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水蛸(ミズダコ)の売り方【プロの攻略法】攻める鮮魚売場の作り方

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タコといえば真蛸(マダコ)が有名ですが、この水蛸(ミズダコ)の扱う機会も多いです。

ただミズダコ自体どんなタコか知らなかったり、マダコとの違いがわからないという人もいると思います。

ただこのミズダコを使いこなせれば大きな売上を上げることも可能なので、知らないままにしておくのはもったいないということです。

今回はこのミズダコの販売方法を深堀していきたいと思います。

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ミズダコの特性

ミズダコは主に北海道に生息している中〜大型のタコ。

足の間にヒレがあるのが特徴でそれを使って上手に移動する。

大型になるのでマダコに比べると比較的値段も安い。

ミズダコの生息域

ミズダコの生息域は北海道など東北以北の海

寒い海を好むのでアラスカやカナダにも生息する。

ミズダコの流通状況

ミズダコは市場でラウンド(丸)のまま発泡スチロール箱に入れられて並ぶ。

皮を剥いた足だけでも流通している。

ボイル加工された商品も多数。

冷凍の足一本売りの場合が多い。

ミズダコの相場状況

ミズダコは大型化するのでキログラム単価はマダコほど高くはない。

ただ大きいのでそれなりの総額になる。

安いから使うというお店も多い。

押さえておきたい商品

ミズダコの商品や加工品は思っている以上に多いです。

それぞれ見ていきましょう。

酢ダコ

なんといってもミズダコ商品で有名なのが「酢だこ」。

北海道産の酢ダコは年末に迎春用の商材として超重要。

有色赤色を使う地域と無着色を使う地域がある。

年々価格が上昇している商材の一つ。

ボイル刺身用足

ミズダコの足を一本ごと切り分けた商品。

塩茹でまたは蒸し。

主に寿司ネタに使われることが多い。

自らスライスして使う。

技術が必要になるがその分安い。

生タコ足(皮剥き)

生のタコ足を皮を剥いた商品。

チルド流通。

フレッシュな刺身や寿司で使用。

値段は高めだが店では重宝する。

タコスライス

ミズダコの足を既にスライスしてある商品。

生もあればボイルでもある。

ほとんど冷凍流通。

20枚、50枚ほど入れられてパックで流通する。

使いやすいので最近は使用するところ多い。

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ミズダコの味

もちろん個体差もあるが味、旨味はマダコに劣る

少し水っぽさもある。

ただ生を塩茹でしたものはやはりおいしい。

販売のポイント

ミズダコの魅力はそれなりの味と値段の安さ。

理想は対面で一度見せるとお客さんも喜ぶ。

実際売るのは下調理して1本足に切り分けて販売するとよい。

基本儲かる魚介類ではある。

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まとめ

マダコばかりでなくミズダコも扱えるようにしておきたい。

理想を言えば生を自店で茹でて(蒸して)販売できれば確実にファンが広がる。

このミズダコを攻略して売上のみならず利益改善も図ってほしいです。

<終わり>

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リッキー
鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー 30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。 なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。 一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。 すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。 有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属