鮭の切身は鮮魚売場にとっては非常に重要です。
売上ボリュームも結構あるだけでなく、その赤い身は売場を華やかに活気付けてくれます。
また、鮭は塩焼き、煮付け、フライ、バター焼き、ホイル焼きなどどんな料理にも合うということで非常に需要の大きい切身といえます。
毎年同じような展開になっているはずですが改めて思い返すとあれっ!いつから切り替えたらよかったかななんて忘れていたりします。
今回健忘録を兼ねてまた確認の意味をこめて年間スケジュールを組んでみました。
今時であれば物流事情もよくなっているので全国的にも同じような流れになるのではないかと思いますが若干地域によって違うところがあるかもしれません。
あくまでメインとなる鮭についてのスケジュールです。
よかったら参考にしてみてください。
鮭の切身の流れ 年間スケジュール
スーパーで扱うメインの鮭の切身がどのように切り替わるかみていきましょう。
1月・・・チリ産銀鮭(解凍)
2月・・・チリ産銀鮭(解凍)
3月・・・チリ産銀鮭(解凍) → 三陸産生銀鮭(チルド) ※中旬新物まだ高い
4月・・・三陸産生銀鮭(チルド)
5月・・・三陸産生銀鮭(チルド)
6月・・・三陸産生銀鮭(チルド)
7月・・・三陸産生銀鮭(チルド)
8月・・・三陸産生銀鮭(チルド) → 北海道産生秋鮭
9月・・・北海道産生秋鮭(チルド)
10月・・・北海道産生秋鮭(チルド)
11月・・・三陸産生秋鮭(チルド)
12月・・・三陸産生秋鮭(チルド) → 産銀鮭(解凍)
こんな風に切身の鮭は変わっていきます。
余裕があれば他の鮭も!
時に時鮭や鮭児と夏場のさけや本マスなども差し込めるのかもしれません。
ただ一般的にはこの形になると思います。
それと同時並行して高級志向の店ではノルウェー産の生アトランティックサーモンが切身で一年通じて取り扱われるという形になります。
また安いということでチリ産銀鮭(解凍)を年間通じて出すところもあります
ちょっと確認!鮭のウロコはとった方がいいの?
ここでちょっと確認です。
みなさんは鮭のウロコをとってますか?
昔はウロコのまま焼いていたりしましたが、今の時代はやはりウロコもとった方がいいようです。
詳しくはこちら↓を。
まとめ
経験をもとに簡単に書いてみました。
なかなかこういった資料に出会えません。
その意味でも今回はとても貴重なものとして有効にご利用ください。
実際おろして解説した記事はほとんど皆無に近いとおもいいます。
こどんな時期にどんな海藻類が入るかお楽しみです!
機会があればぜひ検討してみましょう。
<終わり>
コメントを残す