_18A95BA3-68B4-4361-9A2D-A1382C9EEC16_1_105_c.jpg)
どちらかというと大衆魚的な鮭です。
トラウトサーモンほど脂はなく春から夏にかけて売られる生の鮭です。
夏場の鮭というイメージです。
比較的安価ですが最近は結構高騰してなかなか特売がかけにくい状況です。
でも生なのでおいしいので売れてはいます。
三陸方面の生銀鮭はフィレ状態で流通します。
宮城三陸方面などで盛んに養殖されています。
この銀鮭の養殖もご当地鮭として地域名のブランドが流通しています。
境港サーモンがこの銀鮭で養殖しています。
5位 生秋鮭(白鮭)
![銀鮭の輪切り](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2022/09/FC457B10-AB48-4874-9FBB-5964B245F83E_1_105_c.jpg)
鮭の基本はやっぱり天然のこの鮭です。
秋旬の鮭。
秋口に産卵のために川に登る8月ごろからお店には入荷します。
9月前半ごろ最盛期を迎え、冬のあいだスーパーの店頭にところ狭しと並べれられます。
鍋用の鮭はこの鮭です。
特売の対象にもなったりして価格訴求品ですが相場に左右されやすいです。
12月初旬くらいまでスーパーの売場に並びます。
スーパーで扱う鮭の一年の流れ 年間スケジュール
切身用の鮭の売場展開 を年間でまとめてみました。
全国各地でこのような感じで鮭が並びます。
地域によっては入荷しない場合もあり得ます。
参考にしてみてください。
鮮魚関係の方はこちらをご覧ください。
ご存知かと思いますが念のための確認です!
まとめ
季節によってスーパーの店頭に並ぶ鮭は変わります。
やっぱりアトランティックサーモンのおいしさはナンバー1だと思います。
その分鮭の中で一番高いですが、焼いてよし刺身でよしです。
余裕のあるときは迷わずこの鮭を選びたいです!
もう少し紅鮭が流通するといいんですがこればかりはしょうがないですね。
トラウトサーモンと銀鮭は価格的には似ていますがトラウトサーモンの皮目には虹色の帯線があります。脂も若干多いです。銀鮭は脂があまりないほうがよいというご年配に好まれます。
主婦のみなさんはこの5種類は最低覚えてほしいです。
<終わり>
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